紺野和也選手 ✕ 安部柊斗選手 ✕ 中村帆高選手 鼎談

INTERVIEW2022.2.17

紺野和也選手 ✕ 安部柊斗選手 ✕ 中村帆高選手 鼎談

――2022シーズンの開幕に向けてそれぞれ3年目となる今年にかける想いを聞かせてください。

中村選手
今シーズンからアルベル監督が就任して新体制となり、昨シーズンからチームのサッカースタイルが変わった状況ですが、試合に多く絡んで、得点にも絡みたいです。その上でアシストも含め、数字にこだわるシーズンにしていきたいです。

紺野選手
昨シーズンは怪我で試合に出られない時期が続いたので、今シーズンはまず怪我をせずにシーズンを通して戦い続けたいです。その中でアルベル監督のサッカースタイルをみんなで理解して、チームに浸透させて良いサッカーをファン・サポーターに見せていきたいです。

安部選手
3人とも勝負のシーズンになると思うので、みんな結果が欲しいと思うし、自分自身も昨シーズンは1アシストしかできていないのでゴールとアシストという目に見える結果を残して、チームの中心選手となるシーズンにしていきたいです。


――2022シーズンの開幕に向けてのチーム状況はどう感じていますか。

安部選手
それぞれのポジションで周りに要求すること、要求されることが昨シーズンと大きく違う中で手ごたえがつかめている部分もあれば、まだまだの部分もあって、実際にシーズンが始まってから色々とまた課題が出てくるかなと思います。特にサイドバックは難しいと思います。

中村選手
対戦相手のフォーメーションによっても立ち位置やタイミングが変わってくるから、毎回出てくる課題も違って、どこまで自分を出していいのか。(苦笑)。これから徐々に自分を出していきながら、より戦術理解を高めていきたいです。

紺野選手
サイドハーフはやることが明確で、試合を重ねるごとに守備のスイッチの入れ方も分かってきました。一方で、チーム全体で完成度を高めていくという点では、もう少し課題が残っているかなと思います。


――監督からはどのようなことを求められていますか。

安部選手
中盤は運動量がかなり大事なポジションで、監督からも求められています。自分の長所でもあるので最大限生かしたいですね。と同時に、あとはボールポゼッションに参加するところの立ち位置は難しいんですけど、自分がやらないとボールが回らないから、そこでどれだけパスをもらいに顔を出せるか、というころを求められていると思います。

中村選手
サイドバックは難しい選択をするな、ですかね。簡単な選択肢と難しい選択肢があればリスクの少ない簡単な選択肢を求められています。そこからどうやって攻撃に絡んでいくか、自分の良さを発揮していくか、はこれから試合を通して出していければと思います。

紺野選手
攻撃の選手はドリブルの仕掛けと守備の迫力、裏への抜け出しが特に求められていますね。共通して明確なメッセージがあるので、そこを個人として高めていきたいです。


――同じ学年の大卒同期として意識していることはありますか。

安部選手
3人とも高い意識でサッカーに取り組めているなと思います。トレーニング前に一番早く来てストレッチしたり準備をしているので、自分もやらなきゃいけないなと改めて思わせてくれる存在ですが、同期だからという訳ではないです(笑)。
大学の時に自分とコンちゃん(紺野和也選手)は同じキャンプに参加して同じタイミングでオファーをもらったから、「一緒に頑張ろうぜ」っていう感じの話はしていましたが、帆高はいきなり決まったよね。

中村選手
一回も練習に参加していない中で、練習試合の前に契約書にサインして練習試合に出たかな。柊斗も知らなかったよね。

安部選手
しばらく小平で練習参加している時期だったから、同じ大学なのに、小平に帆高が練習参加で初めて来たときに知ったね(笑)。


――2022シーズン開幕に向けた意気込みはいかがですか。

安部選手
2022シーズンの開幕戦が多摩川クラシコなので、注目を集める中で新しいFC東京を見せられるように、日々やってきていることを出したいです。その中でもちろんめざすところは勝点3なので、勝利して良いスタートを切りたいです。

中村選手
それぞれの立場でやれることを100%やるだけなので、そこは試合に出ているか出ていないかに限らず、チームのために戦って勝利に貢献したいです。

紺野選手
自分の役割を100%全うしてチームの勝利に貢献したいですし、いきなり週末から水曜と5連戦になるので、チーム一丸となって戦っていきたいと思います。



鼎談日:2022年2月16日