INTERVIEW2022.3.17

波多野豪選手インタビュー

Q、磐田戦は良いパフォーマンスを見せられたと思いますが、試合を振り返ってどうですか。
A、映像も振り返って見ましたが、まだまだ課題はたくさんあります。後半、1回止めて、続けて2回目を止めたシーンがありましたが、その前に味方を動かすことでピンチ自体を無くすことができたと思っています。自分のセービングだけではなくて、今後はそういうところを意識してやっていかなければいけないと思います。

Q、その2本連続のセービングを振り返ってもらえますか?
A、コースを消しながら間合いを詰めました。ただ、あの止め方は僕の理想通りでは無いという感覚があります。もっと違う止め方をすれば、コーナーキックにならずマイボールにできたし、まだまだ理想通りのパフォーマンスはできていないと思っています。そこはもっとトレーニングしていかなければなりません。

Q、プレシーズンも含めて、非常にコンディションが良いように見えますが、自身の感覚ではいかがですか。
A、コンディションは良いです。キャンプから良いトレーニングを積めていると思うので、いつでも試合に出られる準備はできていますし、児玉選手、スウォビィク選手と高いレベルで競争ができていると思うので、2人に負けないようにもっとコンディションを上げていきたいです。ゴールキーパーというポジションは、急にチャンスが来るポジションだと思うので、常に試合に出る準備をし続けていかなければいけないと思っています。


Q、スウォビィク選手も素晴らしいパフォーマンスを見せていますが、それを見ると燃えてくる部分もありますか。
A、そういう感覚もありますが、1年目の時から林選手がずっとハイパフォーマンスで試合に出ているのを見ていて、今もその状況とは変わりません。ただ、昨シーズン試合に出場させてもらって、今シーズンは出られていないというところに対しては、もちろん悔しさもありますし、自分は、FC東京のゴールマウスを守れる存在で常にありたいと思うので、負けずにやっていきたいと思います。

Q、チャンスを掴んだ時に、自分がピッチで果たさなければいけない役割はなんだと思いますか。
A、ビルドアップの部分に関しては、自信を持ってプレーできているので、僕が持った時に良いリズムを生むことができればと思っています。コーチングの部分でも、もっと具体的な指示を出して、味方を動かせるようにしたいと思います。

Q、アルベル監督になってゴールキーパーに求められている部分は今までと違っていると思いますが、ここまでそこに対しては、どういう取り組みをしてきていますか。
A、求められている部分はシンプルなことだと思っています。なので、難しく考えずにプレーできていますし、ポゼッションの部分でゴールキーパーが目立ったことをしてしまうとチームのリズムが崩れてしまうので、チームがうまく循環することを考えています。

Q、今試合に飢えている状況だと思いますが、アピールを続けていきたいですね。
A、試合に出て自分を表現していきたいという想いは持っているので、それを練習から常に出して、その気持ちが伝わるようなプレーを見せたいと思います。