キャンプ3日目は、温暖な気温のなかでスタート。塚川孝輝選手が昨晩からチームに合流しました。
今日は午前の練習から戦術的なメニューに取り組みました。
グリッドのなかでボールを相手から失わないようにポゼッションをし、サイドに流してクロスボールをあげてフィニッシュまで持ち込む練習では、クロスボールに対する入り方やクロスボール自体の精度、ポゼッションでボールを失わないことを意識して取り組んでいました。
練習後も各自自主練習で足りない部分を補っています。
午後の練習は、ゲーム形式でのトレーニングです。
アルベル監督が細かく指示を出しながら、みんなで共通理解を深めていきます。
新加入選手もミーティングを重ねながら、選手同士でコミュニケーションを積極的に取って、東京のスタイルを着実に身につけはじめています。
疲労がたまり始めてきていますが、良い準備ができています。
まだ始まったばかりですが、ポジション争いなどチーム内の勝負はすでに始まっています。
明日からも引き続きチームでひとつになって頑張っていきます。
キャンプ3日目は木村誠二選手のインタビューをお届けします。
Q、キャンプ3日目ですがコンディションはいかがですか。
A、コンディションはすごく良いです。体はだいぶ仕上がっていると思います。
Q、センターバックはポジション争いが熾烈ですね。
A、みんな経験もあり、実力もしっかりありますし、良い選手ばかりなのですが、それでも自分が持っている力を出せばチャンスがないわけではないと思います。練習から常に集中力を切らさずにプレーしていればどこかでチャンスは来ると思うので、それに向けて頑張りたいです。
Q、このキャンプを通してどんなことを意識して練習に取り組みますか。
A、パスのズレやトラップのズレなどの簡単なミスを限りなくゼロにしていこうと思っています。
Q、身体能力や対人の強さは持ち味だと思います。
A、身体能力は自信がありますし通用するのは分かっているので、常に最大の力を発揮できる体づくりとコンディショニング調整はしっかり継続してやっていきたいと思います。
Q、気持ちの部分では年代別の代表にも呼ばれ、自信も芽生えてきていると思います。
A、プロになって1年目、2年目に比べるとメンタルも安定してきて戦えるようになっていますし、そこは気持ちの浮き沈みがないようにやっていきたいです。
Q、木村選手にとって楽しさと不安はどちらが大きいですか。
A、不安よりもこれからが楽しみです。
Q、昨シーズンの途中に東京に戻ってきて、これまでと一番違うやり方はどこでしょうか。
A、ボールを大事にするというところは変わったと感じます。元々大事にしていなかったわけではないのですが、より丁寧にボールを失わないところはかなり意識が変わっていると思います。
Q、アルベル監督が求めるサッカーも理解できているなかで今回のキャンプを迎えました。
A、キャンプ中にも練習試合があるので、そこで少しでも長く出場できるように、みんな思っていることは同じだと思うのですが、キャンプ中にスタメンを奪えれば1番良いですし、ただそれができなかったとしてもキャンプを通して良いパフォーマンスを続けられるように、怪我なくやり切りたいです。