2023 2nd CAMP INTERVIEW DAY5

INTERVIEW2023.2.04

2023 2nd CAMP INTERVIEW DAY5

【選手コメント】
<森重真人選手>

Q、今日でキャンプも打ち上げとなりました。あらためて振り返ってください。
A、自分たちのやるべきことが明確になったと思います。自分たちの弱さや課題をしっかりと認識できたので、1シーズンを通して突き詰めていくことが大切になります。

Q、2日に実施したツエーゲン金沢との試合では反省の言葉が多かった印象です。その点を踏まえたからこそ、今日は相手を圧倒できたということでしょうか。
A、どのような試合でも勝たないといけないですし、言い訳を探すのではなく、どのような環境でも、自分たちがどのような状況でも常に笛が鳴った瞬間から勝利をめざさないといけません。その点は、金沢との試合で自分たちの弱さがあったと認識しているので、今日はその反省を生かしてできたと思います。

Q、気付きも含めて、充実したキャンプだったのではないですか。
A、試合をたくさんできて、出てきた課題に対してみんなで取り組むことができました。みんなが意欲的に、監督がめざしている方向性に取り組み、プラスアルファも求めてやれたので良いキャンプでした。

Q、開幕まであと2週間ですが、どのようなことを積み上げていきたいですか。
A、より自分たちに厳しく取り組むことですね。


<中村帆高選手>

Q、守備面で手応えはいかがでしたか。
A、チームとしては結果として最初の15分でボールを持たれる時間がありましたが、そこで焦れずに守ることができました。そして、自分たちの形で点をとれて良かったです。確かに結果的には守備の面を固くすることを念頭に自分はプレーしていましたが、逆サイドの破壊力に比べるとまだ僕のサイドはイマイチだったので、良い材料として東京に持ち帰りたいと思います。

Q、攻撃の部分が今後に向けた反省として残ったということですか。
A、良い反省ということです。自分が内側に入ってビルドアップに関わる部分であったり、ワイドに張った時の関わりであったり、少しずつ捉えてきているところではありますが、自分のサイドではいき切れませんでした。映像を見て、もう一度勉強したいと思います。

Q、相手に押し切られる前に落ち着いてセンターバックを使うなど、ビルドアップは悪くなかった印象です。
A、上手くこなそうとは思っていないので、適切な位置に立って、適切なタイミングではたいてスペースに出ていくこと。そうして相手の目線を変えたり、遊びのパスが入ることでサイドが空いてくるので、どんどんやることで感覚をつかむしかないと思っています。つなぎのためのつなぎではなく、ゴールをとることがつなぐことの目的なので、ウイングを生かして厚みを持った攻撃を作ることがめざしている形です。そうした先を見据えながら取り組んでいきたいです。

Q、キャンプ全体の振り返りをお願いします。
A、感覚的にも良くなってきていますし、小泉選手や仲川選手のような新加入の選手がいるので、その特徴をしっかりと把握できてきています。関係性という部分でもよく話すことができています。あとは、強烈な個があるので、それをどれだけ活かせるかです。そこも映像を見て振り返っていきたいです。

Q、今日の試合を踏まえ、この1週間、チームとしての積み上げはできましたか。
A、難しい時間帯で押し込まれてしまったり、もっとゴールを決められるチャンスが自分にもありながら、最後のとどめを刺し切れないところがありました。後半の中盤あたりで相手にフレッシュな選手が入ってきた時に、勢いや圧力を受けてしまったことは個人的に反省しています。そういう時にこそチームとしてどこに立ち返るのか、ということを確認したいと思います。


<ディエゴ オリヴェイラ選手>

Q、コンディションはいかがですか。
A、今、痛みがない中でプレーできていることは、私にとっては非常にうれしいことです。その中でキャンプも最終日でしたが、個人的にもチームとしても良い形で仕上がってきています。みなさんの知っているディエゴが戻ってくると思っています。

Q、J1リーグの相手に今日のような試合ができると手応えを感じられるのではないですか。
A、相手が広島ということで、素晴らしいチームです。いつも彼らとの試合が難しい内容になることはみなさんも分かっていると思います。その中でも、私たちは良いプレーができて、うれしく思っています。ただ、今日はあくまで練習試合で公式戦とは違います。今私たちが考えているのは、開幕戦で浦和と良い試合ができることです。

Q、開幕まで残り2週間です。どのようなことを積み上げたいですか。
A、2週間の中で厳しい練習を積んで、良い状態にありますので、開幕に向けて準備を進めていきたいと思います。

Q、チームとして崩す形ができている手応えがありますか。
A、私たちは良い形で練習と実戦を重ねてきていて、だんだんコンビネーションができてきていると思っています。その中で、チームのスタイルは試合を重ねるごとにもっと良くなっていくと感じています。

Q、ペロッチ選手がディエゴ選手のサポートに感謝していました。
A、私も来日した頃を思い出します。彼と同じような歳の頃にやってきて、ブラジル人を中心に色々な方々に助けてもらいながら日本サッカーに馴染んでいくことができました。ペロッチ選手は非常にクオリティが高い選手ですが、私が助けられるところもあると思いますし、彼が少しでも早く日本サッカーに馴染めるようにサポートしたいと思います。


<松木玖生選手>

Q、今日の試合、チーム全体として振り返っていかがでしたか。
A、強度は90分をとおしてすごく高かったですし、後ろから上手く声をかけてくれて、前からプレスを継続できたことが要因だと思います。シーズンをとおしてこの強度を継続していけたらと思います。

Q、開幕まで2週間となりました。
A、まだまだスタメンは決まっていませんし、自分も残りの期間でアピールしていきたいです。

Q、昨シーズンは1年目から試合に出場して、2年目は自分のプレーが出せれば試合に絡んでいけるという感触でしょうか。
A、結果が求められていると思います。やれる、という自信があるので、継続して取り組んでいきたいです。

Q、チームとしては、「もう1点」というのが合言葉になっていますが、その浸透はいかがですか。
A、昨シーズンよりすごく意識が高くなっていますし、点を多くとりながら無失点で終わるということを心掛けてプレーしていますので、自分もそこに貢献したいと思います。

Q、2日のツエーゲン金沢との練習試合について、チーム全体が非常に厳しく受け止めていました。今日の試合は、その反省が活きましたか。
A、今日は絶対に前からプレスにいこうと言っていましたし、広島はマンツーマンでついてくるタイプの守備なので、それに負けないように切り替えのベースの部分を大事にして、ゴールにつなげていこうと入りました。前半はうまく立ち上がりに入ることができて、そこからゴールを決めることができたので、良い収穫だと思います。

Q、アルベル監督は、今シーズンは勝者のメンタリティをチームに植え付けたいと話していました。勝にこだわることをどのように捉えていますか。
A、昨シーズンも同じような話もありましたが、今シーズンはより全員が意識的にやっている印象です。やはり負けたくないですし、東京をより良いチームにしていくために個人のレベルアップが必要だと思います。自分も貢献できるようにしたいです。

Q、チームへの期待、自分への期待は高まっていますか。
A、それはもう高まっていますよ(笑)。


<野澤零温選手>

Q、試合を振り返ってください。
A、サイドで1対1だったので、そのまま縦に仕掛けて、ファーに向けて決めた形でした。スピードが持ち味なので、緩急をつけながら瞬発力を活かして初速で差をつけました。蹴る瞬間から入るな、と分かるくらい感触が良かったので、気持ちが良かったです。

Q、1次キャンプは合流まで時間がかかりましたが、2次キャンプでの取り組みはどうでしたか。
A、復帰するのが遅くなってしまったのでしょうがないですが、悔しかったです。宮崎キャンプでの最初の練習試合には出られなくて悔しくて、今日の試合もメンバー表を見たら出場時間が限られていました。想定よりも短くなるだろうなと思っていた中で、実際に短い時間になりましたが、自分としてはやるしかないと思っていましたし、アピールしてやりたいと強い気持ちを持って試合に入りました。自分の特徴である得点力は、個人的にはこのチームで通用すると感じていますし、今日はその証明になったと思います。

Q、結果を出していくことが道を開いていくと思います。
A、自分は実績も数字も残せていなくて、このチームではゼロからのスタートでした。その点では積み重ねていくしかないと思っていますし、不安もなく楽しみでしかありません。積み重ねていけば、それが出場時間や数字に表れていくと思うので、自分自身としてもワクワクしていて自信もあります。

Q、これからアピールする場で、どのようなプレーを見せていきたいですか。
A、J1でもトップレベルのタレントが揃っているチームの中で、自分の存在意義というのは、自分の特徴である得点力や初速という部分です。似たようなタイプはいないですし、永井謙佑選手(現名古屋グランパス)が空けた席を譲りたくない気持ちが強いです。結果で証明したり、数字の部分だけではなくディフェンスや背後への抜け出しで起点になるなどアピールポイントはたくさんあると思います。それでも一番は数字だと思います。練習試合からもしっかり積み重ねて、自分の存在意義を示していきたいです。

Q、怪我で出遅れたぶん、他の選手よりもギラギラ感が出ているように見えます。今後の巻き返しに強く影響しそうですね。
A、自分の中ではすごくギラギラしていますし、一番下からのスタートなので、自分がポジションを奪ってやろうという気持ちがあります。沖縄キャンプの最終日で実戦に復帰して、小平での練習試合にも出場しましたがパフォーマンスが上がらなくて、すごく悔しい気持ちがありました。今日がいつもと違うわけではないですが、ギラギラ感が自分の中にあり、それが今日の試合につながったと思います。

Q、キャンプでは、練習試合も含めてある程度全員がフラットに近い状態からスタートする部分があると思うのですが。
A、昨シーズン在籍したSC相模原でも同じような状況で、自分は一番下からのスタートだと思っています。今の実力だと外れるのは当然だと思いながらやっていました。ただ、当然と思っているものを巻き返すために、腐らずにやり続けていきたいです。自分は諦めの悪い男なので、しっかりと結果を出して「お帰り」と言ってもらえるようにやっていきたいです。