ブログアーカイブ
【前野陽生】自分にとってのヒーロー2020.11.12

日に日に気温が下がり、東京も乾燥注意報が出る季節となってきました。
前回の8月にもスタッフ日記に書きましたが、今年の冬は例年とは違う冬になりそうです。
何においてもまずは「自分のカラダ」を大事にして日々の生活をお過ごしください。
そして「相手を思いやるこころ」も大事にしたいですね。

昨日の勝利で連敗を脱出しましたが、まだまだリーグ戦は厳しく、苦しい展開となっております。
これからも1試合1試合を大事に戦って、1つでも上の順位を目指して、チームとして戦っていきます。

11月10日(火)に、長谷川健太監督 契約更新のお知らせがありました。


長谷川健太監督は、私にとってヒーローです。
私が小学生のころ、清水東高校でプレーしていて、その見事なボールさばきに私はテレビの前に釘付けでした。
(当時、テレビでサッカーを観ることができると言えば、正月の高校選手権か三菱ダイヤモンドサッカーぐらいでした…)

1994年アメリカワールドカップ・アジア地区最終予選のイラク戦(ドーハの悲劇)では、結果的には点にはなりませんでしたが、クロスバーに当たる強烈なシュートが印象的でした(その後、日本の先制点につながる)。

そして今、私は小学生のころの「ヒーロー」だった人と一緒に仕事をしています。
小学生当時、とても考えつかない、思いもつかないことが現実になっています。

昨年の4月ごろ、ホームゲーム運営中、試合終了後に長谷川監督とすれ違い(お疲れさまでした!と私は言いました)その後、自分の仕事をしていたのですが、長谷川監督はわざわざ私の仕事を待ってくれて、私に対して勝利の握手を求めてくれました。
私はそのころ、体調を崩していましたが、これほどこころ強い握手はなく、これをきっかけに少しずつ体調を戻していきました。

小学生のころの「ヒーロー」に私は助けていただきました。

そして小学生の「将来のヒーロー」となるFC東京の選手たちが本日、オンラインではありますが、狛江市立狛江第三小学校へ訪問いたしました。


この事業は、2008年からスタートし今年で13回目となりますが、狛江市では初の小学校訪問となります。
オンラインで登場した、三田選手、矢島選手、品田選手はこどもたちの質問に対して丁寧にそして真摯に答えていました。

毎回思うのですが、東京の選手たちはこどもたちに対し、まじめに正面から接するのでいつも素晴らしいと感じています。
私は、小学校訪問に数多くかかわってきましたが、ずっと続けてきて良かったと思っています。

いつかきっとこの授業が、授業を受けたこどもたちの人生に何かしらの影響があって、こどもたちが素敵な人生を過ごすことができれば、訪問した意義も大きいものとなると思っております。

社会連携推進部 前野 陽生


当サイトに掲載されている文章、写真、映像等の無断借用、転載は禁止いたします。