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《FC東京U-23・長澤徹監督会見要旨 》

「まず、福島県Jヴィレッジスタジアムでのホームゲームということで、私自身も久しぶりにこのJヴィレッジに来た。震災からの復興、そして福島県は先日の台風19号の影響が大きかったと聞いている。そういった状況の中で今日のゲームが開催できたことに感謝すると同時に、今後もクラブとしても復興が前に進むように何ができるかを考え、行動していきたい。今日の試合も意味のある開催になったのではないかと感じている。

試合の方は簡単に言うと、前半良し、後半はノッキングした展開となった。特に後半は前線と後ろの準備のタイミングが合わずに、ボールを前線に入れることができなかった。原因は疲労、そして選手同士の距離感。距離感については状況に応じて動けば変わるものの、立っている時間のほうが長かったように思う。そういった状況でも存在感を示していくのがこのJ3に参戦している意義だと思っている。

16歳の安田はここまで6試合に出場し、ボールスピードにも慣れ、果敢に前にボールを運ぼうとプレーしていたし、途中出場の小林里駆も堂々とプレーしていたところは、停滞した試合展開のなかでも可能性を感じた。また、前半から品田、宮崎、中村らも何とかJ1に絡んでいこうという気持ちを感じた。昨日はJ1でアルトゥール シルバが結果を出し、重要な時間帯で内田が交代で出場した。U-23でこれまで出場していた選手がJ1に出場し、結果を出すということが、J1の優勝に向けて勢いになっていくと思う。J3でもインテンシティを高く残りの試合を戦っていきたい。」