INTERVIEW2022.2.14

小川諒也選手インタビュー

Q、いよいよ開幕まで1週間を切りました。
A、沖縄から帰ってきて東京は寒いです(笑)。 めざしているサッカーはやはり難しいですが、徐々に理解は進んでいるというか、監督が意図しているサッカーに近づいているのではないかと思います。

Q、チーム全体としてめざすサッカーのイメージは共有でき始めていますか。
A、自分たちがピッチでプレーしながら、こうした方がいいと思う部分もありますし、自分たちで考えながらプレーしつつ、新しく入ってきた選手もいますし、コンビネーションは深まっていると思います。

Q、今までのスタイルだと前にスピードアップしていたシーンでも、周りから声がかかってスローダウンすることもあるのでしょうか。
A、昨シーズンはシチュエーションに関わらず前にボールを送ることが多かったですが、今は状況によって使い分けています。早く攻められるときは早く攻めますし、ボールロストしないようにしっかり繋ぐときは繋ぎます。その使い分けをする判断は重要だと思っています。無理に前にいくということはないですが、攻められるときのチャンスは見逃さないようにしています。ディフェンスラインの裏への1本のパスで点が取れるならそれはそれで良いですが、それを簡単にやらせてくれる相手はいないので、だからこそ自分たちがボールを支配してリズムをつくって、相手を前に引き出してからの背後(へのパス)のように工夫したサッカーをしていきたいと思います。

Q、使い分けにおけるチームの意識の統一はどうしているのでしょうか。
A、声がけと全員の意識付けだと思います。試合をしていくうちに行けるタイミングと行けないタイミングというのが共通認識になってくると思うので、完成度というか判断の精度は高まっていくと思います。

Q、開幕の対戦相手は川崎Fです。意識することはありますか。
A、昨シーズンの優勝チームですし、いずれどこかでは対戦するので、早めに対戦するのもいいんじゃないですか。向こうも新しい選手が入ってきましたし、移籍した選手もいますし、完成度が決して完璧というわけではないと思います。リスペクトはしますが、恐れることなく、まずは自分たちがめざしているサッカーを表現できるようにしたいと思います。