INTERVIEW2022.2.24

渡邊凌磨選手インタビュー

Q、開幕戦を終え全体を振り返ってみていかがでしたか。
A、序盤は、ばたついた印象をみんな持っていると思いますが、僕の中では想定内でした。そこに関して反省が必要な部分は正直ありません。上手くいかない時間帯の後に自分たちのサッカーが徐々に出来るようになり、前半から後半につなげられたので試合全体的に悲観するところはなかったと思います。

Q、最初の15分はある程度上手くいかないのは想定内で耐えなければいけない感覚でしたか。
A、最初は絶対上手くいかないと思っていました。経験上ですが、新しいサッカーをやるにあたっては、初戦というのは最初の時間帯は上手くいかないのが普通だと思います。自分たちは今シーズンから新しいことをやっているので、上手くいかないのが当たり前だと思います。

Q、チーム内でコミュニケーションをとる中で、修正のポイントは攻撃と守備のどちらでしたか。
A、僕は守備のところのほうが多かったです。あまり守備が上手くいっていなかったので、そこの修正は意識していました。

Q、最終ラインでボールを回す時間帯からリズムが良くなったように見えましたが、そこはスムーズに出来た手応えはありますか。
A、自分たちが目指しているテンポやスピードだったかというと…リズムを作るところまでいけたと言えるのか…、本来めざしたいのはもっと先のクオリティですが、今の時点で判断するのであればスムーズに出来たかなと思っています。

Q、サイドバックでのプレーは練習試合でも積んできたと思いますが感覚的にはいけるなという手応えは得られましたか。
A、川崎フロンターレが相手だったので、もっとやっていかなければならないところもありますが、もう少し自分の中で確認しないといけないことがあると思います。試合の中で、アクシデントなどで急遽サイドバックで起用されることはありましたが、最初からサイドバックで起用されて試合に挑んだのは初めてだったかなと思います。上手くいかず周りに守備で負担をかける部分もあると思っていました。そこはこれから練習を積んで成長していければと思います。

Q、攻撃の部分での手応えはいかがですか。
A、守備とは違って、攻撃が出来なかったら自分がピッチにいる意味がないと思うので、そこはやらないといけないと思っています。

Q、良い手応えを持って次に向かうと思いますが、自分たちのサッカーを表現しつつ結果も残したいです。
A、そもそもの考えとして、結果を残すために東京が選んだのがこのサッカーだと思っています。結果は出なかったけど上手くいっているから良い、はこれ(開幕戦)で終わりだと思います。これからは内容の良いサッカーをするだけでなく勝ちにこだわっていく必要があります。良いサッカーをしても負けては意味がないので、まずは勝つことを第一に考えながら、そのために自分たちのスタイルを出すことを忘れてはいけないと思います。