2/22 渡邊凌磨選手インタビュー

INTERVIEW2023.2.22

2/22 渡邊凌磨選手インタビュー

Q、開幕の浦和戦に向け、個人的にはどのような準備をして臨みましたか。
A、開幕戦に向けて特別な準備はしていないです。ベンチにいる時は、途中から試合に出場した時に自分に何ができるかを考えながら見ていました。

Q、前半は浦和のペースでした。試合の流れを途中出場で変えるために何がポイントだと考えていましたか。
A、前線にボールが入った際に、前向きの選手が作れていませんでした。自分の中では、中盤との距離を近づけながらボールを受けることを考えていました。僕が出場した時には、展開が変わっていたのでボールを奪うこと、相手の右サイドの攻撃を抑えることを意識しました。

Q、後半は複数の選手が連動し、組織的な攻撃ができていたと思います。
A、良い時間帯に連動した動きができるだけではなく、悪い時間帯でも同じようにできるように突き詰めていかなければいけないと思っています。僕らの時間帯でできるのは当たり前だと思います。相手が主導権を握っている時間帯に連動した動きができていないことが多いですし、後半の良い状況であってもできていない場面がありました。僕としては、良かったとはあまり思っていないですし、改善が必要だと思います。

Q、次節に向けて、ご自身の気持ちはいかがですか。
A、得点を取りに行くところは、今シーズン常にやっていきたいと思っていますし、チームを勝たせられるようにすることを考えています。どんな形で出場したとしても、活躍できるように改善していこうと思っています。良くも悪くも試合に出れば、課題をクリアするために必要なことが出てくると思っているので、もちろんチームが勝つことが1番ですが、自分のすべきことを前面に押し出していきたいです。

Q、スタメン争いについてはどう思いますか。自分の中で刺激がありますか。
A、刺激はありますし、昨シーズンも日々の練習から集中していなかったわけではないですが、もっとやらないといけない想いや欲がすごくあります。出場できないことで、気持ちが大きく変わることはなかったですし、出られてなくてもやれることはあると思います。色々な面で今はすごく充実していると感じていますし、自分をさらに引き上げる方向に作用しています。

Q、開幕戦ではチームとして表現したかったことが出し切れず、これから改善していきたいということでしょうか。
A、拮抗した展開でどれだけボールを握れるか、どれだけやりたいことができるかがリーグ戦を戦う中ですごく大事になると思っています。たまたま点を取ることができて、自分たちのペースになっていくことは、どのチームでもあることだと思います。相手のペースになっている時に、全く何もできなかった場面があったので、改善は必要だと思います。我慢強く守れたのはありますが、もっとボールの失い方や、攻撃の仕方はもっとあるかと思います。

Q、メンタル的な要素が多いのでしょうか。攻守においてチームの中でできていることも増えていると思います。
A、もちろん開幕戦ということもありますし、お互いインテンシティが高いなかで試合をしていましたが、自分を含めて簡単なミスは減らしていかなければいけないと思います。ひとつ、ふたつ減るだけで、また違った流れになると思いますし、そこを突き詰める必要があると改めて思いました。

Q、スタメンではない中で、悔しい気持ちがあったと思いますが、それが良い方向に作用しましたか。
A、昨シーズン、途中から出場して得点を決めたことがなく、どんな状況でも得点を決めることを課題にしてきました。以前もお話しさせていただいたと思いますが、そういうところで変わっていく自分を表現することがすごく楽しく感じています。

Q、チームのファーストゴールが決まった瞬間はいかがでしたか。
A、2点目もほとんどオウンゴールですけどね。電光掲示板を見て名前が表示されていたので良かったですし、運も良かったと思います。

Q、チームもご自身も継続していくことを大事にされているなかで、アウェイ柏戦に対してはいかがですか。
A、昨シーズンの良いイメージが残っています。それ以上のプレーを出すことができれば勝つことができるのではないかと思っています。

Q、昨シーズンのアウェイ柏戦は、内容に関してもベストに近い試合でしたか。
A、失点も多かったですが、大量得点することができましたし、得点の形もきれいな形でしたので良いイメージがあります。

Q、後半の頭から出場して、流れを引き寄せるプレーが期待されていたと思います。
A、なるべくボールに関わるプレーを意識しようと思っていました。僕が思っていたのは、苦しい時間帯の中で苦しい場所でボールを受ける選手が1人必要だと思いました。ボールが来なくても立っているだけで状況が変わることもありますし、そういった動きが足りなかったと思います。3人、4人に囲まれている中、ボールを受けるだけで相手の守備の仕方も変わるので、何かを変化させたいと思って試合を見ていました。

Q、キャンプでは1日1日を大切にしていきたいと語っていましたが、ここまでの期間の過ごし方はいかがですか。
A、昨シーズンも練習が楽しかったですし、今も続いていますが、自分のできること、やらなければいけないことが明確になり、何をしなければいけないのかがはっきりしていることが、すごく気持ち良くサッカーができていることにつながっています。もやもやした気持ちもないですし、やるべきことがはっきりしていると感じています。

Q、もっとチームを引っ張っていきたい気持ちも強いですか。
A、まだまだ、自分のことしか考えられていないこともありますが、徐々にチームのことを考えながらプレーや行動の選択ができるように、人として少しずつ変わっていきたいと思いながら色々と考えています。