3/24 松木玖生選手インタビュー

INTERVIEW2023.3.24

3/24 松木玖生選手インタビュー

Q、U-20日本代表はいかがでしたか。
A、U-20ワールドカップが懸かった試合で勝利し、出場権を獲得できたことは良かったです。準決勝でイラクに勝てなかったことは、課題として残りましたが、全体を通して良い経験になりました。

Q、悔しさが残る大会となりましたか。
A、悔しさは全員あると思います。この悔しさをピッチ上で晴らすことができるのは、U-20ワールドカップの舞台だけです。世界に行ったら個人のプレーレベルが重要になると思います。パワーアップして大会に臨んでいきたいと思います。

Q、キャプテンとして活動していました。良い経験になりましたか。
A、高校時代もキャプテをしていたので、その時と変わらずにやっていました。チームをまとめるなかで、優勝に導くことができなかったことは凄く悔しいです。U-20ワールドカップで、再びキャプテンを任されることがあれば、U-20日本代表を引っ張っていけるように頑張りたいです。

Q、キャプテンとしてどんなことを意識してU-20日本代表の活動をしていましたか。
A、ピッチ上では、自分のプレーに集中することを意識していました。キャプテンだからということではなく、選手全員をしっかり観察し、接すること。それが大事だと思います。

Q、試合を見ていて凄く責任感が伝わってきました。
A、自分を含めてU-20日本代表選手の全員に責任感があると思います。日本を背負っている以上、最後まで諦めないプレーを全員でやっていました。最後はPKで負けてしまいましたが、次は勝てるようにしないといけないと思いました。

Q、チームの後輩である熊田選手についてはいかがでしたか。
A、大会の得点王を取っているように、多くの得点を取りチームを勝たせてくれて助かりました。熊田選手の良さを元々知っています。トップ下とトップの関係で組む回数が多く、良さを引き出せるようなポジショニングを意識してプレーしていました。

Q、チームの若手選手も松木選手に刺激を受けていると思います。
A、特に名前を挙げるとすれば、俵積田晃太選手がリーグ戦で印象的なプレーをしています。俵積田選手以外にも今シーズンから加入した若い選手がいるなかで、自分は昨シーズンでは自由にプレーさせてもらいました。自分もまだまだ若手ですが、1年目の選手に自由にプレーさせることを意識しています。自分が若手を引っ張っていけば、自ずとチームも強くなってくると思います。意識して若手の選手をサポートしていきたいです。

Q、松木選手がいない期間で中盤の戦力が手薄になり厳しい状況がありました。
A、自分がいないからではないと思います。安部柊斗選手、渡邊凌磨選手が怪我をしてしまい、そのタイミングで自分がいなかっただけです。中盤の人数が少ないなか、メンバーも入れ替えることができない状態が続いていました。ルヴァンカップから出場する機会があれば、チームに良い影響を与えられるようにプレーしていきたいです。

Q、久しぶりの代表活動だったと思いますが、大会を通じて意識の変化はありましたか。
A、このような経験はなかなかできません。U-20ワールドカップの本戦出場が懸かった試合でしたので、いつも以上に気合いが入っていました。負けてはいけないという責任感が芽生えてきていたので、難しい戦いでしたが、出場権を獲れたことは一つの収穫として良かったです。

Q、新たに芽生えた気持ちはありますか。
A、キャプテンを任され、東京でも遜色なくやっていましたが、よりリーダーシップや、自分のプレーでチームを勝たせる経験ができました。そこを東京でもうまく活かしていきたいです。

Q、佐藤龍之介選手はどういう存在ですか。これから期待したいことは何ですか。
A、佐藤選手も自分に似たタイプだと思っています。あの年齢で物怖じせず、自分のプレーをしっかり出せるのは凄く良いことだと思います。自分もまだ若手なので、あまり言えることはないですけど、順調に成長すれば良いと思います。

Q、16歳の松木選手はどのようなことを意識していましたか。
A、16歳の時は佐藤選手のように、余裕はありませんでした。ひたすらボールを追いかけていたので佐藤選手は凄いと思います。

Q、声をかけたりはしますか。
A、試合が始まる前に連絡しました。試合も実際に観ましたが、良いプレーをしていたので良かったと思います。

Q、ここから東京に戻ってきてどのようなプレーを見せたいですか。
A、より結果が求められてくると思います。しっかり自分と向き合い、常に良いプレーをファン・サポーターのみなさんに見せたいです。

Q、チームが勝利に飢えていると思います。松木選手が帰ってきたことはプラスになると思います。
A、目の前の試合に勝つことだけに集中し、よりチームが良い方向に向けるようにやっていきたいです。

Q、5月にはU-20ワールドカップがあります。それまでにどのようなことを積み上げていきたいですか。
A、やはり得点力です。今回のアジアカップを通して、非常に個人のレベルの高さが必要になると思いました。しっかり結果を残していけるようにやっていきたいです。

Q、WBCはご覧になりましたか。
A、全部は見ていません。優勝しましたね。同じアスリートとして、スポーツは人の心を動かし魅了できることを野球界が証明してくれたと感じました。次はサッカー界が盛り上げていけるように自分を含めてやっていきたいです。

Q、ペッパーミルパフォーマンスも大会中に見られました。
A、流行りに乗ろうと思っていました。菊地選手(清水エスパルス)がやろうと言い始めました。そういった面でもチームとして凄くまとまりがありました。

Q、世界に向けてチャレンジしていきたいことは何ですか。
A、更にレベルアップしないと、世界では勝てないと思います。今回、アジアの国々と対戦して感じることができました。自分がさらにレベルアップできるように東京で結果を残していきたいです。