練習試合後のリカバリーとコンディション調整を経て、本日は2部練習を実施。選手たちには各セッションにおいて高い強度と素早い判断力が求められました。
ボールポゼッションの練習では、サイドから攻撃をどのように組み立てるかを確認。ディフェンス側の選手たちの素早いチェックをうまくかいくぐり、ピッチをワイドに使った攻撃にフォーカスしました。
その後は実戦形式のトレーニングを実施。自陣後方からのビルドアップ、パスの狙いどころをクラモフスキー監督自らボールを動かし、指導するシーンも。チームとして狙いとする崩し、高い位置でボールを奪うために全体でどのように連動性を持つかを確認しました。
午後のトレーニングでは、このキャンプ期間中、特に重点を置いているセットプレーに取り組みました。攻撃側は供給されるボールに対してどのようにゴール前で合わせるか。一方で守備側は、相手に自由を与えないように、どのようにセットするかを入念に確認しました。
練習後は、味の素株式会社様に栄養講習会を開催していただき、アミノバイタルをはじめとした各商品を練習や試合の前後のどのようなタイミングで摂取するべきかをはじめ、高いパフォーマンスを維持するためのポイントをお話しいただきました。
練習終了後、33番 俵積田晃太選手にインタビューを行いました。
Q、今回のキャンプでは、どのような点に重きを置いてプレーしていますか。
A、キャンプが始まってから順調に進んでいることを実感しています。最後の局面で重要になるクロスやシュートの精度を高めることに重点を置いていますし、自主練習でも課題をクリアできるように意識して取り組んでいます。そうした積み重ねの結果が練習試合のFC琉球戦にも表れたと思っています。今回のキャンプでは、全ての能力をレベルアップさせることが重要だと感じていますし、プレーのクオリティをここからさらに高めていきたいです。
Q、琉球戦では2ゴールと多くの収穫があったと思います。
A、右サイドからのクロスにうまく合わせることができたゴールだったと思います。どちらの得点もチームとして奪うことができた感覚があります。良い形でゴールを奪えたことは嬉しいですし、次は個人技で状況を打開し、得点に繋げていきたいと思います。
Q、荒木遼太郎選手との連携から生まれた2ゴールでした。相性の良さが窺えます。
A、荒木選手とはプレーの相性がとても良く、プレーのなかでコミュニケーションもとることができています。良いタイミングでパスを送ってくれるので、僕自身としてもやりやすさを感じています。
Q、遠藤渓太選手や小柏剛選手も加入し、ポジション争いも熱が高まっていますが、リーグ開幕に向けてどう進めていきますか。
A、自分自身に矢印を向けて、チームのためにプレーしていきたいですし、ポジション争いについても負けるつもりは一切ないので、シーズン開幕から試合に出場することができるように頑張っていきたいと思います。