キャンプも10日目を迎え、本日で国頭村でのキャンプも最終日となりました。午後に移動を控えていたこともあり、この日は午前中に軽めのトレーニングを実施しました。
冒頭に行ったのは、ゲーム形式のアイスブレイク。コーチの指示に合わせた動きで、頭と身体の連動性を養いました。
その後は、二手に分かれてシュートとゴール前の攻防にフォーカスしたトレーニングを実施。
シュートのトレーニングでは、ゴール前で必要になる瞬時の判断力と決定力が求められ、ハーフコートで行ったゴール前の攻防のトレーニングでは、昨シーズンよりピーター クラモフスキー監督が強く求める球際の強さを出し、同時にピッチを広く使ってゲームを組み立てる形の完成度を高めました。
全体練習終了後には、沖縄・国頭キャンプでお世話になった、かいぎんフィールド国頭の施設のみなさんをはじめ、宿泊先のスタッフのみなさん、国頭村の関係者のみなさんと記念写真の撮影を行いました。あらためて、国頭キャンプをサポートいただいたみなさん、ありがとうございました。
練習終了後、7番 松木玖生選手にインタビューを行いました。
Q、本日で沖縄・国頭キャンプが終了しました。一次キャンプの手ごたえを教えてください。
A、攻撃、守備、セットプレー、それぞれのカテゴリーを細かくチーム全体で共有できたことで、良い基盤を作ることができたと思います。
Q、昨シーズンからチームとして積み重ねてきたものに対して、精度を高める、磨きをかける練習が多いように感じました。
A、新たに加入した選手たちもいますし、特長のある選手が東京には揃っていると思います。クラモフスキー監督が就任して2シーズン目を迎えますが、チームとして表現したいサッカーに対しての各選手の理解度が高まっているように感じますし、チームとして良い選手が揃っているので、良いチーム作りができている実感があります。
Q、23日にはFC琉球との練習試合もありました。一次キャンプの成果をどれくらいピッチで表現できましたか。
A、チーム全体として前線のスペースを共有することをクラモフスキー監督からは求められています。琉球戦はその点において、うまくできていたと思います。ゴール決定率についても、多くのゴールが生まれました。失点については課題が残りますが、チームとして無失点の試合をいかに増やしていくかが重要だと思っています。課題として挙がった部分は、二次キャンプ、三次キャンプでしっかりと修正していきたいと思います。
Q、練習試合では、松木選手自身が、昨シーズンより高い位置でプレーする回数も多く見られました。
A、得点を求められていると思っています。前線の選手4名で得点を奪えるチームをクラモフスキー監督も志向しているので、そこに対して貢献していきたいです。
Q、キャンプも残り1週間となりました。どのような点を高めてリーグ開幕に向けて進んでいきたいですか。
A、練習試合も控えていますし、非常に楽しみです。攻撃の部分と相手のプレスに対してどのようなポジションをとってボールを回すのかを確認したいと思います。沖縄・国頭キャンプでは、セットプレーのトレーニングを多く行いました。練習の成果を結果に繋げていきたいと思います。