COLUMN2022.4.28

4/29 G大阪戦 MATCH PREVIEW

前節は名古屋グランパスに引き分け、リーグ戦では3試合連続でスコアレスドローが続く。だが、アルベル監督は「FC東京は勝利をめざしてプレーしています。東京も私も臆病者ではありません」と言い切り、守りを固めた結果ではないことを強調した。

ボールを保持し、試合をコントロールしていても、勝利するにはゴールが必要だ。今シーズンから取り組むポジショナルプレーを真の意味で確立するためには、意図的にボールを動かす崩しの局面から、着実にゴールを奪える選手が求められている。

今節の対戦相手は、今シーズンから片野坂知宏監督が就任したガンバ大阪。昨シーズン13位と苦しんだ名門の再建を託された指揮官は「強いガンバを取り戻す」と意気込み、試行錯誤を続けている。両チームともに、自信を持って自分たちが取り組むサッカーを表現できるかどうかが問われる一戦となるだろう。

13年前の2009シーズン、青赤のユニフォームを身につけた石川直宏クラブコミュニケーターは聖地・国立でのシーズン初得点を契機に、年間15得点を挙げる活躍を披露した。今節、同じ国立競技場から東京の新たなヒーローが生まれる瞬間を期待したい。

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