2023 2nd CAMP REPORT&INTERVIEW<br />
DAY4 森重真人

INTERVIEW2023.2.03

2023 2nd CAMP REPORT&INTERVIEW
DAY4 森重真人

快晴が続いていた宮崎ですが、今日は空が厚い雲に覆われる天候。それでも、昨日に続いて多くの方に練習見学にお越しいただきました。


本日は、昨日の練習試合と明日の練習試合の中日ということもあり、比較的軽いメニューで調整を行いました。

主にピッチを広く使ってフィニッシュまで持ち込む練習とセットプレーの確認を実施。翌日の練習試合を意識し、実戦的なメニューに取り組みました。


終始リラックスした雰囲気の中でも、練習中は一つひとつのプレーにこだわり、ミスがあれば選手間で檄が飛ぶなど、チームで高いクオリティを求め合う姿が見られました。

明日の試合では沖縄と宮崎で実施したキャンプでの積み上げを発揮し、開幕に向けた貴重な実戦の場にします。

合計で21日間行った今シーズンのキャンプ。森重真人キャプテンにキャンプ全体の振り返りをしてもらいました。


Q、明日はキャンプ最後の練習試合がありますが、チームの成長度、個人の調整具合はいかがでしょうか。
A、個人的にも順調にきていますし、チームとしても試合を行うごとに課題を見つけ、それを解決していく繰り返しをしています。その作業を少しでも高いレベルでやっていきたいです。

Q、アルベル監督は、ボールを握り、試合を支配することが重要だとおっしゃっています。キャンプを通して完成度は昨シーズンよりも高まっていますか。
A、ボールを握ること以外にも、ゴールを取ることも重要になるので、まだまだやるべきことはたくさんあると思っています。

Q、ゴールを取らなければいけないとおっしゃっていましたが、キャンプでも最後の質を高めるトレーニングを多く実施していました。
A、試合では点を取るのか、取られるのかが重要になります。今はチャンスを作れていても点を取りきれないシーンが多くあり、そこは意識次第で改善できると思うので、意識を高く持ってやっていきたいと思います。僕自身、やることは変わりませんが、より精度の高いパスを高い位置から出せれば、攻撃にとってもより良い状況になると思います。

Q、新加入選手を含め、選手を固定せずに多くの組み合わせを試しながら試合や練習を続けていますが、チームにはどのような効果が出ていますか。
A、ポジション争いがあるなかで、選手同士がポジションを勝ち取るために良い練習ができています。レベルの高い練習ができれば、自然とレベルの高い試合ができることにも繋がると思うので、良いことだと思っています。

Q、若手選手とコミュニケーションを多くとっている印象がありますが、何か意識していることはありますか。
A、1シーズンを通して結果を残すにはチーム全員の力が必要です。昨シーズンに活躍した松木玖生選手のように、若手の中から新しい戦力が出てくることはチームとして成長するうえで不可欠なことだと思うので、若手選手たちがやりやすい環境づくりを心掛けています。

Q、開幕に向けて残りの期間でどのような準備をしていきますか。
A、より細かい部分の積み上げとゴールを取り続けることにこだわってやっていきたいと思います。

Q、今シーズンの目標をお願いします。
A、リーグ優勝のために、一戦必勝で目の前の試合に全員でどれだけ集中できるかだと思うので、1試合1試合を大切にしていきたいと思います。