4/9 湘南戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

INTERVIEW2023.4.09

4/9 湘南戦 MATCH REVIEW & INTERVIEW

<マッチレビュー>
リーグのサガン鳥栖戦、ルヴァンカップのガンバ大阪戦とアウェイでの2試合をノーゴールで敗れた東京。流れを変えたい重要な一戦は、ホーム味の素スタジアムに帰還して、湘南ベルマーレと対戦した。

開幕直後から怪我人が続いていた東京だが、今日は中村帆高選手が復帰してスタメンに名を連ね、安部柊斗選手が開幕戦以来のメンバー入りを果たした。また、第2節で負傷した渡邊凌磨選手も復帰。チーム戦術上も個人戦術上も重要なキーパーソンが戻り、4月に入り連勝して調子を上げている湘南を迎え撃つ。

1stHALF—仲川と松木の連携から仲川が先制点をマーク

序盤から持ち味を存分に発揮したのは東京。球際に寄せるスピード、強さで相手を上回り、セカンドボールを回収したあとはマイボールを丁寧につないで相手を自陣に押し込んでいく。

攻撃姿勢は立ち上がりから明白だった。前半1分、相手陣内ペナルティエリアから5メートルほど手前の位置で徳元悠平選手がボールを受けると、思い切って左足を強振。シュートはゴールキーパーの正面に収まったが、東京の意思表明のようなプレーだった。

相手の陣形をしっかりと見ながら、攻めるべきタイミングでは縦にスピードアップし、相手が整っているとみるや自陣でボールを動かしながらリズムを整えることを優先する東京。徐々に相手陣内でボールを持つ時間を増やし、フィニッシュで攻撃を終えるシーンを作っていく。

前半14分にはスルーパスに反応したディエゴ オリヴェイラ選手がゴール前で右足を振り抜くが、シュートは相手ゴールキーパーに阻まれた。

試合展開が膠着しはじめたかに思えた前半30分に試合が動く。右サイドから仲川輝人選手がドリブルで仕掛けながら中央にカットイン。斜めのパスを送ると、ペナルティエリア内で受けた松木玖生選手がドリブルで縦に持ち出しながら右足を振り抜く。一度は相手ゴールキーパーにブロックされたが、こぼれ球を拾った仲川選手がワントラップしてからボレーシュートを流し込んで東京が先制に成功した。


前半38分にはバイタルエリアを攻略されて決定的なシュートを打たれたシーンもあったが、ゴール左上隅に飛んだシュートはヤクブ スウォビィク選手が驚異的な反応で腕を伸ばしてゴールからかき出した。

前半の終盤は自陣で相手の攻撃を受けるシーンが増えたが、耐える場面では陣形をコンパクトにしながら、チーム全体でボールサイドに連動してスライドしながら対応。フィニッシュまで持ち込まれたものの、しっかりと球際にも寄せて自由にシュートを打たせずにリードを守ったままハーフタイムを迎える。

2ndHALF—一時逆転を許すもエンリケ弾で同点に

後半に入っても東京のリズムは変わらない。後半5分にはカウンターを仕掛けると、仲川選手がゴール正面の位置でボールを持ちだし、左側でサポートに入ってきた渡邊凌磨選手へ横パス。ワンタッチで合わせたシュートは惜しくも左ポストに阻まれた。

試合の流れをコントロールできていたかに思えたが、後半8分に自分たちのミスから相手に反撃の隙を与えてしまう。

自陣でのパスミスからゴール前に押し込まれて与えてしまったコーナーキック。ショートコーナーから同点に追いつかれると、後半14分には右サイドを攻略されてゴール前で押し込まれて逆転されてしまう。

追いかける立場になった東京は、後半18分に一気に3枚のカードを切る。仲川選手に代えてアダイウトン選手を、中村選手に代えて長友佑都選手を、東慶悟選手に代えて安部選手を投入。この交代がすぐに結果につながる。

後半20分、アダイウトン選手が中央を抜け出そうとしたところで倒されてフリーキックのチャンスを得ると、キッカーの松木選手は直接ゴール前には入れずに左サイドに張っていたアダイウトン選手を使う。相手のマークをワンフェイントで振り切ると、ゴール前に右足インスイングの鋭いクロスボールを入れる。打点の高さを見せたのはエンリケ トレヴィザン選手だった。競り合った相手選手よりも頭一つ高いジャンプでヘディングシュートを放つと、ボールはゴール左隅へと吸い込まれた。


同点で勢いに乗る東京をさらに勢いづけたのは長友選手。右サイドの高い位置で起点になると、粘り強く相手からボールを奪い取って東京ボールにするなど、気持ちの入ったプレーと声でチームを鼓舞する。

オープンな展開になってきた終盤は、お互いに攻撃に人数をかけて、守り切ってはカウンターを仕掛け合い、ゴールに迫るスリリングなシーンが続く。アディショナルタイムには東京がコーナーキックからのゴール前での混戦でチャンスを得るが、最後の決め手を欠いて2-2のドローでタイムアップを迎えた。

MATCH DETAILS
<FC東京>
STARTING Ⅺ
GKヤクブ スウォビィク
DF中村帆高(後半18分:長友佑都)/木本恭生/エンリケ トレヴィザン/徳元悠平
MF小泉慶/東慶悟(後半18分:安部柊斗)/松木玖生
FW仲川輝人(後半18分:アダイウトン)/ディエゴ オリヴェイラ/俵積田晃太(後半0分:渡邊凌磨)

SUBS
GK野澤大志ブランドン
DF森重真人
FW熊田直紀

GOAL
前半30分:仲川輝人/後半20分:エンリケ トレヴィザン

<湘南ベルマーレ>
STARTING Ⅺ
GK富居大樹
DF舘幸希/大岩一貴/杉岡大暉
MF石原広教(後半44分:岡本拓也)/タリク(後半36分:山田直輝)/永木亮太(後半0分:奥野耕平)/平岡大陽(後半44分:若月大和)/中野嘉大
FW町野修斗/阿部浩之(後半41分:鈴木章斗)

SUBS
GK馬渡洋樹
DF大野和成

GOAL
後半9分:杉岡大暉/後半14 分:タリク


[アルベル監督記者会見コメント]


Q、試合を振り返ってください。
A、パスやテクニックで試合を支配したい思いがありました。ですが、その点でチームとして苦しんでいるのが現状です。日々のトレーニングでは、その部分が良くなってきています。良い形でボールを繋ぐことはできていますが、それを具体的に試合で表現することに私たちは苦しんでいます。このクラブの監督として、私には将来に向けて何かを残したいという想いがあります。なぜならば、私が愛してやまないボールを大切に繋ぐスタイルは、チームやアカデミーの選手たちに対して多くのものをもたらしてくれると信じているからです。サッカーには様々なスタイルがあると思いますし、すべての戦い方をリスペクトしています。一部の選手がメンバーに名を連ねた時だけ機能するスタイルというのは、クラブに対して長期的に安定感のあるサッカーはもたらしてはくれません。一方で、先ほども話した通り、私の愛してやまないこのスタイルは、クラブに安定感のある成功をもたらしてくれることでしょう。ボールを大切にするスタイルをしっかりと表現できなければ、今日の試合のように苦しんでしまいます。

いくつかのところで、ビルドアップのミスから失点を招いてしまったことはとても残念です。渡邊選手が復帰し、後半からさらに良い形を生み出せていただけに、失点は残念でした。渡邊選手のシュートがポストを弾いたシーンもありました。彼の投入とともに、前半以上に後半の方が自信を持ってプレーしていた印象ですが、その後、短い時間でミスを重ね、失点を喫してしまったことは残念です。長友佑都選手、アダイウトン選手、安部柊斗選手を同時に投入したことで、違った良い形を生み出してくれました。選手たちが勝利にこだわる姿勢を最後まで見せたことには満足しています。私は明確なアイディアを持っています。昨シーズンは、より明確に、フレキシブルに対応しましたが、2年目の今シーズンも同じようなスタイルを展開していたら何も変えることはできません。ですから、日々のトレーニングでこだわり続け、細かな部分の修正を重ねていきたいと思います。そして、この苦しみをしっかりと乗り越え、このスタイルに適した若い選手たちが成長してくることにも期待しています。様々な部分が同時進行で良い方向に進むことによって、遠くない将来、私のめざすスタイルがこのクラブに浸透するとともに、様々な成功を遂げると思っています。

Q、3選手を同時に交代し、中盤の形を変えたように見えました。監督としてどのような狙いがありましたか。
A、3選手の交代によりチームとして機能しはじめたのは、メンタル面で刺激や影響があったからだと思います。例えば、アダイウトン選手を投入することで、相手チームに対して不安をもたらしたと思います。逆転された後でしたので、追いついて逆転しなければいけない状況でした。アダイウトン選手、安部柊斗選手は直線的にゴールに向かうことができる選手たちです。チーム全体がバラバラになることなく、ゴールに向かうことができるのであれば、私は強い意識でゴールに向かう選手を推しています。このクラブの将来を考えた時に、さらにこのスタイルを貫き、こだわり続けることが大切だと思っています。今日の試合では、中村選手、安部選手、渡邊選手が復帰しました。それぞれが長い期間戦線離脱していましたので、公式戦で今まで通りのプレーができるかというと、決してそうではありません。もう少し時間が必要になるでしょう。

ですが、我々の先制点を思い返してほしいです。プレーのスタート位置はゴールキーパーでした。あのようなゴールを生み出せるのであれば、あらためて選手たちを説得したいです。後ろから大切にボールを繋ぐことがチャンスを演出し、ゴールを生み出しました。分かりやすく、お手本になるような一連の流れでした。マンチェスターシティやFCバルセロナのようなお手本になるようなプレーでした。そのような先制点を作り出すことができましたし、我々が日々努力している証だと思います。ですが、その後のプレーでは、簡単にボールロストするシーンが目立ちました。そして、プレーのテンポが遅い時間帯も多々ありました。トレーニングでは上手く表現できるようになっていますが、それをしっかりと試合で表現するためにも、やり続けるしかありません。

ファン・サポーターのみなさんの不満や批判は監督である私にぶつけてください。ですが、このスタイルを進めることこそが、我々の道だと信じています。私のためだけに話をしているのではありません。アルビレックス新潟時代も同じようなことをしてきました。近い将来、みなさんもこのスタイルを進めることを理解してくれることでしょう。もちろん、ファン・サポーターのみなさんには、喜びを届けたいと思っています。ですが、私たちのサッカースタイルで成長を成し遂げなければ、クラブに安定感のある成功を生み出せません。みなさんにも分かっていただきたいのは、選手たちはピッチ上で表現しようと努力していることです。


[選手インタビュー]
<仲川輝人選手>


Q、先制点のシーンを振り返ってください。
A、松木玖生選手が、前を向き持ち出したので、シュートかクロスが来ると思い、いち早く反応できるように準備していました。ゴールキーパーが弾いたボールが、目の前に来たので、難しい態勢ではありましたが冷静に決めることができました。

Q、相手のプレスが激しく、かなり苦しめられたと思います。
A、人に対して強く守備に来るのが湘南ベルマーレの良さだと思います。逆に一人はがすことができればチャンスにつながるので、相手をはがす事が重要だと思っていました。相手も前半は勢いがあり、パスだけでは上手くはがせない部分があったので、個人としてはがすことを意識してプレーしていました。湘南のプレスも速く、強度も高いので難しいシーンもありましたが、1点目のように、大きく揺さぶりアタッキングサードに入る事を、チームとして増やしていければ、チャンスを作れる回数が多くなると感じています。

Q、今シーズン、個の力でチャンスを作る事が多いですが、チームとしての崩しはいかがですか。
A、ここ数試合、怪我人も多く、チームの状態があまり良くありませんでした。メンバーが入れ替わったことで、少しずつプレーにズレが生まれていました。キャンプの時はできていたプレーが、できなくなってしまっていましたが、怪我人が復帰し、ここからは十分な戦力で戦えると思っています。一人ひとりのクオリティは高いので、コンビネーションを磨き上げ、相手に脅威を与えていきたいです。

Q、今日は低い位置からドリブルで仕掛けるシーンが目立ちました。本来のポジションより低い位置でボールを受ける動きには、どのような意図がありましたか。
A、湘南は、前からプレスをかけ、はめてくるチームなので、木本恭生選手から中村帆高選手にパスが入った時に、パスコースがなくなってしまうシーンがありました。それを打開するためのワンツーであったり、右サイドに相手選手を集めてから左サイドのオープンなスペースに出すようなシーンを増やすことができれば、もっとチームに落ち着きをもたらせると思っていたので、少し下がった位置でポジショニングしていました。なるべく、帆高選手のところをサポートできればと考えていました。


<エンリケ トレヴィザン選手>


Q、チームを救う得点となりました。
A、ゴールを決められたことは個人的に嬉しかったです。しかし、今日の試合は勝つことができなかったのが残念です。

Q、先制しましたが、逆転されてしまいました。
A、1点取られた後に集中力を欠いてしまい、追加点を奪われてしまいました。そのなかでも、追いついた後は両チーム拮抗した試合内容となりました。

Q、難しい状況が続いています。現状から抜け出すためには何が必要だと思いますか。
A、私たちは常に勝つために試合をしています。そのなかで、勝利できていないことは残念です。怪我人も復帰してきてチームの状況も良くなってきているので、勝つために良い準備をしていきたいと思います。

Q、ビルドアップのミスから失点しました。
A、2失点については、集中力が欠けたことが要因です。ですから、修正するところは練習で修正し、次の試合に臨みたいと思います。

Q、来週のセレッソ大阪戦では「ブラジルフェスタ」が開催されます。ブラジル籍選手の活躍を期待しています。
A、東京もそうですが、日本は私たちブラジル人を非常に温かく迎え入れてくれます。私も3シーズン目となりますが、常に気持ちよく過ごすことができていますし、妻も非常に日本を気に入っています。ブラジルフェスタが実施されるということなので、私たちが活躍して勝ちたいと思います。


<渡邊凌磨選手>


Q、後半からの出場となりました。何を意識して試合に入りましたか。
A、前半は1対1の局面が多く見られ、結果として11対11の試合をしていました。そのような時にスペースに立ち、数的優位な状況を作りだすことが必要だと思ったので、それを意識して試合に臨みました。

Q、安部柊斗選手が出場してからは、チームに良い動きが出てきたと思います。
A、高い位置でボールを受けたり、相手選手の間にポジションを取ってくれるので、スペースを見つけやすくなり、僕も一つ高いポジションでボールを受ける事ができるようになりました。

Q、得点になりそうな惜しいシュートもありました。
A、あのシュートを決めることが出来ていれば、状況が変わっていたと思います。チームが上に行くには、あのようなシュートを決めなければいけないと思うので、もっと練習をしなければいけないと思います。

Q、ここ1ヵ月はチームを外から見ていたと思います。実際に今日の試合でピッチに立って感じたギャップはありましたか。
A、後半に数名の選手が交代でピッチに入ったことで、前半と後半の試合では明らかな違いがあったと思います。しっかりとチーム、選手として融合し、勝てる試合を見せていきたいと思います。

Q、復帰したことに安堵感はありますか。
A、もっと(思うようなプレーが)できないと思っていましたが、後半からという事もあり、いつも通りプレーができたと思っています。ただ、コンディションはまだまだ上がり切っていなくて身体が頭についてきていないので、引き続き調整をしていきます。

Q、チームの一員として、ここからどのようにしていきたいですか。
A、ホーム味の素スタジアムで復帰できたことは、すごく嬉しかったです。アウェイでも勝点を積み上げられるようにしていきたいと思います。

Q、開幕前には、苦しい時間に何が出来るかが重要になるとおっしゃっていました。今、打開するために何が必要になると思いますか。
A、今日は、勝っている状況で出場しました。もう一点取りたい状況でしたが、逆に失点をしてしまいました。結果的には2-2のスコアでしたが、僕が出場していた時間だけで見れば1-2で負けています。まずはチームを勝たせる事が最も重要だと思っているので、そこは反省しなければいけないと思います。チームの勝利の次に自分の課題に取り組んでいければと思います。まずは、チームを勝たせられる選手になるため、コンディションを整えて、今日の試合よりさらに良いパフォーマンスを見せていきたいと思います。


<安部柊斗選手>


Q、浦和戦で負傷してから久しぶりのリーグ戦だったと思います。
A、開幕戦ぶりの公式戦で、やっと戻って来ることができました。今日は、怪我なく終えることができたので良かったです。

Q、プレーをしてみた感触はいかがでしたか。
A、25分間くらいしか出場していませんが、体力的にきつかったので、練習からコンディションを上げていけるようにしていきます。ボールタッチや強度は自分なりにはできたと思いますが、もっとコンディションが上がっていけば強度の高いプレーができると思います。

Q、試合を振り返っていかがでしたか。
A、前半は上手くいかない時間帯が多くありましたが、一つのチャンスで先制点を取ることができました。ベンチで、森重選手ともあれだけ攻められても一回の良い形で点を取ることができると話していました。後半は、ミスから相手に流れを渡してしまったのでそういう部分をなくしていかないといけないですし、今後は勝ち切らないといけないと思います。

Q、1-2で逆転された直後の出場でしたが、アルベル監督からどんな指示をされましたか。
A、具体的な指示はありませんでしたが、昨日の練習中に試合に起用すると言われていましたし、その準備をしっかり行っていました。

Q、なかなか勝利がない状況をどう捉えていますか。
A、なかなか勝てない状況で、今日も勝てる内容の試合でした。凄く悔しいですが、切り替えるしかありません。次のセレッソ大阪戦に向けてチームで練習から強度を高くやっていきたいです。

Q、後半、ピッチに入った時にはどんなことを意識していましたか。
A、相手のアンカーが中心となりボールを回していたので、自分が浦和戦同様にトップ下の位置に入って、徹底し守備にいこうと意識していました。

Q、怪我をして外から見ていたチームと実際に試合に入ってみたチームの違いはいかがでしたか。
A、怪我をしている間は、なかなか勝利できずに苦しい状況が続いていました。自分が復帰してチームを何とかしたい気持ちがありました。もっと交代選手がチームの流れを変えられるようなプレーをしていかなければいけないと感じました。スタメン11人だけでなく、サブメンバーも含めて流れを変えて試合を決められるようなプレーをすることが大事になってくると思います。

Q、安部選手が試合に入ったことによってどんな変化がチームに生まれましたか。
A、自分が入ったことによりフォーメーションも変わりました。相手ディフェンスの間でボールを受け、アダイウトン選手にパスを出す場面もありました。渡邊選手も中に入ってボールを受ける選手なので、良い形でボールを循環させることができました。フレッシュな選手がどんどん入っていったことも要因だと思います。

Q、時間帯や相手の疲労度もあるかもしれないですが、トップ下に選手を置いた方がチームでボールが上手く回る印象があったのですがトップ下でプレーをしてみていかがでしたか。
A、縦横無尽に動けることが自分の特徴です。どこでも顔を出せるという部分では、トップ下は凄くプレーしやすいですし、後半はボールを回す展開を作ることができたと思います。フォーメーションにこだわらずに、中盤の選手が工夫してボールを回せるようにならないといけないと思います。

Q、攻撃面の評価はいかがでしたか。
A、もっと攻撃に関わりたかったです。自分の位置から相手の背後を狙うプレーも増やしていきたいです。そういうプレーを増やしていかないと相手の守備も崩れないと思いますし、相手陣地までいければチャンスは増えます。クロスを上げられなくても相手に当たればコーナーキックを取ることができるかもしれませんし、チームとしてももっと前進していけるように頑張りたいです。