松木玖生選手・熊田直紀選手<br />
FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023 U-20日本代表メンバー選出インタビュー

INTERVIEW2023.5.10

松木玖生選手・熊田直紀選手
FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023 U-20日本代表メンバー選出インタビュー

<松木玖生選手>


Q、U-20日本代表に選ばれた率直な思いを教えてください。
A、まずは、選出いただいたことを光栄に思います。日本を背負って戦うことになるので、しっかりとした、良い結果を日本に届けられるようにしたいと思っています。

Q、3月に行われたAFC U20アジアカップの収穫、課題を教えてください。
A、チームとしての力はとてもあったと思います。しっかりFIFA U-20ワールドカップで発揮したいと思っています。課題に関しては、セットプレーや立ち上がりの入り方に課題を感じました。本大会までにしっかりと修正していきたいと思います。

Q、本大会の開催地が、インドネシアからアルゼンチンに変わりましたが、アルゼンチンに対する印象や開催国が変わって感じたことはありますか。
A、実際、どの国で試合をしても変わりはないと思いますし、日本から見た地球の裏側でプレーすることは、なかなか経験できないことなので、良い経験と捉えて、チームとしてブレない気持ちで戦うことが一番重要だと思います。

Q、グループステージで対戦する3カ国の印象や警戒するポイントを教えてください。
A、3チームそれぞれの試合を見ていないので印象はまだ分かりませんが、本大会に出てくるに相応しいレベルのチーム、強いチームだと思っています。油断することなく、まずは一戦一戦、大切に戦っていきます。

Q、東京でともにプレーする熊田直紀選手も選出されました。
A、AFC U20アジアカップの時も、彼が得点王となる活躍でチームを助けてくれました。本大会も同じように、得点を取ってくれることを期待していますし、僕自身も彼を活かせるようなプレーをしていきたいと思います。

Q、熊田選手と一緒にアルベル監督とお話している場面もありました。
A、「まずは楽しんでこい」と言われましたし、一日でも長くアルゼンチンでプレーすることを期待しているよと言われました。


Q、引き続きチームキャプテンとして、大会に臨む可能性が大いにあると思いますが、リーダーとして自分の役割をどのように考えていますか。
A、キャプテンであろうがなかろうが、自分自身のやることは変わらないと思います。メンタル的な部分、勝負にこだわる姿勢は、自分が一番強いと思っています。AFC U20アジアカップで負けてしまった分、しっかり世界を相手に戦えるように、自分が先頭に立って、良いチームを作っていきたいと思います。

Q、世界を相手に楽しみにしていることはありますか。
A、すべてにおいて楽しみにしています。やはり楽しむうえで、勝利が一番求められてくると思います。内容が良くても、負けてしまうとダメなので、まずは一番に結果を求めて、その次に試合内容も重視していきたいと思います。

Q、どのようなプレーを見せたいですか。
A、普段通り変わらず、しっかり縦横無尽に走り、チームに一番貢献できるようなプレーを常に求めていきたいと思います。東京では結果を出せていないですが、こういった舞台でしっかり結果を出せるようにしていきたいと思います。

Q、アルベル監督は松木選手のメンタリティを評価しています。異なる環境で強い相手に対し、どのような気持ちで向かっていきますか。
A、普段と変わらないメンタルを保つことが大事だと思っています。ワールドカップのような大会で強い気持ちを持つのは当たり前だと思いますし、自分は常に1試合1試合に懸ける想いがとても強いので、環境や場所が変わったとしても、やることは変わりません。

Q、最後に、本大会の目標を個人とチームで教えてください。
A、チームとしての目標は冨樫剛一監督が掲げていた通り、世界一を獲ることですが、まずはグループステージを突破することが重要です。まずは、初戦に勝つことが一番大事ですし、個人としても、結果が求められると思っています。チームとしての結果を一番に考えつつ、個人としての結果も求めていきたいと思います。


<熊田直紀選手>


Q、シルバーカラーの短髪にして大幅イメージチェンジされましたね。
A、U-20ワールドカップを意識したわけではありません。髪を切ろうと思い、画像を見ていたら、気に入ったのでこのヘアスタイルにしました。

Q、あらためて、U-20日本代表に選ばれた今の気持ちをお聞かせください。
A、AFC U20アジアカップが終わって、チームに帰ってきた後、東京では結果を残せていませんでした。U-20ワールドカップでしっかり結果を残して、自分としても成長していきたいと思います。

Q、3月のAFC U20アジアカップで得た、収穫と課題はどういうところですか。
A、収穫は、ゴールへの気持ちやゴールを決める感覚を多く表現できたことです。課題については、守備面を言われることが多くあったので、守備も頑張りつつ、攻撃で自分の特長を発揮していきたいと思います。

Q、グループステージで対戦する各国の印象を教えてください。
A、アジア予選で戦った相手よりも、強くて速い相手が揃っている印象です。まずは、局面で負けないようにしたいですし、自分の強みとしているフィジカルを活かすことができれば、対等に戦えると思います。チームとして日本の上手さを表現して戦っていきたいと思います。

Q、松木玖生選手もU-20日本代表に選出されました。彼の存在は熊田選手にとって大きいですか。
A、大きいと思います。ピッチに入ったら、自分のこともしっかり見てプレーしてくれるので、大きな存在ですね。


Q、U-20日本代表の強みはどのようなところに感じていますか。
A、サイド攻撃が日本の武器だと思っています。個々で局面を打開できる選手がサイドに揃っているので、クロスから自分の強みとしているヘディングで得点を狙いたいです。

Q、この大会をどういうものにしたいですか。
A、まずはしっかり世界一をめざして、チームとしても、個人としても結果を残したいです。その先のことは特に考えていません。

 Q、自分の強みはヘディングと言っていましたが、どのように得点を取るイメージを持っていますか。
A、クロスに合わせて得点を狙いたいです。まずは、しっかり前線で起点となって、攻撃の流れを作りたいと思います。

Q、熊田選手自身にとって、どのような大会にしたいですか。
A、代表のミーティングでも共有されるのですが、やはり優勝です。このメンバーが揃っていれば、絶対に優勝できると思います。監督の思いも背負って頑張ります。

Q、海外の国々を相手に劣勢な場面も出てくると思います。収める役割は特に強く意識していますか。
A、ボールを収めるプレーについては、自分自身、課題を感じています。細かいところも意識して、しっかり収めるプレーを見せていきたいと思います。