温暖な気候に包まれた沖縄県国頭村で一次キャンプが本日より本格的にスタートしました。
チームは昨日、東京から沖縄へ移動。長距離移動の疲労を考慮してリカバリートレーニングでコンディションを調整。一夜明けた二日目からは2024シーズンの開幕に向け、2部練習を行いました。
午前のトレーニングではパスコントロールやポゼッション、試合形式のトレーニングを計90分ほど実施。選手たちは自身のコンディションを調整しながら、同時にチームとしての連携を確認していました。午後は一般非公開でトレーニングを実施。戦術をはじめ、ベースとなる戦い方の共通理解をチーム全体で深めました。
また、グランドでの練習初日ということもあり、地元のみなさまをはじめ、多くのファン・サポーターのみなさんが練習見学に来てくださいました。
キャンプは始まったばかりですが、ここから強度と精度を選手間で高め合い、まずは沖縄・国頭キャンプを実りある時間にしていきます。
練習終了後、3番 森重真人選手にインタビューを行いました。
Q、沖縄・国頭キャンプが本日、スタートしました。
A、まだ初日を終えたばかりですし、ここからのキャンプ生活が楽しみです。新しく加入した選手たちもいるので、チームをどのように作り上げていくのか、という点で選手の一人としてとてもワクワクしている一方で、危機感もあります。今シーズンこそ、しっかりと個人としてもチームとしても結果を残す覚悟でいます。
Q、今シーズンのキャンプでの個人的な目標はありますか。
A、まずは怪我することなくキャンプを終えることを意識していますが、昨シーズン以上に自分自身を追い込んで、身体を作り上げることに焦点を置いています。しっかりとトレーニングから多くのものを得たいと思います。
Q、新たなシーズンが本格的に始動しました。チームとしてパワーアップするために、あらためてどのような点が重要になりますか。
A、得点を奪うことができる選手、チャンスメイクできる選手をはじめ、色々な選手が今シーズンも東京には揃っていると思います。チームとして高いレベルで、攻撃の形をより明確化したいです。狙いや色をしっかりと出して、精度の高さ、再現性のあるプレーを実戦で表現できるように意識していきたいです。
Q、先ほど“覚悟”というワードもありましたが、このキャンプをチームとしてどのような期間と捉えていますか。
A、攻撃においてはハッキリとどのエリアを攻略するのか、チームとして共通認識を持つことが必要です。そうすることでオートマチックに攻撃も展開できると考えていますし、練習から回数を重ねることも重要だと思っています。守備については、全員でどのように守るのか、どのようにボールを奪いに行くのか、それぞれがチームに対する犠牲心を持てるかに懸かっていると思います。各選手が突き詰める部分、チーム全体でサポートするところのバランスを取りながらプレーしていきたいと思います。