<ピーター クラモフスキー監督>
Q、キャンプ序盤で早速の練習試合でしたが、どのように評価していますか。
A、我々の成長している良い部分を出せたと思っています。自分たちがやろうとしている要素を出せたところもあり、そこはポジティブに捉えています。運動量においても、自分たちの体力をしっかりとつけることができた試合だと思います。良い形で点を取ることができましたし、良い兆候が見えた試合でした。選手たちが今持っているものを全て出し切ってくれて、フィジカル的にも良い成果を残せました。あとは、自分たちのやりたいことの各要素をしっかりと伸ばしていければと思っています。
Q、計8得点生まれましたが、その手ごたえを教えてください。
A、とても良い結果だと思います。点が入らなかった場面でも、相手の脅威となるプレーができました。とてもエキサイティングなものが出せたと思います。さらに脅威となれるように、ここからさらに成長していきたいです。良い一日でしたが、やるべきことは多くあったと思います。
Q、チームとしてどういうところをさらに高めていきたいですか。
A、全てです。攻撃は今成長している部分もあると思います。もっと力強く、そしてエンターテインメント性の高いものを作っていきたいです。自分たちが強いチームになるために、ディフェンスの意識などもしっかりとつけていきたいと思います。攻撃や守備、セットプレーなど全ての面において積み上げる部分は多くあります。そういった話をチームにしてきましたが、今日の練習試合でセットプレーから点が取れたのは良かったです。
<木本恭生選手>
Q、今シーズン初めての練習試合となりましたが、いかがでしたか。
A、コンディションの部分でも、試合内容の部分でもしっかりと良いものが出せたので良かったです。
Q、1本目を無失点に抑えることができました。
A、ディフェンダーとしては、どんな試合でも無失点で終わらせることができれば自信に繋がります。みんな集中していましたし、ハードワークして無失点に抑えることができて良かったです。
Q、個人としてはどのような手ごたえがありましたか。
A、まだまだやらないといけないところはありますが、キャンプで取り組んでいるボールを奪い切る部分を多少は出すことができたので、順調にきていると思っています。
<バングーナガンデ佳史扶選手>
Q、試合を振り返ってみていかがでしたか。
A、チームとして課題はたくさんありますが、最初の練習試合を勝利という結果で終えることができました。1本目は結果的に無失点で抑えることができ、決めないといけないチャンスはありましたが、しっかりと3点を取ることができた、そして結果を出せたということはすごくプラスだと思っています。もちろん、守備でも攻撃でも改善すべき点はたくさんあるので、キャンプのこれからの練習で、今後に向けた改善に取り組んでいければと思います。みんな、改善していけるという感触があると思うので、どんどん良くしていきたいです。
Q、特にどこの部分を改善しなければいけないと思いましたか。
A、守備でプレスをかけるタイミングがズレたり、攻撃のところで嚙み合わないシーンが何度かありました。今日の試合でも、昨シーズンに比べてチャンスを格段に作れていると思うので、改善できればもっと点が取れるのではないかとプラスに捉えています。
Q、2点目のゴールは佳史扶選手のプレスが起点でした。
A、1本目の最初の時間帯はなかなかプレスがはまりませんでした。ハーフタイムに話し合って、やることをはっきりさせたことでプレスもかけやすくなり、2本目は改善して点を取ることができました。試合中に課題をうまく修正することができて良かったです。
Q、昨シーズンより攻撃参加のタイミングや立ち位置を考えながらプレーしているように見えました。
A、新しい攻撃の選手が入ってきて、サイドバックに求められるプレーも、昨シーズンと比べて格段に多くて、まだ自分のなかで掴みきれていない部分が多いです。この部分を掴めれば、もっと自分自身のプレーの幅や可能性が広がると感じているので、やっていて楽しいです。ポジショニングを教えてくれるコーチがたくさんいるので、たくさん質問しています。今日の試合では、新加入の遠藤渓太選手ともコミュニケーションをとりながらポジショニングや意識の共有に取り組み、トライ&エラーを楽しんでいます。
<遠藤渓太選手>
Q、加入後初の練習試合となりました。試合を振り返って下さい。
A 、久しぶりに“試合をしたな”と感じました。ドイツでは試合に出場できない時間が続いていたのですが、自分なりにトレーニングは続けていたので、体力的にも問題はなかったです。チームとしても良いサッカーができたと思いますし、今日の試合を通して課題も見えてきたので、同サイドのバングーナガンデ佳史扶選手ともすり合わせをしていきたいと思います。
Q、試合に出場できない時間が続いていたなかで、何が一番難しかったですか。
A 、ベンチ外の時間も続いていたので、スタンドから試合を観ているのが一番きつかったです。そのなかでも試合が終わったらジムに行き、チャンスがあった時に活躍できるようにトレーニングを行ってきました。一試合終わっただけですが、とにかく楽しかったです。
Q、久しぶりの試合に出場したなかで、一番の収穫は何でしたか。
A 、怪我せずに終われたことが一番です。チームとしてゴールを取ることができましたし、自分自身もゴールに絡めたので良かったです。
Q、前線の連携に手応えはありますか。
A 、個人の能力で得点したシーンもあれば、コンビネーションで崩して得点したシーンもありました。高い精度でプレーできていたので良かったと思います。