沖縄キャンプレポート DAY8

INTERVIEW2025.1.19

沖縄キャンプレポート DAY8

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沖縄・国頭キャンプ8日目は、予定されていた午前の全体練習がオフとなり、昼食にはバーベキューを開催。シーズン開幕に向け、選手、スタッフが親睦を深めた。


前日に名桜大学との新体制初となる練習試合に10-0で勝利し、この日は思い思いの時間を過ごした。リハビリ組と2027年1月からの加入が内定している練習参加中の小湊絆(法政大学2年生)選手やゴールキーパー陣に加え、数人の選手が午前中にかいぎんフィールド国頭で汗を流す姿もあった。

沖縄・国頭キャンプも残り5日間。この一次キャンプで、新たなチームの土台を作っていく。


FOCUS ON


オフィシャルカメラマンが選ぶキャンプ写真企画「FOCUS ON」。沖縄・国頭キャンプ8日目は小湊絆選手と長友佑都選手、森重真人選手の3ショットをセレクト。この日ともに汗を流してピッチから引き上げる際、カメラマンを見つけた長友選手から「(小湊は)大物になるらしいから写真を撮ろう」と号令がかかる。森重選手がいつものポーズで写真に収まろうとすると、長友選手は片手を広げて「目標の5大会連続ワールドカップ出場と背番号5」をアピール。それに促されるように小湊選手も片手を上げた。ワールドカップ戦士にも物怖じしない小湊の青赤デビューに期待が高まる。


「選手に聞いてみた気になる○○」


2025SOCIO・OFFICIAL MEMBERSHIPのみなさまに募った質問を選手にぶつける企画「選手に聞いてみた気になる○○」がスタート。
記念すべき第1回目は野澤大志ブランドン選手が登場。今月17日に結婚を発表したばかりの守護神に、気になる5つの質問を聞いてみた。
※いただいた質問の一部を表記の関係上、加筆修正している場合がございます。あらかじめご了承ください。

Q、背番号41を着用されている理由を教えてほしいです。(ハンドルネーム・たつやさん)
A、プロになった時に、チームから初めて渡された番号が41番でした。当初はそれほどこだわりがあったわけではありません。ただ、個人的に僕はクリスチャンで聖書を愛読していて、そのイザヤ書の41章に「神様が私はあなたと共にいる。恐れないで」ということが書かれているんです。「You’ll Never Walk Alone」の歌詞にも似ていてすごく愛着が湧きました。僕と同じクリスチャンは日本では1パーセントぐらいで、そういった狭い世界に元気が届くことも身近で見てきて良いなと思っています。今シーズンも41番を背負って頑張ります。

Q、 今までで1番記憶に残っている、または良く止めたなと思ったご自身のセービングシーンを教えてください。(ハンドルネーム・まさとさん)
A、東京でのデビュー戦は自分でも頑張ったなと思います。初めてJ1リーグに出場したセレッソ大阪戦(2023年8月6日、J1リーグ第22節)です。初めてのリーグ戦で止めることしかできませんでしたが、勝点3につながったことで、とても特別な試合になりました。

Q、試合後のルーティーンを教えてください。(ハンドルネーム・にしさん)
A、結婚して家には妻がいるので、ここからどう変化していくかは分かりませんが……。試合はだいたい土日に開催されることが多いので、試合が終わったら海外サッカーを観ることが多かったですね。興奮して眠れないタイプというわけではないですが、試合翌日がオフになることが多かったので、サッカーを観ようかなという気分でした。


Q、プレー中に意識していることはありますか。また、ボールをとった後はどこに注意していますか。(ハンドルネーム・すずさん)
A、守備時は、ゴールに近い相手(フォワード)が何を考えているのかを予測しています。ボールホルダーが何を考えているのかな、どこを見ているのかなと観察することはもちろんです。ボールホルダー以外で、フォワードがどこを狙っているのか、スペースがどこにあるのかを見ながら、それを味方ディフェンダーと共有するようにしています。ボールをキャッチした後は、まずゴールに近い相手かディフェンスの裏のスペースに蹴ることができれば良いと思っていますが、前線の選手が背後に抜けて手前にできたスペースに誰かが入っていたら、そこにボールを入れてチームを前進させることにもこだわっています。

Q、ちょっと長めの髪がいつも素敵ですが、髪型へのこだわりはありますか。(ハンドルネーム・もぎっちさん)
A、坊主ぐらいの短い髪の時もあったし、すごく長い時もあって、今の髪型に落ち着いています。あまり長過ぎたり、ヘアバンドも良くないのかなと思っています。ズレて視界を遮るようなことがあったら、ゴールキーパーとして致命的になってしまいます。今の髪型が自分に合っているのかなと思い、この長さにしています。



Text by 馬場康平(フリーライター