沖縄キャンプレポート DAY21

INTERVIEW2025.2.01

沖縄キャンプレポート DAY21

2/1 キャンプ最終日

沖縄・糸満キャンプ最終日は非公開で練習を行い、3週間の全日程を終えてチームは帰京した。毎日、新鮮な気持ちでピッチを踏みしめるように、選手は積極的にトレーニングに取り組んだ21日間だった。

ここから小平グランドに戻り、2月15日(土)の明治安田J1リーグ開幕戦に向けてまた丁寧に日々を積み重ねていく。

生まれ変わったトーキョーが熱狂を起こすまで、残りは2週間だ。


FOCUS ON


オフィシャルカメラマンがセレクトするキャンプ写真企画「FOCUS ON」。キャンプ最終日は今シーズンから指揮を執る松橋力蔵監督の写真をセレクトした。3週間のキャンプを打ち上げ、指揮官は積極的に取り組んだ選手たちに労いの言葉を掛けた。濃密な時間を過ごしたが、松橋監督は「まだまだ」と首を横に振る。丁寧な日々を選手、スタッフ全員と積み重ね、ここから新たな青赤を作り上げていく。その一歩は南国の地で確かに踏み出せた。


CAMP VOICE vol.18 俵積田晃太選手、遠藤渓太選手、小柏剛選手

<俵積田晃太選手>


Q、3週間のキャンプはどうでしたか。
A、自分にとってはここまで順調にきているし、良いアピールもできていると思います。

Q、今シーズンでプロ3年目を迎えますが、過去のキャンプとの違いはどんなところに感じましたか。
A、昨シーズンも、プロ入り1年目もそうですが、色々な経験をさせてもらいました。まだまだ少ない経験のなかですけど、そうしたことが少しずつ活きていると思っています。

Q、昨シーズン途中に今まで一番苦しんだという話をしていましたが、そこから抜け出せたように見えます。
A、まだまだ練習や練習試合しかしていないので、何とも言えないです。。そこは公式戦で結果を出してからだと思います。

Q、松橋力蔵監督が就任して変化も多いと思います。俵積田晃太選手自身はどう変わっていきたいと思いますか。
A、まずはチームに貢献するプレーをしていくことが重要だと思っています。そして、結果につながるプレーやチャンスメイクをみせていきたいです。ここから小平に戻ってしっかりと練習をこなして、チームと一緒に個人としてもレベルアップしていきたいと思います。

Q、リーグ開幕まで残り2週間です。ここからどのような準備をしていきたいですか。
A、もちろん、チームはまだ完璧ではないと思いますが、そこにより近づけるようにやっていきたいですし、精度を少しでも上げていきたいと思います。


<遠藤渓太選手>


Q、キャンプも打ち上げとなりました。
A、コンディションもしっかりと上げられたと思います。チームとしてもやりたいことがある程度まとまってきた実感もあります。ただ、技術不足や判断が悪いところもまだまだ足りない部分があると思うので、そういうところは個人で成長していきたいです。自分自身も足りない部分を補っていきたいですし、まずは怪我なく終われたことが良かったです。

Q、リーグ開幕まで残り2週間です。ここからどのような準備をしていきたいですか。
A、個人としてはコンディションやプレーの質を上げて、チームとしてもどうしたら良いかをみんなで話し合っていきたいです。キャンプが終わったとはいえ、開幕まで2週間あるので、自分の身体としっかりと向き合って良い準備をしていきたいと思います。


<小柏剛選手>


Q、キャンプの全日程を乗り切りましたね。
A、久々にやり切りました。いつもと違うと思いますし、ここからいつもと違うシーズンにしていきたいです。キャンプ序盤に一度も乗り切ったことがないと話していたのですが、プロ1年目は乗り切っていました(笑)。その時は大学の大会が始動直前まであってほぼ休みなく、一番コンディションが良い状態だったと思います。そう考えたら、初めてと言えるぐらいキャンプをちゃんと乗り切れたと思います。ここから小平に戻って良い準備を続けていきたいです。

Q、キャンプを通して良い動きをしていました。
A、若いメンバーに混じってキツいトレーニングもありましたが、そのキツさを味わえるのも、リハビリなどに比べたら幸せです。やっていても楽しかったので、こういう幸せを噛み締めながらしっかりとやり続けていきたいと思います。

Q、開幕まで残り2週間となります。ここから競争もさらに激しくなっていくと思います。
A、試合の強度にしっかりと耐えられる身体作りはここから必要になってくると思います。チャンスを仕留めることはチームとしても課題にしていることなので、フォワードとして得点を重ねていくために、こだわって取り組んでいきたいと思います。





Text by 馬場康平(フリーライター