GAME RESULT試合結果

第4節 2016/4/10(日)
観衆 2,206人 
天候 曇、弱 気温 25.9度 湿度 26% 
主審:前田 拓哉 副審:眞鍋 久大/酒井 達矢 四審:八島 佑太

J3 第4節

味フィ西

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FC東京U-23

0-3

試合終了

前半0-1

後半0-2

AWAY

カターレ富山

FC東京U-23 カターレ富山
得点者 04' 苔口 卓也
77' 萱沼 優聖
84' 代 健司
62' ユ インス → 山田 将之
82' 平岡 翼 → 佐々木 渉
82' 幸野 志有人 → 松岡 瑠夢
選手交代 67' 苔口 卓也 → 進藤 誠司
90' 中西 倫也 → 木本 敬介
90'+2 三上 陽輔 → 中田 大貴
8 シュート 12
3 CK 5
13 FK 13
37' 野澤 英之
76' 山田 将之
警告 41' 三上 陽輔
退場
FC東京U-23先発
GK 13 榎本 達也
DF 26 柳 貴博
DF 34 野澤 英之
DF 40 岡崎 慎
DF 50 駒野 友一
MF 19 平岡 翼
MF 10 梶山 陽平
MF 28 幸野 志有人
MF 32 ユ インス
FW 23 林 容平
FW 39 中島 翔哉
FC東京U-23控え
GK 41 波多野 豪
DF 36 山田 将之
MF 24 佐々木 渉
MF 42 生地 慶充
FW 45 松岡 瑠夢
カターレ富山先発
GK 31 永井 堅梧
DF 3 代 健司
DF 5 平出 涼
MF 7 北井 佑季
MF 11 三上 陽輔
MF 8 窪田 良
MF 2 脇本 晃成
MF 4 國吉 貴博
FW 23 萱沼 優聖
FW 9 苔口 卓也
FW 15 中西 倫也
カターレ富山控え
GK 1 飯田 健巳
DF 18 吉井 直人
DF 29 進藤 誠司
MF 25 梅村 晴貴
MF 20 中田 大貴
MF 17 木本 敬介
FW 19 西川 優大

【選手・監督コメント】

2016明治安田生命J3リーグも開幕して今日で4試合目。

3連敗という非常に厳しい船出となったなかでのFC東京U-23のホームゲームは味の素フィールド西が丘での開催。
東京は、前節に引き続きGKに榎本、DF駒野とMF梶山がメンバー入り。
そして、FWには林が今シーズン初のメンバー入りを果たし中島とツートップを組む。
また、センターバックには野澤が入り岡崎とコンビを組む。
対するカターレ富山は、第3節までを1勝2分と負けなしで勝点を確実に積み上げ7位につける。
心地よい天候のなか初勝利を目指す東京ボールで試合はキックオフされた。
 

【前半】
序盤からスコアが動く。
4分、中盤で前を向かれると、駆け引きのなかから一瞬の動き出してDFラインの裏を取られ、スルーパスを通されてしまう。
東京は柳が相手FWと懸命に競り合うも、身体を入れられ先制を許してしまう。
さらに14分には中央を破られ、ハーフバウンドボレーシュートを放たれるが榎本の好守で追加点を許さない。
この時間帯から徐々に落ち着きを取り戻した東京は梶山と中島を中心にボールを支配し始める。
対する富山はコンパクトなブロックを形成しカウンターからチャンスを伺うという展開に。
19分、相手陣内中央で中島がボールを持つと、相手DF2人の間を平岡が飛び出しスルーパスを受け右サイドを縦に突破する。
これを平岡がクロスをファーサイドに上げ林が飛び込むもGKにクロスをキャッチされてしまう。
リズムを掴み始めた東京は平岡が持ち味のスピードで右サイドからチャンスを演出すると、左サイドからは駒野を中心にユインスや幸野が絡み突破をはかる。
しかし、バイタルエリアまでボールを運ぶも、固いブロックをなかなか崩せない。
時折富山がビルドアップで繋ごうとするも、前線の林がプレスをかけ流れを渡さない。
すると、その林が立て続けにゴールに迫る。
駒野のクロスをヘディングで狙った40分。
そして右サイドの柳からのアーリークロスをファーサイドで受け、ワントラップからシュートは惜しくも左サイドネットを揺らした42分。
試合を支配するも得点が奪えないまま前半を0-1で折り返す。


【ハーフタイム】
安間監督コメント
「守備は相手のスピードを止めること。チャンスは作れているので続けよう。自信を持ってゲームに入ろう。」


【後半】
両チーム選手交代を行わず、後半に臨んだ。
前半同様に積極的な立ち上がりでゲームに入った東京は開始直後、右サイドで柳と平岡が起点を作り、梶山に繋ぐ。
梶山は低いアーリークロスを中央にいる中島に入れると、中島は相手を背負いながら胸トラップから右に流れシュートを放つもGK正面。
さらに47分には左CKを駒野がファーサイドへ。そのままボールが流れ梶山が拾う。
これを中島に繋ぎファーサイドの林に合わせるもDFがクリアー。このこぼれ球を中島が拾い、強烈なミドルシュートを放つも相手DFが身体を張ってブロック。
なかなかゴールをこじ開けれないでいると、流れは富山へ。
しかし、東京守備陣も集中力を切らさず、55分には右サイド裏を突かれるも、野澤が身体を張ってカバーリング。
主導権争いが続き中盤での激しい攻防が続く。
ここで東京はユインスに代え山田を投入。
野澤をボランチに配置し幸野を左サイドに上げ攻撃に変化を加えゴールを狙う。
65分にはあわやという場面を作られるも岡崎が必死にブロックし追加点を許さない。
再び主導権を握り始めていた77分、ゴール前中央やや右寄り、約20メートルの距離からFK。
これを直接左スミに決められ追加点を許してしまう。
東京は佐々木と松岡を投入し反撃に出ようとしたが、交代直後の84分に左サイドからのFKをファーサイドで合わせられ失点。
最後までゴールを奪いに果敢に前に攻め込むも、富山の固い守備を崩せず、0-3で敗戦となった。


FC東京U-23への熱いご声援誠にありがとうございました。
引き続き、温かいご声援のほど宜しくお願いいたします。

【安間監督の会見要旨】
「秋田戦を終えて次の課題ということで、相手を深くまで押し込んでからの、最後のクロスを上げる、シュートを打つ部分などのクオリティにトライしていくよう攻撃面では課題を与えました。林選手のヘディングシュートや平岡選手のドリブルからのクロスなど90分間やりきってくれたことなどの姿勢が多くできたことはよかったと思います。ただ、無得点で終わったということはよりクオリティを高め、できていることとできていないことを伝え、FC東京のためになるように寄り添っていきたいと思います。
守備面では、相手に苔口選手というスピードのある選手がおり、今節は吉本選手がいないなかで個の力のある選手に対して事前に映像を見て確認をしましたが、立ち上がりのプレーでついていけずやられてしまった。ただ、試合が進むにつれて、そのスピードに対して身体をぶつけれるようになったのはこの90分を通して得たものが大きいのかなと思います。
そういった試合中での成長という部分がたくさんあったのは良いですが、4連敗していることに対してはしっかりと受け止めるように伝え、次の試合に向けて1週間準備をしたいと思います。
全体としては0-1から連続失点しなかったことはよかった。FKから失点した77分まではサイドからだったり、中からだったりボールを保持しながら仕掛け続け、ゲームコントロールできたことは、第2節の連続失点してしまった試合からは上手く対応できるようになったと思います。」


【選手コメント】
《中島》
「個人としては、味方を使いながらチャンスを増やすことを意識しました。ゲームを作るだけでなくボールを受けて前に運んで、ゴール前にもう一度入っていけるようにしたい。(チームとしては試合を重ね良い方向に向かっている?)向っているとは思いますが、負けることには理由があり本気で自分たちの課題や足りない事に向き合っていかないといけない。先ずは失点してはいけないので、しっかりと取り組んでいきたいです。」