GAME RESULT試合結果

第7節 2016/5/01(日)
観衆 3,517人 
天候 晴、弱 気温 28.0度 湿度 37% 
主審:眞鍋 久大 副審:西山 貴生/手塚 優 四審:加藤 寛之

J3 第7節

味フィ西

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FC東京U-23

1-1

試合終了

前半1-1

後半0-0

AWAY

栃木SC

FC東京U-23 栃木SC
31' ムリキ
得点者 19' 山本 大稀
72' 平岡 翼 → 生地 慶充
90'+4 幸野 志有人 → 鈴木 喜丈
選手交代 57' ジャーン モーゼル → 西谷 和希
74' 廣瀬 浩二 → 杉本 真
83' 古波津 辰希 → 佐々木 勇人
7 シュート 9
2 CK 2
14 FK 15
50' ユ インス
警告 30' 廣瀬 浩二
退場
FC東京U-23先発
GK 31 圍 謙太朗
DF 26 柳 貴博
DF 29 吉本 一謙
DF 40 岡崎 慎
DF 34 野澤 英之
MF 19 平岡 翼
MF 24 佐々木 渉
MF 28 幸野 志有人
MF 32 ユ インス
FW 23 林 容平
FW 11 ムリキ
FC東京U-23控え
GK 46 髙瀨 和楠
MF 42 生地 慶充
MF 43 鈴木 喜丈
栃木SC先発
GK 21 吉満 大介
DF 17 山形 辰徳
DF 4 広瀬 健太
DF 5 尾本 敬
DF 7 菅 和範
MF 8 廣瀬 浩二
MF 30 本間 勲
MF 6 古波津 辰希
MF 20 山本 大稀
FW 11 ジャーン モーゼル
FW 9 大石 治寿
栃木SC控え
GK 1 竹重 安希彦
DF 3 西村 洋平
MF 10 杉本 真
MF 14 西谷 和希
MF 16 斉藤 大介
MF 41 佐々木 勇人
FW 13 上形 洋介

【選手・監督コメント】

FC東京U-23にとってゴールデンウィークの唯一のホームゲームとなる第7節。

気温も28℃まで上がり、天気は快晴。
前節、2016明治安田生命J3リーグ初勝利を飾った東京は、ホーム初勝利と連勝をかけて、こちらも連勝を狙う栃木SCを迎え撃つ。
東京はGKに圍。DFラインは前節同様、右から柳・吉本・岡崎・野澤が並ぶ。
中盤はボランチの位置に幸野と佐々木。右に平岡が入り左にはユインスが構える。
そしてツートップには林とオーバーエイジとしてムリキがJリーグ初スタメンを飾った。
対する栃木は前節初ゴールを飾ったジャーン モーゼルが前線に入り6試合3ゴールの大石とツートップを形成。
中盤には廣瀬・本間というベテラン選手が構え、DFラインも経験豊富な選手を並べる4-4-2を採用。
3,517人のファン・サポーターが来場しての一戦は栃木SCのキックオフで開始された。


【前半】
立ち上がり仕掛けたのは東京。
開始直後、右サイドから柳が低いアーリークロスを中央に入れると、ムリキ・林とつなぎユインスにラストパスを出すもわずかに合わない。
栃木はDFラインでボールをつなぎ、ボールを保持する時間が増えるも、東京は吉本を中心にDFラインを高くし、全体をコンパクトにすることでボールを前に運ばせない。
お互いに、突破口を見いだせずに時間が進む。
東京は、幸野と佐々木が中盤でボールを受ける始めリズムを作り始めると、13分。
東京ゴール前から中盤中央にいた林がロングボールを納め、佐々木につなぐ。
これを佐々木がドリブルで仕掛けシュートを放つ。ブロックされたボールを平岡・林と続けてシュートを狙うもゴールならず。
さらに、15分幸野が中央をドリブルで打開すると、ヒールキックでユインスにマイナスのパスをつなぐ。
これをユインスがシュートを放つとGKがセーブ。このこぼれ球を再びユインスが狙うも枠を捉えられない。
すると、試合を先に動かしたのは栃木。
19分、中盤中央でボールを保持されると右から中に切れ込まれ、ミドルシュートがゴールネットを揺らしてしまう。
先制された東京もすぐさま反撃に出る。
24分、中盤中央左サイドで野澤がライン沿いに位置したムリキにスローインを投げると、ムリキが単独で左サイドからPA内に侵入。
林にマイナスのラストパスを送るもわずかに合わない。
さらに攻勢を仕掛けた東京は28分。
吉本がセンターライン付近で相手の縦パスをインターセプト。
このこぼれ球を林が拾い、ユインスに預ける。ユインスは中央やや左からPA内にドリブルで進むと相手DFに倒されPKを獲得。
これをムリキが相手サポーターの大ブーイングをもろともせず、落ち着いて相手GKの動きを見て右側に流し込み同点に追いつく。
ムリキはこれがJリーグ初ゴール。
その後、お互いにボールを保持しながら攻撃を仕掛けようとするが、なかなか突破口を見いだせない。
38分には、野澤の縦パスに反応したムリキが単独で左サイドの突破を試みるも相手DF2人に囲まれボールを奪われてしまう。
前半は1-1で折り返す。


【ハーフタイム】
安間監督コメント
「守備はプレスをかけるタイミングを確認しよう。攻撃は積極的に仕掛けること。もう一度全員でコミュニケーションを深め、後半も戦おう。」


【後半】
両チームともに交代はなく後半に臨むと立ち上がりからオープンな展開となる。
開始20秒で相手陣内中央右サイドでFKを獲得するとキッカーは幸野。
ファーサイドに入り込んだ吉本に合わせるも栃木守備陣に防がれる。
さらに49分にはムリキが中央をドリブルで仕掛けユインスにつなぐ。ユインスは相手をかわしシュートを放つと相手DFにブロックされ左CKを得る。
このCKは栃木DFに弾かれてしまう。
栃木もセットプレーやサイドから東京ゴール前に迫ってくるも、守備陣が身体を張って対応。
カウンターでチャンスを掴んだのが52分。
相手の右CKを林がニアでヘディングでクリアーすると、これを平岡が拾う。
平岡は相手DFを上手く身体を使ってブロックし入れ替わると、自陣中央からカウンターを仕掛ける。
これにムリキも並走し相手DFと2対1の状況になりスタジアムも歓声が上がる。
平岡はPA前でムリキにラストパスを出すが相手DFに引っ掛かり、チャンスを逃してしまう。
さらに押し込む東京は61分にも左サイドからチャンスを作る。
野澤が左サイドで相手DFと1対1になるとキックフェイントで交わし、縦に突破。
ニアに低いクロスを入れるとユインスが反応するも枠の左に逸れてしまう。
チャンスを逃した東京は、流れを栃木に奪われ始めてしまう。
63分、左サイドから相手の突破を許しカバーに入った吉本のスライディングをかわされる。
ゴール中央に切り込まれシュートを打たれると岡崎や柳が懸命にスライディングタックルでシュートブロックをし気持ちを見せる。
続く64分にも、右サイドで相手に起点を作られシュートを放たれるも枠の右に外れる。
中盤でのプレスがお互いかかりにくくなり、オープンな展開へ。
67分、自陣内中央で幸野がボールを奪い岡崎に戻す。これを岡崎がドリブル持ち上がり相手を外すと左に流れた林にミドルパス。
林はドリブルで仕掛けシュートを狙うも相手DFがブロック。
さらに71分、ムリキが右サイドを走る平岡につなぐ。これを平岡はドリブルで縦に突破しクロスを上げようとするが、相手DFにブロックされ右CKを獲得。
ここで平岡はスタジアムから大きな拍手を受けながら生地と交代。東京は攻勢を強める。
お互いに勝ち越し点を狙い主導権の奪い合いが続く。
すると、ヒヤリとしたのが82分、東京は左CKを与えるとファーサイドに完全にフリーで飛び込まれヘディングを許すも枠を外れる。
東京も86分、中盤中央左サイドでFKを獲得。
幸野が低いクロスを蹴ると岡崎がそらし、ゴール前にボールを送るもオフサイドの判定。
アディショナルタイムに幸野から鈴木に交代し、最後までゴールを目指すもこのまま試合終了。
1-1で勝点1を積み上げた。


FC東京U-23への熱いご声援誠にありがとうございました。
引き続き、温かいご声援のほど宜しくお願いいたします。

【安間監督の会見要旨】
「この気温の上がったなかで、U-23の選手たちが1点を失った時に下を向かずに、自分たちで『まだ大丈夫。連続失点しないように。』と、次にやるべきことを選手たちが話していたことがこのチームにとってとても必要なことなのでチーム全体に伝わってくれれば良いのかなと思います。
最後のスタジアムの雰囲気は、そのまま2-1に逆転することを望まれていたと思うので、しっかりと逆転し突き放せることができるようにトレーニングをし、次の試合に向かいたいと思います。」


【選手コメント】
《佐々木》
「前回の試合に勝利し今日も連勝したかったがなかなか簡単には上手くいかせてもらえず、もう1点決めれればよかったのですが、次に切り替えて頑張りたいと思います。(自身のプレーについては?)少し簡単なプレーが多く、もう少し相手の脅威になるプレーを多くできればよかったなと思います。(次節への意気込みは?)次はY.S.C.C.横浜戦ですが、絶対に勝って順位を上げたいと思います。」