GAME RESULT試合結果
第2節 2016/9/04(日)
観衆 8,060人
天候 曇、無 気温 25.7度 湿度 79%
主審:扇谷 健司 副審:西尾 英朗/清野 裕介 四審:榎本 一慶
YLC ノックアウトステージ 第2節
レベスタ
0-2
試合終了
前半0-1
後半0-1
アビスパ福岡 | FC東京 | |
---|---|---|
得点者 |
30' 田邉 草民 75' 高橋 秀人 |
|
60' 末吉 隼也 → 坂田 大輔 76' 城後 寿 → 三島 勇太 77' 金森 健志 → 邦本 宜裕 |
選手交代 |
63' 河野 広貴 → 橋本 拳人 72' ユ インス → 前田 遼一 84' 中島 翔哉 → 羽生 直剛 |
11 | シュート | 6 |
5 | CK | 4 |
15 | FK | 20 |
14' 金森 健志 28' キム ヒョヌン 89' 濱田 水輝 |
警告 |
54' 徳永 悠平 76' 室屋 成 |
退場 |
GK | 23 | イ ボムヨン |
DF | 20 | キム ヒョヌン |
DF | 2 | 濱田 水輝 |
DF | 29 | 古部 健太 |
DF | 18 | 亀川 諒史 |
MF | 6 | ダニルソン |
MF | 21 | 冨安 健洋 |
MF | 15 | 末吉 隼也 |
FW | 13 | 為田 大貴 |
FW | 10 | 城後 寿 |
FW | 7 | 金森 健志 |
GK | 1 | 神山 竜一 |
DF | 19 | 堤 俊輔 |
DF | 30 | 下坂 晃城 |
MF | 8 | 中原 秀人 |
MF | 16 | 三島 勇太 |
FW | 11 | 坂田 大輔 |
FW | 27 | 邦本 宜裕 |
GK | 47 | 秋元 陽太 |
DF | 6 | 室屋 成 |
DF | 29 | 吉本 一謙 |
DF | 4 | 高橋 秀人 |
DF | 2 | 徳永 悠平 |
MF | 10 | 梶山 陽平 |
MF | 27 | 田邉 草民 |
MF | 17 | 河野 広貴 |
MF | 38 | 東 慶悟 |
MF | 39 | 中島 翔哉 |
FW | 32 | ユ インス |
GK | 31 | 圍 謙太朗 |
MF | 22 | 羽生 直剛 |
MF | 34 | 野澤 英之 |
MF | 37 | 橋本 拳人 |
MF | 48 | 水沼 宏太 |
FW | 9 | 平山 相太 |
FW | 20 | 前田 遼一 |
【選手・監督コメント】
準決勝進出のため、ゴールを奪い勝利をめざす!
JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦を迎え、アウェイでアビスパ福岡との対戦となった。
第1戦は、中島が先制点を挙げたが、終了間際に福岡のゴールを許し、1対1に終わった。
準決勝への勝ち上がりは、2戦合計の勝利数→得失点差→アウェイゴール数の順番で決まるため、現時点ではアウェイゴールを取った福岡が一歩有利な状況だ。
東京は勝ち上がるために、ゴールが必ず必要となるため、中3日の準備期間で様々な攻撃パターンに着手。相手の裏を取る形や、サイドを起点にDFを釣りだす動き方なども踏まえて準備をしていた。
ただし、第1戦で足を負傷したムリキに代わり、左サイドに中島を起用。また、トップにはユ インスが初めてスタメンに名を連ね、ボランチには梶山と田邉がスタメンに入った。
対する福岡は第1戦で右サイドバックに中村が入ったが、第2戦は古部が右サイドに入る。また、中盤には末吉が入り、その他は第1戦と同じスターティングメンバーで臨んでくる。
台風接近により開催が危ぶまれたアウェイ福岡でのルヴァンカップ準々決勝第2戦であったが、19時4分に東京のキックオフで試合はスタートした。
東京が貴重なアウェイゴールを奪い、リードして後半に!
2分:キッカー東が蹴ったグラウンダーの右CKに、エリア内のインスが左足で合わせるが、GKイ ボムヨンが正面でセーブ。
5分:大粒の雨が降り出す。
15分:中盤で主導権を奪い合う展開が続く。
17分:ゴール正面約20メートルから、中島が果敢にミドルを放つが、これは枠上に外れる。
25分:福岡・キッカーMFダニルソンのクロスに、ゴール前のDF濱田が頭で合わせ、ゴールネットを揺らしたが、直前にファウルの判定。
30分:東が右サイドの室屋に展開。室屋のクロスはDFに弾かれるも、こぼれ球を梶山→田邉とつなぎ、田邉のエリア外から狙いすましたシュートがゴール右上に決まりゴールで1-0。
東京が先制し、2試合合計で福岡を上回る状況に。
32分:攻勢を強める福岡。エリア外から、末吉らが立て続けにシュート。これを身体を張って防ぐ東京のDF陣。
主導権を奪い合う一進一退の攻防の中、田邉がミドルレンジからのスーパーゴールで先制し、1-0で前半を折り返す。
高橋の追加点で福岡を突き放し、準決勝進出!
福岡のキックオフで後半開始。
49分:ボランチの田邉と梶山を中心にボールを回して主導権を握る東京。
47分:中島がエリア内の密集のなかでシュートも、弾かれる。
55分:福岡・FW城後が右サイドから単独でドリブル突破。しかしこれは徳永と高橋で冷静に対応。
60分:福岡が最初の選手交代。MF末吉に代わり、FW坂田が入る。
63分:東京は、河野に代わり、橋本が投入される。
63分:波状攻撃を仕掛ける福岡。DF亀川のミドルシュートは、東京DFがブロック。
65分:途中出場の橋本が左サイド、東が右サイドに回り、中央に中島とユ インス。
68分:DFラインは、吉本、高橋、徳永の3バックに。
72分:東京は2人目の選手交代。ユ インスに代わり、前田が投入される。
74分:自陣でパスカットした東。東→前田→中島とつなぎ、再び右サイドを駆け上がる東へつながるが、そこで倒されFKを獲得。
75分:自ら得たキッカー東のゴール前へのFKをファーサイドの高橋が頭で合わせてゴール。東京が欲しかった追加点をゲット!
76分:福岡が2人目の交代。FW城後に代わり、MF三島が入る。
77分:福岡が最後の交代。FW金森に代わり、FW邦本が入る。
84分:東京、最後の選手交代。中島に代わり、羽生が投入される。
85分:福岡・左サイドからアーリークロスでゴールに迫るが、秋元がしっかりとキャッチ。
2得点に加え、終盤は身体を張った守備で失点を許さず、勝利。準決勝進出を決めた。
【選手コメント】
《田邉》
「今日はハードワークしなければ勝てないと思っていたし、全員で強い気持ちを持って戦おうと話していた。そういうプレーが最後まで続けられて、それが勝利に繋がった」
Q=ゴールシーンを振り返って。
「梶山選手がボールを落としてくれて、良いところにトラップできたので、見えたコースを狙って打ったら、イメージ通りにゴールを決めることが出来た。自分でも驚いたが(笑)、打って良かった。これをきっかけにもっと決めたいと思う」
《高橋》
「今季は試合に出られない時期があって、その間にゴール裏の人たちがどういう想いで応援しに来てくれていてるとか、直接聞いたり間接的に聞く中で、ファン・サポーターの想いを深く知ることができた。そういう想いもあったので、ゴールを決めた後、彼らのもとに走っていった。」
【篠田 善之監督の会見要旨】
「一番良かった事は、準決勝進出を全員で勝ち獲った事。非常に素晴らしい結果だと思う。今日は攻守において出力を上げた。先制点を取れたことは、我々にとって大きかったし、その後押し込まれる形になりかけたので、思い切って5-4-1にした。選手たちには5-4-1と伝えて、守るときは5-4-1、攻めるときは3-4-3の形になるよう指示した。それがうまくはまって、2点目も最近なかなか得点できていなかったセットプレーで取ることが出来た。
ゲームの締めくくり方については、前回ホームでできなかった事を反省しながら、選手たちは3日間準備した。とにかく最大の目標である準決勝進出を決める事が出来た。選手とスタッフとファン・サポーターの力を借りて、突破することができて本当に良かった。また、次のリーグ戦に向けて全員でしっかりと準備したい」
【福岡・井原 正巳監督の会見要旨】
「まず悪天候の中、多くのファン・サポーターが来てくれて、我々に声援を送ってくれたが、準決勝進出という結果を得ることが出来ずに申し訳なく思っている。我々にとって初めての準々決勝、ノックアウトステージ進出だった。さらにその上を目指そうと、1stレグは何とかアウェイゴールの1点を返して1-1で終えて、今日の試合は東京と今年4回目のゲームということで、非常に難しいゲームになると予想していた。1点は取られる可能性はあると思っていたが、取られても1点返せば、延長戦もあると話していた。やはり2点目を取られたタイミングが、今日のゲームの全てだったと思う。
セットプレーからやられて、0-2になった時点で非常に厳しくなった。ただ、最後までゲームを何とかしようと、90分間選手は走り続けてくれたし、初めてのノックアウトステージ進出を経験して、上に行くために必要な部分を、各自が感じたと思う。チームにとっても大きなノックアウトステージだった」