GAME RESULT試合結果
第27節 2016/10/30(日)
観衆 2,813人
天候 曇、弱 気温 15.4度 湿度 53%
主審:村上 伸次 副審:名木 利幸/三原 純 四審:木川田 博信
J3 第27節
味フィ西
4-1
試合終了
前半0-1
後半4-0
FC東京U-23 | SC相模原 | |
---|---|---|
64' 林 容平 73' 岡崎 慎 78' 林 容平 90'+2 林 容平 |
得点者 |
45'+2 保﨑 淳 |
61' 平岡 翼 → 平川 怜 87' 小山 拓哉 → 小林 真鷹 |
選手交代 |
65' 井上 平 → 深井 正樹 74' 岩渕 良太 → 菊岡 拓朗 83' 飯田 涼 → 石田 雅俊 |
14 | シュート | 6 |
9 | CK | 1 |
13 | FK | 17 |
18' 平岡 翼 33' 小川 諒也 68' 生地 慶充 77' ユ インス |
警告 |
42' 曽我部 慶太 |
退場 |
GK | 31 | 圍 謙太朗 |
DF | 26 | 柳 貴博 |
DF | 40 | 岡崎 慎 |
DF | 15 | 小山 拓哉 |
DF | 25 | 小川 諒也 |
MF | 34 | 野澤 英之 |
MF | 43 | 鈴木 喜丈 |
MF | 19 | 平岡 翼 |
MF | 32 | ユ インス |
MF | 42 | 生地 慶充 |
FW | 23 | 林 容平 |
GK | 13 | 榎本 達也 |
MF | 14 | 平川 怜 |
MF | 45 | 小林 真鷹 |
GK | 23 | 川口 能活 |
DF | 18 | 服部 康平 |
DF | 3 | 工藤 祐生 |
DF | 38 | 赤井 秀行 |
MF | 13 | 坂井 洋平 |
MF | 10 | 飯田 涼 |
MF | 8 | 曽我部 慶太 |
MF | 25 | 普光院 誠 |
MF | 6 | 保﨑 淳 |
FW | 14 | 岩渕 良太 |
FW | 7 | 井上 平 |
GK | 16 | 藤吉 皆二朗 |
MF | 5 | トロ |
MF | 20 | 牧内 慶太 |
MF | 28 | 菊岡 拓朗 |
FW | 29 | 石田 雅俊 |
FW | 32 | 近藤 祐介 |
FW | 36 | 深井 正樹 |
【選手・監督コメント】
ホーム3連勝を目指し戦う2016明治安田生命J3リーグ第27節。
味の素フィールド西が丘に迎え撃つのは開幕戦で0-1で敗れたSC相模原。
開幕戦からここまでの成長を見せたい東京。
DFラインは、右SB柳、センターを岡崎と小山が組み、左に小川。
野澤と鈴木のダブルボランチ。林を最前線に、2トップに近い形でユ インス。右に平岡、左に生地の布陣。
また、FC東京U-18の平川が初のベンチ入りを果たしている。
相模原は、メンバー表では3-5-2だが、両ワイドのMF普光院とMF保崎がスペースをきっちりとケアし、5バックに近い陣形に。
前線のFW井上、MF岩渕、MF曽我部が流動的な3-4-3の布陣。GKには元日本代表で百戦錬磨の川口が鍵をかける。
曇り空の気温も15.4℃と肌寒いなか、試合は開始された。
【前半】
序盤、試合を優位に進めたのは相模原だったが、東京は落ち着いて相手の攻撃を凌ぐ。
時間の経過とともに、DFラインから相手陣内へのロングボールで局面を押し返し、前線からの積極的なプレスでリズムを掴む。
14分、ユインスが前線でプレスをかけ、ルーズになったボールを生地が奪う。
生地はサイド突破を図り、一度は相手DF2人に囲まれるが、粘り強く奪い返しにいき、マイボールにする。
このまま自ら相手DFをかわして中にカットインしDFを引き付けながら、中央にラストパス。平岡がダイレクトで合わせるも大きくバーを越える。
セットプレーから立て続けにゴールに迫ったのが、26・28分。
26分、ユインスの仕掛けから奪った左CKを中央で林が合わせるもカバーに入ったDFがクリアー。
続く28分にも左CKのクリアーボールを平岡が狙うも枠を捉えず。
相模原にヒヤリとさせられたのが32分、東京陣内左サイドからのFKに圍が飛び出すが触れず、シュートを放たれるも枠を外れる。
さらに36分、右サイドからのFKを一度はDFがクリアーするが、このボールをエリアすぐ手前で拾われる。
これをタイミングをずらされ、鋭いシュートを枠に飛ばされたが、圍がセーブ。
お互いにカウンターを中心に少しオープンな展開になると41分。
左サイドで小川から野澤とつなぎ逆サイドに展開する。これを受けた柳は突破を図れなかったが、確実に生地につなぎ、生地はカットインから柔らかいクロスを平岡へ。
平岡がヘディングで落とし、鈴木がエリアすぐ手前からミドルを放つがバーの上に外れる。
前半最大のチャンスはアディッショナルタイム。
45+1分、野澤が右に展開しオーバーラップした柳がクロスを入れる。ボールは混戦を抜けてゴール正面のユインスの足元に入る。
ユインスはワンタッチでコントロールし、相手をかわすと至近距離からシュートを放ったが、バー直撃。ゴールならず。
このチャンスを逃した直後、東京が左サイドを攻め上がろうとするとボールを奪われショートカウンターを受ける。
前線への浮き球は岡崎がクリアーするも、相模原に拾われるとポッカリと空いた右サイドのスペースに展開される。
これを落ち着いて決められ失点。この直後に前半を終了しビハインドで折り返す。
【ハーフタイム】
中村監督コメント
「積極的なプレーができているので続けよう。
ルーズボールについては五分五分の展開になっているので球際で勝とう。
全員でハードワークしサイドを上手く使おう。」
【後半】
両チーム交代を行わずに臨んだ後半に東京が猛攻を仕掛ける。
立ち上がりこそお互いに主導権を奪うべく球際の激しい展開が続くなか、細かいパスワークからチャンスを作る。
58分、中央の鈴木が相手DFの間をとおして、スピードのあるパスを左前線に送る。
ここにタイミングよく攻め上がった小川が、エリアにマイナスのクロスを入れると林が飛び込むも相模原DFが身体を張ってブロック。
得点チャンスを逃した東京だったが選手交代を機に主導権を握る。
61分、平岡に代わり平川を投入。
平川は、16歳6か月10日でのJ3デビューとなり、C大阪U-23MF山田寛人選手のもつ16歳7か月15日の最年少出場記録を更新する。
東京はシステムを3-5-2に切り替え、平川は鈴木とダブルボランチを組み、野澤が左CB。小川が左WBとなり右WBに柳。生地を中央にし前線を林とユインスにする。
すると64分、岡崎が柳につなぎアーリークロスをゴール前へ。これが相模原DFの上を越えエリア内の林に渡ると、軽いタッチのシュートを流し込み同点。
攻勢を強める東京は73分、生地の粘りから右CKを得ると、小川がニアへ。ここに岡崎が飛び込み角度のないところからヘディングで合わせ逆転。
さらに78分、柳から小川に展開すると相手の意表を突くように、ラフにエリア内にクロスを上げると林がヘディングでネットを揺らし3-1。
87分には小山から小林へと切り替えると、鈴木をDFラインに下げ小林と平川のダブルボランチ。
すると90+2分、相手FKのこぼれ球を小林が絡め取ると、平川が拾う。
これに合わせて、裏へと飛び出した林に平川がロングボールを送る。ここに相模原GKが飛び出してくるも、林が先にコントロールし、落ち着いて決めハットトリック達成。
このまま試合は終わり、4-1で逆転勝利となった。
FC東京U-23への熱いご声援誠にありがとうございました。
引き続き、温かいご声援のほど宜しくお願いいたします。
【中村監督の会見要旨・コメント】
「寒いなかたくさんのファン・サポーターの方が来ていただき感謝したいと思います。
試合の方は、立ち上がりからアグレッシブにいこうという話しをしていたのですが、なかなか相手がしっかりと守っていたので崩せず、裏への動きがTOPチームと比べると少ない。
ボールを奪った後に簡単に失う回数が多く、なかなか主導権を握ることができず、どっちつかずのゲームのなかで2回、3回チャンスはあったが決めきれず最後に先制されてしまった。
ハーフタイムに、選手には悪いゲームではないので前向きにいこうと伝えた。
もっと裏をとる、もっと相手より走る。奪った後に確実にボールをつなぐ部分などの判断を良くした。
負けていたので、ゴールに向かうプレーやポジションを確認し後半に臨んだ。
前半より中と外を判断良く使ってくれたので良い攻撃ができ4得点できた。」
【選手コメント】
《小川》
「前半は自分のミスから失点してしまって、後半は前半より全員がアグレッシブに動けていたので、それが結果につながったのがよかったと思います。
(自身のプレーについては?)前半は球離れが悪く、ボールを失う場面も多かったのですが、後半はどんどん前に出ていけたので、結果的にはアシストできたのでよかったです。
(選手交代やシステム変更もしましたが)スリーバックになって、より自分と柳選手が前に前に積極的に行けるようになったので、相手の裏に抜け出ることを意識しました。
(次戦への意気込みは?)とにかくJ3でも全員で勝ちをとりにいきたいので、まずは勝点3を目標にしてやっていきたいと思います。」
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