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《東京U-23・長澤徹監督の会見要旨》
「今節も西が丘に約1,000人のファン・サポーターの方が駆けつけてくれて声援を送っていただいたにも関わらず、勝点を獲れなかったことは申し訳なく思う。

試合は、立ち上がりから相手のプレーに対しての反応が遅く、後手を踏む展開になってしまった。
その要因としては、相手の前線の選手にうまく起点を作られてしまい、プレッシャーをかけても裏がえされる形になってしまったこと。

前半20分を過ぎたあたりから、渡辺が上手く対応して跳ね返せるようになったことで、チーム全体が少し落ち着いたと思う。
もっとスタートからアグレッシブに戦うことができていれば、このような展開にならなかったと思うので、その部分は反省している。

攻撃では、なかなか得点を生み出す道筋が見えなかったのかなと。
紺野がドリブルで仕掛けたが、相手の修正が早くて中央を締められてしまったので、外でプレーする時間が多かった。
DFラインの背後や、サイドチェンジなどを狙ったが、うまくゴールまで進めなかった。

その中で、失点をせずに試合を進めればチャンスはあると思っていたが、セットプレーから失点をしてしまったので、改善しなけれはならない。
選手たちは、勝利に飢えているので、その気持ちをパワーにして、次の試合に向けてトレーニングからアピールしてほしいと思う」

（終盤、ボジション変更した理由は）
「うまく攻撃の形を作ることができていなかったので、前線の人数を増やそうと考えた。
前に起点を作るためにポジションを変えたが、相手のプレッシャーを受けてボールを思ったように前に進められなかった。
本当は0－0の状況で配置を変えたかったのだが、リードされた状況だったのでうまくいかなかった」