U-15 深川GAME RESULT試合結果

2017年U-15 深川試合結果

7/02(日) 
前橋総合運動公園
(キックオフ 14:00)

第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会・関東予選 敗者トーナメント

FC東京U-15 深川

4-3

横浜F・マリノスジュニアユース

FC東京得点者

青木友佑(5・65・83分)、野澤零温(100分)

FC東京出場選手

GK 1熊倉匠
DF 12三浦大→10安斎颯馬(61分)、3木村哲大、4新良介、21菅原一真
MF 2佐藤恵介、6佐久間賢飛→22梶浦勇輝(81分)、5常盤亨太、8安田虎士朗
FW 13野澤零温、18青木友佑

寸評

[リザーブ]
GK:20村上健
DF:15篠塚颯吾、24石井玲於奈
MF:11川口祐馬、14稲村隼翔
FW:17本山大器

〇試合レポート
第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会・関東予選 敗者トーナメント1戦目が前橋総合運動公園にて13時にキックオフされた。
帯広(全国大会)行きの切符を手に入れるべく、一丸となって挑む。

【前半】
立ち上がりからリズムを掴んだのは深川。
素早いプレッシングと縦に早い攻撃でマリノスゴールに迫る。
2分には安田が遠めの位置からミドルを放つが枠を外す。
それでも勢いに乗る深川は5分に先制点を奪う。
相手FKのロングフィードを木村がヘディングではね返すと、セカンドボー ルを青木拾い野澤とワンツー。
これで相手守備陣を突破すると、相手GKとの一対一を冷静に流し込み先制。
試合が動き出すと、マリノスはグランドの横幅を使ったビルドアップで揺さぶりをかけてくるが、深川守備陣も隙を与えず、決定機を作らせない。
お互いに集中力を切らさずに試合を進めると、深川のチャンスは35分。
新のロングフィードに青木が相手DF背後へ抜け出し、右足を振り抜くもポストに嫌われてしまう。
前半はこのまま終了し1−0折り返す。

【後半】
立ち上がりからお互いにゴールへ迫る。
43分、青木がPA内まで突破し野澤に折り返すもGKに防がれる
マリノスは45分、サイドチェンジから深川を揺さぶり、PA付近まで進入するもシュートは枠の外。
直後の46分、相手のクリアミスから佐藤がGKと一対一になるもゴールを奪えない。
30度を超える気温とトーナメントの緊張感で徐々に体力が奪われると深川にとって我慢の時間が続く。
61分、相手のクロスボールを熊倉が一度は弾くも押し込まれ1−1。
さらに68分、左サイドの低い位置からクロスを入れられると、ポストプレーからのシュートが突き刺さり逆転されてしまう。
深川は73分、右サイドの佐藤からファーで待ち構えていた青木へクロスを上げると、胸トラップから落ち着いてゴールに決め再び同点に追いつく。
お互いに決勝点を狙うべく緊張感が高まる展開のなか、予想のしにくい事態が起こる。
アディショナルタイム、相手のカウンターに自陣PA内に戻った深川の選手がバランスを崩し転倒。
ボールが手に当たりPKを与えてしまう。
このピンチに『守護神』熊倉がスーパーセーブで防ぎ、延長戦へともつれ込む。

【延長】
グランド全体が緊張感をもつなか、立ち上がりからゲームが動く。
開始直後の81分、マリノスの連動した攻撃に中央を見事に崩され勝ちこされてしまう。
それでも諦めない深川は88分、安斎のクロスにこの日2得点を奪っている青木が胸でのコントロールからGKを振り切りゴール。
青木のハットトリックとなるゴールで三度追いつき3−3になる。
延長戦後半に入ると、お互い体力が消耗し、気持ちでの勝負となる。
空中戦を含め球際での戦いのなか、深川は意地をみせる。
張り詰めた緊張感のまま時間が進み、PK戦も視野に入り始めた100分。
中盤でのこぼれ球を常盤が前線に正確なフィードを送る。
これに反応した野澤がDF背後に抜け出しGKとの一対一になる。
グランドにいる全ての人たちの視線を受けるなか、野澤は落ち着いてネットを揺らし、歓喜の逆転ゴール。
最後まで守備陣も集中力を切らさず試合終了。

まさに激闘を制し、中学生という育成年代で、まだまだ課題が多く残る内容ではあったものの、苦しい展開、逆境をはね返して掴んだこの勝利を今後のチーム、個々の成長に繋げていきたい。

太田監督
「皆様のご支援、ご声援のおかげで全国大会への出場権を獲得することができました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。」

FC東京U-15深川への熱いご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。