U-15 深川GAME RESULT試合結果

2017年U-15 深川試合結果

8/17(木) 
帯広市 グリーンパークA
(キックオフ 12:20)

第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 グループステージ

FC東京U-15 深川

2-0

F.Cuore U-15

FC東京得点者

7笹沼航紀(17分)、18青木友佑(48分)

FC東京出場選手

GK 1熊倉匠
DF 2佐藤恵介、3木村哲大→15篠塚颯吾(HT)、4新良介、12三浦大、21菅原一真
MF 5常盤亨太、6佐久間賢飛、7笹沼航紀→9金子凛(50分)、11川口祐馬→8安田虎士朗(64分)
FW 18青木友佑

寸評

[リザーブ]
GK:20村上健
DF:10安斎颯馬、24石井玲於奈、29大矢ショラ
MF:14稲村隼翔、22梶浦勇輝
FW:

〇試合レポート
この日はあいにくの曇り空となった北海道帯広市は小雨も振る肌寒い気候に。
試合開始後からは少しずつ雨足が強まっていった。
大会もこの日でグループステージの最終日。
決勝トーナメント進出とグループステージの最終順位を決める大事な一戦を、FC東京U-15深川は九州のF.Cuore U-15と対戦した。

【前半】
試合は立ち上がりから拮抗した展開となる。
深川は最終ラインから丁寧にパスを動かすと同時に、要所で新良介が前線の青木友佑にクサビのパスを入れながら好機をうかがう。
それに対してF.Cuoreはシンプルにサイドのスペースへとロングボールを蹴り、それでいて時には裏を狙うと見せかけて足元からつなぐなど、長短織り交ぜた巧みな攻撃で深川を脅かす。
また、時折見せるロングスローも手強かった。
3分に常盤亨太が積極的なシュートを放ってCKを得ると、11分にはF.Cuoreも距離のある位置からのFKを直接狙ってくるなど、双方が堅い守備をベースとしながらも精力的に相手ゴールに迫る好ゲームが演じられた。
スコアを動かしたのは深川だった。
17分、前述もした新から青木への縦パスをきっかけにその青木がシュートを放つと、GKがはじいたところを笹沼航紀が蹴り込んで先制。
「雨で芝が濡れているから、シュートのこぼれがチャンスになるぞ」と試合前に太田匡人監督が送ったアドバイスを選手たちがしっかり体現した格好だ。

【後半】
後半に入っても、深川は粘り強く主導権を維持する。
1点を追う相手が前に出てきたタイミングでサイドのスペースから逆襲し、積極的に相手ペナルティエリア内へと進入していく。
48分、深川は青木がペナルティエリア内の左サイド寄りで常盤亨太からパスを受けると、そのまま素早い身のこなしで左足を振り抜いて2-0に。
その後も青木は積極的にシュートを放ち、54分には途中出場の金子凛も右サイドからの際どいシュートで狙う。
58分には新が蹴った左CKに常盤が頭で合わせるも、ボールは惜しくもゴール横へ。
2点のリードを得た深川はよりアグレッシブさを見せた。
しかし、好機を決めきれないと流れが変わるのがサッカーの怖さ。
62分に相手の見事なドリブルシュートから失点を許すと、そこからは守勢に回る時間帯が多くなる。
もちろん深川の積極性は変わらないのだが、時折、鋭いカウンターなどで押し返される回数が増えていく。
それをGK熊倉匠を中心に凌ぎ続けていた。
そして後半アディショナルタイム。
相手の弾道の低い強烈ミドルシュートがゴール右下隅を襲い、同点かとも思われた瞬間にGK熊倉が横っ飛びでビッグセーブ。
冷やっとした場面をファインプレーで凌いだ深川が勝利し、勝点7でIグループを首位で通過することに成功した。

FC東京U-15深川への熱いご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。