U-15 深川GAME RESULT試合結果

2017年U-15 深川試合結果

12/26(火) 
味の素フィールド西が丘
(キックオフ 13:20)

高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会

FC東京U-15 深川

3-0

大宮アルディージャジュニアユース

FC東京得点者

10安斎颯馬(36分)、18青木友佑(47・58分)

FC東京出場選手

GK 1熊倉匠
DF 2佐藤恵介→12三浦大(79分)、3木村哲大、4新良介、21菅原一真
MF 10安斎颯馬、6佐久間賢飛、5常盤亨太、8安田虎士朗→22梶浦勇輝(74分)
FW 7笹沼航紀→13野澤零温(59分)、18青木友佑→9金子凜(80+1分)

寸評

[リザーブ]
GK:16彼島優
DF:24石井玲於奈
MF:14稲村隼翔
FW:

〇試合レポート
FC東京にとってホームスタジアムと呼べる『味の素フィールド西が丘』での開催となった高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会準決勝。
今大会ここまで(3試合)無失点で勝ち上がってきたFC東京U-15深川は大宮アルディージャジュニアユースとの対戦となった。
試合前に太田監督は「素晴らしい舞台。すべてにおいて切り替えを大事に、深川魂を見せよう。何がっても諦めないで泥臭くやろう。」
と、伝えると、ロッカールームにいる全員で胸のエンブレムを掴みピッチへと送りだした。

【前半】
ボールを支配したのは大宮。
試合開始から5分ほど、大宮にボールを保持され、左右両サイドから攻勢を受けるも、深川守備陣が中央を固く閉ざしチャンスを与えない。
深川は、笹沼や青木が相手の裏に飛び出しミドルパスを引き出すが、チャンスを作れない。
守備では前線の笹沼と青木が献身的に相手DFラインにプレスを試みるも、なかなか的を絞れず、自陣にボールを持ち込まれてしまう。
それでも20分を過ぎたあたりから深川もボールをつなぎ、リズムを掴み始めると22分。
常盤が中盤でインターセプトし、佐久間と安田がここに絡む。3人で細かくパスをつなぐと最後は佐久間が右足でミドルを放つもわずかに枠の左へ。
27・28分と大宮にショートカウンターからゴールに迫られるも、ともにシュートが枠外に外れる。
すると、この相手の攻撃を凌いだ深川が先制点を奪う。
36分、左サイドでドリブルを仕掛けた安田が、縦に流れてきた青木へパスを出す。
青木は左PA内で一対一を仕掛けゴールエリアあたりまで切り込むと、マイナスの折り返しを安斎へ。
これを安斎がしっかりと押し込み先制点を奪う。
さらに直後、青木がタイミングよく相手DFライン裏に抜け出すと、飛び出してきた相手GKを見てループを狙うもわずかに枠の外。
追加点は奪えなかったが、前半を1-0で折り返す。

【ハーフタイム】
太田監督「1-0で帰ってきたが、自分たちはまだ何も得ていない。全員で前からプレスをかけ自分たちの良さを出そう。守備陣はリスク管理を忘れないこと。」

【後半】
ハーフタイムに全員で前からプレスをかけることを確認した深川が、立ち上がりから連動したプレスで主導権を握る。
前線の笹沼と青木がプレスをかけると、これに呼応し中盤やDFラインを押し上げ、大宮の持ち味であるショートパスを網にかける。
43分には左CKをファーに送り、ここからカウンターを受けるが、菅原が素早い切り替えから相手ボールをタッチライン外に蹴り出し流れを切る。
集中力を切らさない深川は47分、新からのパスを受けた笹沼が青木へラストパスを出すと、青木が裏に飛び出し、相手GKとの一対一を落ち着いて制し追加点を決める。
さらに攻勢を強める深川は52分には木村のフィードに飛び出した安田がPA内に進入。
53分には菅原が左PA内で仕掛けて得たCKを安斎がファーの青木に合わせるも枠の上。
すると58分、相手GKのゴールキックがミスキックとなり青木が拾う。
このGKとの一対一を冷静に左足で決めリードを3点に広げると、諦めない大宮の反撃に合う。
左右両サイドからのロングスローやドリブルでの仕掛けから深川ゴールに何度も攻め込まれるも、木村と新が身体を張って対応。
さらに、GKの熊倉も好守を披露し今大会ここまで無失点の守備陣が堅守を築く。
深川も途中出場の野澤がカウンターからゴールに迫り、攻撃の姿勢を最後まで見せ相手を牽制。
終盤に交代選手をピッチに送り、ゲームをクローズさせた深川が3-0で勝利し決勝戦へと駒を進めた。

平日開催となった、準決勝だったがスタンドには多くのファン・サポーターが駆けつけ、選手・スタッフを力強く後押しした。
また、先日『高円宮杯U-18サッカーリーグ 2017チャンピオンシップ』を優勝したU-18選手たちもゴール裏に駆けつけ、大きな声でU-15深川を応援していた姿が、FC東京としての一体感をより強くさせた。
今大会から、U-15が戦う公式戦ユニフォームの短パンに『クラブサポートメンバー』のロゴが入った。
日頃の感謝の気持ちをより強くした選手たちは、高円宮杯U-18とU-15の両制覇という史上初の栄冠へチャレンジをする。

本日も、FC東京U-15深川への熱いご声援ありがとうございました。
引き続き、みなさまの熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。