U-18GAME RESULT試合結果

2017年U-18試合結果

7/09(日) 
東京ガス武蔵野苑多目的グランド
(キックオフ 15:30)

高円宮杯U-18サッカーリーグ 2017プレミアリーグEAST

FC東京U-18

2-1

鹿島アントラーズユース

FC東京得点者

2坂口祥尉(79分)、7杉山伶央(90+2分)

FC東京出場選手

GK 16高瀬和楠
DF 5岡庭愁人、3篠原新汰、4長谷川光基、2坂口祥尉
MF 11横山塁→7杉山伶央(70分)、8小林真鷹、23平川怜、6荒川滉貴
FW 14原大智→22今村涼一(90分)、10小林幹

寸評

[リザーブ]
GK:1大本竜司
DF:24草住晃之介
MF:9吹野竜司、17寺山翼
FW:13吉田和拓

○試合レポート
【Challenge to the next stage】
前節、開幕戦以来の敗戦をしたFC東京U-18(4位)はホーム『東京ガス武蔵野苑多目的グランド』に鹿島アントラーズユース(3位)を迎えての開催となる。
勝点差1の相手との対戦ということもあり、絶対に譲れない戦いとなる。
15:30キックオフということもあり、気温の高い環境での試合。
佐藤監督は「クラブユース選手権に向けて良い経験になる。暑いからこそ相手より走る、闘う。チームとしての総合力を見せよう。」と檄を飛ばし選手をピッチへと送り出した。

【前半】
主導権を奪うべく、お互いに中盤での激しい攻防が繰り返される。
鹿島はGK含め、シンプルに前線へロングボールを入れ、東京守備陣を押し下げ、セカンドボールを拾いにかかる。
これに対して東京は篠原と長谷川が制空権を譲らず、セカンドボールに対しても素早く反応し、鹿島にリズムを渡さない。
徐々に東京もリズムを掴むと中盤で細かくパスをつなぎ相手ゴールに迫る。
28分、左サイドでリズム良くボールをつなぎ平川へ。平川はドリブルでPA深くまで進入しクロスを入れるも合わない。
さらに平川は39分にも小林(真)からボールを受け、左サイドをドリブルで仕掛けシュートを放つもDFにブロックされる。
お互いに決定機を作れず、こう着状態のまま、時計は進み、前半終了間際の44分。中央左寄りPA外から小林(幹)が狭いスペースのなかミドルを放つも枠の外。
東京のシュート4本に対して鹿島は2本という内容で折り返す。

【ハーフタイム】
佐藤監督
「セカンドボールを拾ってボールを動かそう。全員が出し惜しみなく、ベンチを含めた18人で闘おう。
終了間際に試合が動く可能性が高い。最後の1分1秒までやり切ること。」

【後半】
開始直後の30秒、右からクロスを入れられるも、相手選手がミートできず。立ち上がりのピンチを凌ぐと、ボールを保持したのは東京。
左右両サイドにボールを展開し、攻勢を仕掛ける。
51分、左サイドで坂口から荒川につなぎ、大きく右サイドの岡庭へ。岡庭は前方の横山にボールを預けると、縦にドリブルを仕掛ける。
横山はニアにボールを入れると原が飛び込み潰れると、ボールはそのまま流れ小林(真)が飛び込むも左ポスト直撃。
さらに、54分にも岡庭からのパスを受けた横山の突破からチャンスを作り、59分にはカウンターを仕掛ける。
右サイドを岡庭が40mほど持ち上がりアーリークロス。これを中央にフリーで飛び込んだ原がヘディングで合わせるも枠の上。
攻勢を続ける東京は67分、中央から小林(幹)のミドルは鹿島DFがブロック。こぼれ球を小林(真)が拾い再びミドルを狙うも身体を張った鹿島守備陣にブロックされる。
攻撃に変化を加えるべく70分、横山に代えて杉山を投入。
迎えた79分、右サイドを岡庭が仕掛け、切り返しから左足でファーサイドにボールを送ると、坂口が左足で先制点を奪う。
ここから、佐藤監督がハーフタイムに選手へ声をかけた展開へとなる。
終了間際の89分、一瞬の隙を突かれる。右サイドからクロスを入れられると中央でヘディングを許し同点に追いつかれてしまう。
すると、東京応援席から「まだまだここからだ!」「諦めるな!」と大きな声援が飛び、ベンチからもピッチの選手たちを鼓舞する声が飛ぶ。
アディショナルタイムは3分。
そして、試合を決めたのは交代出場の杉山だった。
90+2分、岡庭が右サイドを縦に仕掛け、ライナーのクロスを入れると杉山が飛び込み決勝点。
まさにファン・サポーターと選手・スタッフが一丸となり奪ったゴールは、東京の順位を3位に押し上げた。

選手への温かいご声援誠にありがとうございました。
引き続き、FC東京U-18への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。

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