GAME RESULT試合結果
第14節 2005/7/06(水)
観衆 13,118人
天候 曇、弱 気温 23.2度 湿度 81%
主審:岡田 正義 副審:鈴木 亮哉/伊東 知哉 四審:蒲澤 淳一
J1 第14節
等々力
0-0
試合終了
前半0-0
後半0-0
川崎フロンターレ | FC東京 | |
---|---|---|
得点者 | ||
61' 今野 章 → 佐原 秀樹 87' 谷口 博之 → 原田 拓 |
選手交代 |
57' 近藤 祐介 → ルーカス 67' 栗澤 僚一 → 鈴木 規郎 80' 梶山 陽平 → 三浦 文丈 |
8 | シュート | 17 |
7 | CK | 5 |
22 | FK | 25 |
35' 寺田 周平 40' フッキ 45' 谷口 博之 60' 寺田 周平 |
警告 | |
60' 寺田 周平 |
退場 |
GK | 28 | 相澤 貴志 |
DF | 2 | 伊藤 宏樹 |
DF | 13 | 寺田 周平 |
DF | 5 | 箕輪 義信 |
MF | 29 | 谷口 博之 |
MF | 14 | 中村 憲剛 |
MF | 4 | アウグスト |
MF | 20 | 長橋 康弘 |
MF | 18 | 今野 章 |
MF | 19 | フッキ |
FW | 24 | 黒津 勝 |
GK | 1 | 吉原 慎也 |
DF | 3 | 佐原 秀樹 |
MF | 23 | 相馬 直樹 |
MF | 35 | 原田 拓 |
FW | 16 | 飯尾 一慶 |
GK | 1 | 土肥 洋一 |
DF | 20 | 加地 亮 |
DF | 3 | ジャーン |
DF | 2 | 茂庭 照幸 |
DF | 17 | 金沢 浄 |
MF | 23 | 梶山 陽平 |
MF | 6 | 今野 泰幸 |
MF | 18 | 石川 直宏 |
MF | 27 | 栗澤 僚一 |
FW | 13 | 戸田 光洋 |
FW | 32 | 近藤 祐介 |
GK | 21 | 遠藤 大志 |
MF | 7 | 浅利 悟 |
MF | 10 | 三浦 文丈 |
MF | 15 | 鈴木 規郎 |
FW | 9 | ルーカス |
【選手・監督コメント】
勝ち点3を目指すのみ!
J1リーグ第14節はアウェーで川崎フロンターレとの対戦。リーグ中断あけの前節C大阪戦は前半からリズムよく攻撃を仕掛け、試合の主導権を握り、後半に戸田、ルーカスと立て続けにゴールを奪ったが、ロスタイムに追いつかれ、勝ち点を1つだけのばすにとどまった。この試合のポイントは2点先行してからの時間の使い方、もっと言えば残り5分をどう自分たちがボールをキープして時間を使うか、チーム全体として反省し、今後同じ過ちをしないことである。この7月の短期6連戦は、とにかく悪いことを引きずらないことである。次に気持ちを切り替えて戦っていけるか、大変重要になってくると思われる。
川崎は今季J1に昇格。現在5勝3分5敗で10位につけている。前節はアウェーで磐田に勝利したことでもわかるように、粘り強いプレスと鋭いカウンターから、FWジュニーニョを中心としたトップの脅威的な決定力で勝ち点を積み上げている。2000年のJ1での戦いと違い、持てる力を存分に発揮しているといえる。今節はそのジュニーニョ(現在6得点)が警告累積で出場停止となるが、2トップの一角のFW黒津も3得点、代りに入るFWフッキも前節ゴールを挙げている。MF今野を含め、その攻撃力には十分な警戒が必要といえる。
対する東京は、攻撃陣が好調だ。特に戸田については、ユベントス戦からナビスコ千葉戦、前節と3試合連続で得点を決めている。また、右サイドの加地についても、日本代表での好調をそのままに、前節では2得点に絡む活躍。石川とのコンビは相手左サイドに大きな脅威を与えている。栗澤についても前半戦の終盤で多少疲れが見えていたが、中断期間でリフレッシュして鋭い動きがもどり、攻撃にいいアクセントとなっている。今節は三浦に代わって梶山が先発出場となる。昨年の2ndステージ第14節(市原戦)以来の先発となるが、ワールドユースで見せた積極性を発揮し、自分の持ち味を出し中盤をリードしてもらいたい。また、控えには5月のケガから復帰した鈴木規が入る。左サイドでのチャンスメイクやセットプレーでのキッカーと、チームに「勢い」を出す意味でも期待できる。
開幕前のプレシーズンマッチでは、0-1で敗れてしまったが、川崎のカウンターをしっかり抑え、慌てることなく攻撃を仕掛ければ勝機はみえる。川崎とは公式戦としては2000年7月8日(国立)以来となる。雨上がりの蒸し暑い中、7:05pmに川崎のキックオフで開始された。
Going For The Points!
In the previous game TOKYO had attacked in style and taken a two-goal lead before being held to a draw by a last-minute free kick. The team had addressed the failure to protect the lead by maintaining possession and were determined to allow no repeats. With a rash of games in July the side couldn't afford to dwell on past mistakes and eagerly looked forward to the short trip to Kawasaki.
Newly promoted Frontale lay in 10th. place at kick off with a W5 D3 L5 record. A tenacious, counter attacking team with a potent attack led by Brazilian Juninho, they had posted a fine away win at Jubilo in their previous game. In contrast to their last appearance in J1 in 2000 the side had managed to translate their ability into results. Juninho missed the game through suspension with three-goal Kurotsu taking his place in attack while the other forward Hulk had scored against Jubilo. With midfielder Konno also a threat the TOKYO defence would need to be at their best.
The TOKYO attack was in fine form. Toda, in particular, was enjoying a productive spell with goals in his previous three matches. Kaji returned from his National Team exertions displaying the same form he had shown on tour and had contributed to both goals in the Cerezo match. His combination with Ishikawa on the right posed a serious threat to any defence. Kurisawa had benefited from the break and appeared refreshed and back to top form. Kajiyama replaced Miura and assumed responsibility for directing the midfield, a just reward for his excellent performances in the recent World Youth Championships. Norio Suzuki returned to the bench after 5 months out injured and his dynamic prescence, aggressive running and thunderous free kicks were a welcome addition to manager Hara's tactical options.
TOKYO were aiming to revenge a 0-1 loss to Frontale in a pre-season game as the first competitive encounter between the teams for 5 years kicked off on a humid evening in Kawasaki.
前半開始から積極的に攻撃するも決定打がでず
ゴール裏サポーターからの大声援を受け、前半開始から勢いよく、速いパス回しから攻撃を仕掛ける。4分、右サイドで加地→石川に渡りそのまま中にドリブルで仕掛け、右エリア内に流れた戸田にスルーパス、エンドライン際からの中央への折り返しに近藤祐が飛び込むが合わず、5分には金沢のスローインから梶山がそのまま中へドリブル突破&シュートを放つもGK正面に。8分、近藤祐が受けたファールでFKを得る。ゴール正面22~3mの距離からの石川のキックは壁に阻まれるが、跳ね返りを今度は栗澤がミドルシュート。DFに当たりこぼれを左エリアで拾った今野がフリーでシュート、波状攻撃もゴールは割れず。13分には土肥が蹴ったボールに近藤祐が相手DFに競り勝ち後ろにこぼれ、これを戸田が拾い、裏に抜け出しエリア外からシュートするもGKの正面。
ここまで川崎は、東京の速い攻撃への対応で防戦一方となる。攻撃に転じても単調な攻めとなり、チャンスらしいチャンスはセットプレーのみ。21分、23分と立て続けにFKを得るも決定的な場面にはならず。29分、東京は栗澤から攻め上がった今野につなげ、短いパスを受けた戸田が思いっきりシュート、きわどいコースにいくもGKにセーブされる。今度は川崎がまたもFKからチャンスをつかむ。1度は東京DFにクリアされるもこぼれをつなぎ最後はゴール前に上がっていたDF寺田がシュートするもバーの上に。このシュートを含め川崎のシュートは前半2本のみ。
32分は梶山から右サイドの石川へわたりそのままアーリークロス、戸田がニアに飛び込むがDFに詰められCKへ。34分にもドリブル突破から石川がクロスを入れるも直接GKがキャッチ。東京はサイドを使った攻めで何度もチャンスを作るも、クロスの精度、クロスに対するゴール前へのFWの入り方が微妙にズレてシュートまでにいたらず。逆に40分を過ぎると、川崎が東京の速い攻撃に落ち着いて対応できるようになり、中盤でボールが回りはじめ、東京陣内に入り込む回数が増えてくる。しかし東京守備陣もキッチリ対応して危ない場面を作らせない。結局お互い決定打がでず、0-0で前半を終了した。
TOKYO Make Positive Start
Buoyed by a vocal away support F.C.TOKYO started the match on the front foot, dominating possession and playing the ball around in confident style. In the 4th. minute Ishikawa received the ball from Kaji and dribbled forward before picking out Toda on the left. Toda took the ball to the byline and crossed but Kondo failed to make contact. Kajiyama then picked up the ball in midfield, raced forward and shot but hit his effort straight at the keeper. In the 8th. minute Kondo drew a foul some 22 yards from goal; Ishikawa blasted the ball against the wall, Kurisawa hammered the rebound goalwards only to see the ball deflected again and Konno fired the loose ball wide. In the 13th. minute Kondo battled hard to win the ball following a long punt upfield from Doi. The ball ran loose to Toda who fired first time from outside the area but again the Frontale keeper held the shot comfortably.
Kawasaki struggled to stem the tide and threatened only from set plays. A pair of free kicks in the 21st. and 23rd. minutes came to naught. In the 29th. minute Aizawa, in the Kawasaki goal, rescued his team with a fine save from Kondo following some neat short passing between Konno and Kurisawa that opened up the home defence. Kawasaki created a better opportunity after a partially cleared free kick was floated back into the danger area but defender Terada fired over the bar. The home side managed only two shots in the first half.
In the 32nd. minute Ishikawa played an early cross in to Toda at the near post but the Kawasaki defence scrambled the ball away for a corner. TOKYO made headway along the flanks but the accuracy of the crosses and the timing of the strikers' runs were somewhat lacking. As half time approached Kawasaki began to gain a foothold in midfield and enjoy increased possession but the TOKYO defence remained impregnable and the first period ended scoreless.
最後は川崎の堅守を崩せず!スコアレスドローに終わる
後半も東京が攻撃の主導権を握った。開始早々相手DFクリアに詰めた梶山が倒されFKのチャンス。石川が直接狙うがゴールの枠をはずす。54分、右サイドで加地→石川がサイドを突破、アーリークロスに近藤祐が飛び込むがオフサイドに。56分には金沢からのサイドチェンジで石川が右サイドをドリブル突破、いったんDFにクリアされるもこぼれを加地が拾い、そのままシュート、DFに当り今度は石川の前にこぼれ、中央にクロスを送り栗澤がヘディングシュートするも完全にヒットせず。
57分には疲れの見えた近藤祐に代えリーグ戦3試合連続得点中のルーカスを投入する。その直後の58分には、カウンターから加地が右サイドを駆け上がりシュートするもバーを越える。60分には川崎DF寺田が石川のドリブル突破をたまらずファールで止め、この日2度目の警告を受け退場に。すぐにMF今野に代えDF佐原を投入しDFラインを修正するが、川崎は完全にゴール前を固めてカウンター狙いとなった。ただ逆にゴール前を固める相手に対して、東京もなかなか有効的な攻撃ができず、膠着状態が続く。
67分には栗澤に代り鈴木規を投入、すると徐々に「勢い」を取り戻し始める。69分金沢の左クロスを鈴木規が落としルーカスに渡るがシュートまでには至らず。70分には鈴木規が左サイドを駆け上がりCKを得る。72分、相手ボールを奪った今野がDF裏に走り込んだ戸田へスルーパス。僅かであったがオフサイドの判定。まさに狙い通りの展開となっていったが、川崎も1人少ないハンデを感じさせない運動量で、決定的な場面までは作らせず。
81分に梶山に代え三浦を投入し今野を前に出す。82分には左エリア外で鈴木規からのパスが今野に渡りそのままロングシュート、ゴール左隅上に向かい、入ったかと思われたがGKのスーパーセーブで得点ならず。85分にはカウンターから戸田が左サイドを疾走、右スペースへのパスに石川が走り込むが焦ってトラップミス。頭を抱えたくなるシーンであった。86分には左サイドの鈴木規がDFをかわしグラウンダーのクロスを送り、ゴール前で決定的なチャンスとなるが、戸田のスライディングでの飛び込みも合わせることができず。その後も左右にボールを散らし、クロスを入れ、川崎DFをゴール前に釘付けにして、最後まで得点を獲りに攻撃するも、川崎の堅守を崩すことができず、そのまま試合は終了。スコアレスドローに終わった。
【選手コメント】《戸田》「決められないと、こうなるという典型的な試合。1点取れれば勝てる試合だった。今、2トップの祐介と一緒に『絶対結果を出そう』と頑張っているので、自分でも残念だし、悔しい。クロスへの飛び込みは、ほんのコンマ何秒かのタイミングで逃している。もうすこしボールが速く来るという意識があれば決められていたのかも…。反省して次につなげたい。(相手が10人になって攻め急いだ?)焦りはなかった。ただチャンスがあって決められない中で、ゴール前に速くボールを運ぼうという意識はあった。それが攻め急ぎと見られたなら、そうかもしれない…」《鈴木規》「0対0で、1点取れば勝つという場面で入った。前線でどんどん勝負してシュートも打っていけと言われたが、なかなか自分のプレーができなかった。シュートも打てなかったし、もうちょっと仕掛けれればよかったが…。(終了間際にクロスからチャンスの場面があったが?)それが得点につながらなければ、何も仕事をしていないのと同じ。ただ、ああいうプレーをどんどん増やして何回もチャレンジしていけばいいと考えている。個人的にケガでツライ時期もあったので、こうやって復帰できたことは嬉しい。試合の雰囲気になれず、ゲーム勘がまだ戻ってない面もあるが、試合に出る以上、そんな言い訳はできない。全力を出せるように頑張っていきたい」《梶山》「一度前に当てて、そこからサイドに散らしていこうと意識していた。その上で自分もゴール前に詰めていこうと考えてたが…。無得点に終わって残念。次の試合に活かしていきたい」
【原監督の会見要旨】「川崎の前節磐田戦を見て、川崎は全員でよく守り、今日はジュニーニョが出場停止だったがカウンターが非常に速く、しかもモチベーションも高いと感じた。今日はかなり苦しい試合になるだろうと予想していた。ジュニーニョが不在で、フッキと黒津のツートップ、あるいは最近練習試合にも出ている我那覇が出てくると思っていた。川崎のストッパー3人は高さがあり、両サイドもボランチ2枚も守備の意識が高い。そのため攻撃には時間をかけず、できるだけ早くDFの後ろのスペースを使おうとした。前半立ち上がりはよい形ができていたが、途中から攻撃が遅くなると、川崎に引かれてしまい、なかなか崩せなくなった。クロスを上げてもなかなかシュートを打てない、というのが今日の試合。相手が1人少なくなり、さらに引かれてしまったが、そこを崩さなければいけないと思う。相手がゴール前をかなり固めてきたので、途中からルーカスを入れた。もっと前でボールを受けてくれと言っていたが、少し引き過ぎていた。さらに鈴木規を入れて、右だけでなく左からも起点をつくろうとした。彼は肩を脱臼をしてから久しぶりで、最初は試合に入れなかったが、終了間際にあったように左サイドからクロスを入れる、もしくはFKやシュートを期待していたが、ちょっと届かなかった。勝点3が欲しかったが、引かれた守備をなかなか崩せなかった。相手が10人になることは去年から苦手にしていて、むしろこちらが10人になるほうが良い(苦笑)。一人退場になった時は、ワンテンポ遅くなってしまうところがあるので、ちょっと嫌な予感はしていたが。リスクをかけて点を取りに行かないと点は取れない。しかしチーム全体としての勢いは戻ってきている。納得はしていないが、勝点を積み重ねながら、次にまたすぐに試合があるのでそこに向かいたい。東京決戦でヴェルディに勝って勢いをもう一度取り戻せるように。いい準備をしたい。川崎は、ジュニーニョのいない中、全員があれだけ頑張れる、すばらしいチームだと思う。
【川崎・関塚監督の会見要旨】「前節の磐田戦に続き、選手が90分間、非常に集中してプレーしてくれた。これも多くのサポーターがホームに集まってくれて、我々の勝利を信じて応援してくれたおかげだと思っている。東京は勢いのあるチーム。それをどう止めていくかが今日の試合のポイントだった。そしてセカンドボールを拾って、ボールを取ってから我々のリズムで攻撃ができるかがテーマだった。前半、時間の経過とともに落ち着いて、前のフッキ、黒津、今野のコンビ、そこからサイドを使う形ができつつあった。だが後半に入って退場者を出し、どうしてもカウンター、あるいはリスタートからの得点を狙うことになった。ただ一人減っても、選手たちはしっかりとした守りの中から得点を狙ってくれた。後半の35分間ほどを10人でプレーするというのは酷な状況だが、ただ守るだけでなく、最後まで点を奪いにいったこと、そのあたりは収穫だと思う」
Game Ends Scoreless
TOKYO began the second half as they finished the first, on the attack. Ishikawa whipped a free kick fractionally wide and Kondo was given offside in a marginal decision in the 54th. minute. In the 56th. minute Ishikawa again raced down the right before a Kawasaki defender ended his run. The loose ball fell to Kaji who drilled a shot against a defender; Ishikawa crossed but Kurisawa failed to make appreciable contact.
In the 57th. minute Lucas replaced the visibly tiring Kondo. Kaji fired over the bar in the 58th. minute before Terada took an early bath after collecting his second yellow card for a foul on Ishikawa in the 60th. minute. Frontale replaced Konno with defender Sahara and attempted to frustrate TOKYO with blanket defence. The visitors found it difficult to penetrate the 9 man defence and the game developed into a stalemate.
In the 67th. minute Suzuki replaced Kurisawa in an attempt to enliven the attack and while several half chances were created a goal seemed a distant prospect. The Frontale players increased their workrate to compensate for the loss of Terada but failed to produce a meaningful threat to the TOKYO goal.
In the 81st. minute Miura replaced Kajiyama and Konno moved forward to support the attack. A minute later Konno nearly made the vital breakthrough with a blistering long range strike that seemed destined for the top corner until Aizawa pulled off a stunning save. In the 85th. minute Ishikawa failed to control a through ball from Toda in a good position and was left holding his head in frustration. Toda then failed to connect with a low cross from Suzuki when only a touch would have sent the ball over the line. As full time approached Frontale packed their penalty area and the sheer number of bodies denied TOKYO until the final whistle. The game finished scoreless.
Players' comments
Toda:
"If we had scored today we would have won. Kondo and I are giving it our all in attack so it's very disappointing. The timing is not quite right and it's only a matter of a split second. We didn't really become impatient after they had a man sent off although we did try to get the ball forward faster. Maybe that seemed like being impatient".
Suzuki:
"When I came on it was 0-0 and one goal would have won the game. I was asked to get forward and shoot but I couldn't really play to my best today. Since we didn't score from that move at the end of the game it's like I didn't contribute to the game today. Personally, I'm very pleased to be back as the time out injured was difficult. I'm haven't become reaccustomed to the match atmosphere yet and that showed in some of my play but I'm determined to do my best for the team".
Kajiyama:
"I concentrated on taking the ball forward and spreading it out to the wings. I'd have liked to have been involved in scoring but it wasn't to be today. It's very disappointing that the game finished 0-0. We'll do our best in the next match".
TOKYO manager Hara:
"I saw the Frontale-Jubilo game and they defended well and countered very quickly. We were expecting a very tough game today. With Juninho suspended we thought Ganaha would have played today. Frontale fielded three stoppers and two defensive midfielders, all very tall and strong players so we planned to waste no time in building attacks and get the ball into space behind the defence as quickly as possible. We started well but tailed off during the match and that allowed them to come back into the game. We put in many crosses but couldn't get shots on target and that was the story of tonight's game. After they had a man sent off they pulled back and we should have taken advantage of the situation. We were outnumbered in attack so I sent on Lucas but he played a little too deeply. Suzuki hadn't played for a long time and is still getting over his dislocated shoulder but I had wanted to play him from the start. He put a good cross in at the death but otherwise looked a little rusty, as you would expect after such a long layoff. We really wanted the three points but Frontale defended in depth and we couldn't break them down. There's another game coming up so we're focusing on that now. We've definitely got our spirit back. Frontale played very well with only 10 men, though".
Frontale manager:
"As in the Jubilo game the players concentrated completely for the 90 minutes. A lot of fans turned out for the match and we believed their support would help us to win tonight. TOKYO are a dynamic team. The point for this game was how to stop them. Winning the loose balls and imposing our rhythm on the game was the way, we felt. We became more composed as the first half progressed and worked the ball out to the wings. But then we lost a player and had to rely on counter attacks and quick restarts to have any chance of scoring. Even with only 10 men the team defended superbly and looked for a goal. The last 10 minutes were especially difficult but the players were still trying to get forward with the ball and that's a positive thing to take from the match".