GAME RESULT試合結果

第21節 2005/8/27(土)
観衆 15,735人 
天候 晴、弱 気温 26.7度 湿度 80% 
主審:片山 義継 副審:金子 聡一郎/平野 伸一 四審:田尻 智計

J1 第21節

ヤマハ

HOME

ジュビロ磐田

1-1

試合終了

前半0-0

後半1-1

AWAY

FC東京

ジュビロ磐田 FC東京
80' 崔 龍洙
得点者 81' 栗澤 僚一
26' 名波 浩 → 船谷 圭祐
39' 成岡 翔 → 中山 雅史
83' 金 珍圭 → 大井 健太郎
選手交代 52' 三浦 文丈 → ササ サルセード
75' 石川 直宏 → 馬場 憂太
86' 梶山 陽平 → 宮沢 正史
14 シュート 13
2 CK 6
12 FK 13
44' 河村 崇大
警告 15' 三浦 文丈
77' 馬場 憂太
退場
ジュビロ磐田先発
GK 21 佐藤 洋平
DF 36 金 珍圭
DF 5 田中 誠
DF 3 茶野 隆行
MF 17 太田 吉彰
MF 4 河村 崇大
MF 7 名波 浩
MF 14 村井 慎二
MF 19 成岡 翔
FW 22 カレン ロバート
FW 16 崔 龍洙
ジュビロ磐田控え
GK 31 松井 謙弥
DF 20 大井 健太郎
MF 28 船谷 圭祐
MF 13 川口 信男
FW 9 中山 雅史
FC東京先発
GK 1 土肥 洋一
DF 20 加地 亮
DF 3 ジャーン
DF 2 茂庭 照幸
DF 6 今野 泰幸
MF 10 三浦 文丈
MF 23 梶山 陽平
MF 18 石川 直宏
MF 15 鈴木 規郎
MF 27 栗澤 僚一
FW 9 ルーカス
FC東京控え
GK 21 遠藤 大志
DF 8 藤山 竜仁
MF 16 宮沢 正史
MF 14 馬場 憂太
FW 38 ササ サルセード

【選手・監督コメント】

苦手のアウェー、リズムにのまれず、全力で勝利を


 名古屋戦から中2日で臨む今節、アウェーでジュビロ磐田と対戦する。前節は、チャンスに決められないうちに失点するという展開から、終了間際の今野のゴールで追いつき、ササの得点力にも期待がかかる形で終えた。昇り調子の内容をつなげていきたい.しかし、金沢が右足の負傷で戦線離脱。左サイドバックには今野が、ダブルボランチは三浦と梶山の先発で臨むこととなった。

 対する磐田は「すごくいい内容の試合もあれば、簡単に失点してしまっている試合もある」と原監督は分析。だが着実に勝ち点を積み重ね、現在5位につけている。今節は、GK川口、DF福西、服部らが負傷、FW前田が出場停止のため、ベストメンバーが組めない状態だが、FW崔が第5節(4月13日)以来のスタメンに。カレンと2トップを組み、MF成岡がトップ下に、右MF=太田、左MF=村井、ダブルボランチにMF河村と名波、DFラインは金、田中、茶野という3-5-2の布陣で臨んできた。

 原監督は「ケガ人や連戦で苦しい状況は一緒。コンディションが勝敗を分けるかもしれない。磐田は地力はあるが、その力を出させないようにバランスよく戦い、しっかり点を取りにいきたい」と意気込む。過去一度も勝ち星のないアウェー=ヤマハスタジアムだが、相手のリズムにのまれず、勢いのある戦いで、確実に勝ち点を奪いたい一戦だ。


Battling A Bogey Team

Two days after the draw with Grampus, TOKYO traveled south to take on Jubilo Iwata. TOKYO had created a host of chances in the previous game but failed to take them and were punished on the counter attack; Konno grabbed a late equaliser to rescue a point. Sasa Salcedo's integration into the side seemed to be progressing and TOKYO were definitely improving. A leg injury had forced Kanazawa out of this game, though. Konno replaced him at left back as TOKYO began with a double defensive midfield pairing of Miura and Kajiyama. 
Opponents Jubilo had, according to TOKYO manager Hara, "played very well in some games and then given away simple goals in others". They had steadily accumulated points though, and lay in 5th. place at kickoff. Goalkeeper Kawaguchi, defenders Hattori and Fukunishi were injured, while forward Maeda was suspended. Jubilo were boosted by the return of striker Choi Yong Soo for his first game since April 15th. Choi teamed up with Robert Cullen in attack, Naruoka played behind the front two, Ota on the right, Muroi on the left, Nanami and Kawamura as defensive midfielders and a back line of Kim, Tanaka and Chano in a 3-5-2 formation. 
"Both teams have injuries and are missing players", commented Hara, "That may well be the deciding factor today. Jubilo are strong at home so we'll have to play with a good balance to stop them and score ourselves". TOKYO had never won at Yamaha Stadium and would need to prevent Jubilo finding their rhythm to stand any chance of ending that record. 

磐田にペースをつかまれるが、ポジションチェンジで対応


 キックオフは19時5分。昼間の暑さはようやく和らいだが、ピッチ上ではほとんど風が感じられず、蒸し暑さが残る。それでも、芝の短いピッチでボールスピードがあり、開始から速い展開で試合は進んだ。両者の当たりも強く、激しい試合になりそうな雰囲気が漂う。3分には、梶山のパスをルーカスがさばき、右サイドで石川が2度シュート体勢に。だが続けて相手DFに阻まれる。磐田も7分にはエリア内へのスルーパスにFW崔、続いてFWカレンが抜け出すが、土肥が出足早く抑え、ピンチを切り抜ける。14分には中盤で梶山が相手ボールを奪い、ルーカスに、DFをかわしてミドルシュート。ここまではフィニッシュの場面は少ないものの、見応えのある攻防が続いていた。

 だが時間の経過とともに磐田がボールを支配し、東京を押し込む。22分にはFW崔を起点にダイナミックな速攻を仕掛けられるが、東京DF陣が慌てることなく防いだ。磐田は26分にMF名波が足を痛めるアクシデントで、MF船谷と交代。その直後に東京陣内に攻め込まれ、左クロスからゴール正面でMF太田がフリーでシュート。決定的ピンチは土肥のパンチングで逃れる。そのこぼれをつないでFW崔がヘディング、こぼれを拾ったFWカレンのエリア内からのシュートは左にはずれ、猛攻をなんとかしのいだ。 

 東京も切り替え速く攻めに転じようとするが、低い位置から前線につなげることがなかなかできなかった。そこで30分を過ぎる頃には、今野をボランチに、左サイドバックに鈴木規、左MFに栗澤、梶山を1列前にポジションチェンジ。ここから段々とリズムをつかむようになる。だが攻防は一進一退。39分には石川が右エリアで相手を切り返し、スピードに乗って果敢にシュートするが、相手GKの好セーブに阻まれる。この直後に磐田MF成岡が負傷しFW中山に交代。42分にはCKから反撃を受け、磐田が速攻。一旦は鈴木規が食い止めたものの、再びボールを奪われ、磐田FW中山が前線にアーリークロス。FWカレンが右エリア奥深くまで走りこみ、ゴール前にマイナスのラストパス。決定的シーンだったが、FW崔のシュートはジャーンが伸ばした足に当たり、土肥がボールを押さえた。44分には東京のカウンターから梶山が放ったミドルは、バーを叩いて下に跳ね返り、インならず…。0対0のまま、後半へと折り返した。


Jubilo Dominate

The game began shortly after 7pm and, while the heat of the day had diminished, conditions were humid and oppressive. The pitch was cropped short and was very slick. The match started at a frenetic pace and a tough, physically demanding 90 minutes seemed to be in store. In the 3rd. minute Ishikawa had two bites of the cherry after being set up Kajiyama and Lucas but a defender blocked both efforts. TOKYO keeper Doi had to be alert in the 7th. minute to race off his line and collect after first Choi, and then Cullen, attempted to latch onto balls played through the visitors' defence. In the 14th. minute Kajiyama robbed an opponent and found Lucas; Lucas turned neatly past a defender and shot. It was a sharp move, from defence into attack, and finished with a shot on target. 
Jubilo began to dominate possession and TOKYO were increasingly pushed backwards. In the 22nd. minute Choi set off on a blistering run at the heart of the TOKYO defence; the line held firm and the danger was averted. Nanami picked up an injury in the 26th. minute and had to be replaced by Funatani. Jubilo then fashioned the best chance of the game thus far as a cross from the left picked out Ota unmarked in front of goal. Ota shot fiercely but Doi punched his effort clear. Choi headed the ball back towards goal and Cullen drove it inches wide of the post. 
TOKYO attempted to build from the back but were unable to move the ball up to the forward line. In response manager Hara rearranged the formation: Konno moved into a defensive midfield role, Suzuki played at left back, Kurisawa moved out to the left and Kajiyama moved forward into central midfield. The changes allowed TOKYO to play with more rhythm and Ishikawa drew a good save from Sato in the 39th. minute after a trademark run and shot from the right. Jubilo were then forced into another substitution as Nakayama replaced the injured Naruoka. In the 42nd. minute Jubilo launched a rapid counter attack from a TOKYO corner. Suzuki won then lost the ball, allowing Nakayama to play a deep, early cross to Cullen at the far post. Cullen cut the ball back to Choi but a valiant block from Jean took the pace off his shot and Doi collected comfortably. In the 44th. minute Kajiyama let fly from 25 yards out; his powerfully struck effort dipped over Sato but struck the underside of the bar and bounced away to safety. The half ended 0-0. 

先制を許すも栗澤がゴール!息詰まる攻防はドローに終わる


 後半も速いペースで進んだ。47分には鈴木規の左クロスにルーカスが競り、左エリアまで上がった梶山がこぼれを拾ってシュート。だが角度がなく、右にはずれる。48分には磐田MF村井のパスからFW中山がポストになり、走りこんだMF太田がシュート。勢いは強烈だったが、左にきれる。52分には三浦に代えてササを投入、攻撃的な布陣で勝負に出た。

 53分には栗澤の右CKに今野が飛び込むが、ヒットせず。55分にはカウンターから栗澤が右前線に抜け出し、相手DF2人に囲まれながらも果敢に突破を試みる。エリア内で倒されたかにみえたが、相手ゴールキックに。そこから磐田の速攻を受け、クロスに合わせたMF船谷のシュートは左にきれる。57分には石川のクロスをファーでササが拾い、後ろに戻す。鈴木規は意表を突くシュート性のキックをゴール前に。栗澤が受けたが、惜しくもフィニッシュには持ち込めず。

 激しい試合の中で、連戦の疲れから両者ともに前線とDFラインの距離が間延び。その中でカウンターを仕掛けあってシュートシーンに持ち込む回数も増え、どちらがゴールしてもおかしくない状態に。65分にはトップ下に入った磐田カレンに前を向かれ、フリーでエリアまで走られるが、シュートには茂庭が詰め、CKに逃れる。 67分、クロスからのこぼれをエリア内で拾ったカレンのシュートは、鈴木規と今野が身体を張って防ぎカウンターにつなげる。最後は石川のクロスを相手DFがかろうじてCKに逃れたが、このCKからつないだボールを梶山が前線にスルーパス。石川が抜け出すが、シュートは相手DFの足にあたってゴールならず。そのこぼれを今度は梶山がゴールを狙うが、右にはずれる。 

 めまぐるしく攻守が入れ替わる中、75分には石川に代えて馬場を投入。東京はさらに攻撃の勢いを止めることなくゴールに向かった。ところが80分、磐田ボランチの河村がドリブルで上がる。東京DFの足が一瞬止まったところ、ジャーンを引き付け、エリア右の崔にパスを通される。この崔をつかまえきれず、フリーでシュートを許し、失点。嫌な時間に先制点を奪われてしまった…。しかし、フィールドの中の選手は下を向くことなく反撃。直後の81分、相手陣内センターサークル付近でファールを受け、FKを得る。相手の準備が整わず、エリア前で栗澤がフリーになって立つ。馬場がすぐさまパスを出し、これを栗澤がきっちり決めてゴール! 馬場、栗澤の速い判断と連係のよさで同点に追いついた! 

 前回ホームの磐田戦でもゴールを挙げている栗澤の同点弾で意気上がる東京。86分に磐田のカウンターを受け、中山から太田にパスがとおるが、守っては茂庭が必死で走って食い止めた。86分には梶山に代えて、6月11日(ナビスコカップ千葉戦)以来の出場となる宮沢を投入。精度の高いキックで、前線のササ、ルーカスにボールを送り、チャンスをつくろうとした。89分には左→右への大きな展開から栗澤が中に切り込み、後ろに戻したところに宮沢が走りこみシュート。しかしGKがキャッチ。ロスタイムには宮沢の右クロスがファーのルーカスにわたるが、DFに阻まれシュートは打てず。結局、磐田を突き放す2点目は奪えず、激しい試合は1対1で終了。これで2試合連続で、先制を許してからドローで終わる展開となった。

 【選手コメント】《栗澤》「序盤は、どうしてもパスがタテ1本になりすぎてしまった。ナオと規郎が外に張っているだけでは相手も守りやすいと思う。もう少し中盤を経由したサイドチェンジをしていきたかったが。後半は、サイドの選手が中に入ることでその外にスペースをつくり、チャンスにつながる場面が出来つつあった。ゴールの場面は、心の中で(馬場に)『出せ!』と言った。先制点を奪われ、2試合連続で引き分けに終わっているが、追いつくことができて、今までにはなかった雰囲気がチームに出てきている。あとはチャンスを確実に決めていくことが課題」《馬場》「ゴールの場面のFKは、クリさんのところがスカッと空いているのが見えた。もともと加地さんに出すフリで、フェイクを入れて蹴ろうと考えていたが、クリさんの目が『よこせ』と訴えていた。普段から僕の家に来ていて、仲がよい証拠なんでしょう(笑)。自分のコンディションはよい。途中出場が多いが『試合に出たら自分の仕事をしよう』と考えている。今日は、自分が入るまでは中盤が間延びしていたので、ボールを持ったらキープできる時はして、最後ははたいて、ワンツーなどからチャンスをつくろうと考えていた」

 【原監督の会見要旨】「1週間に3連戦の3試合目でもあり、選手の何人かが風邪気味で、試合をやってみないとコンディションが読めないところがあった。磐田もケガ人が多いと聞いていたが、それでも良いメンバーが揃っている。まずは我々のサッカーをしっかりやろうと話していた。今野を左サイドバック、三浦をボランチに入れて、しっかり試合に入ろうと考えた。そのこと自体は決して悪くはなかったが、球足の速いピッチにとまどった部分もあった。また、中盤でボールを拾われることが多かったので、今野を真ん中に、鈴木規を左サイドバックに変えた。それでバランスが取れるようになった。ジュビロは、FWカレンが一列下がってきたり、前線への出入りが多く、掴みにくかった。ピンチもあったが、ササや馬場、宮沢も控えているので、前半は0対0でいき、彼らを勝負どころで投入しようと考えていた。そういう展開に持ち込んだが、その後お互いにスペースが空き、奪われた時に磐田のボランチ河村と船谷に上がってこられ、何度かピンチを作られた。そこをケアするように指示したが、疲れが出てスペースに入られた。ジャーンも警告が3枚累積していて怖さがあったのか、一番大事なところで逃げてしまったような形になった。FW崔に決められた時は嫌な感じがしたが、その中で諦めず、すぐにFKから馬場が出し、栗澤が決めた。勝ち点3を取りたかったが、苦しい試合で負けてしまうと何もならない。今野はやはり真ん中でやった方が彼の良さがでるし、鈴木規は左サイドバックで相手MF太田に対しての守備も対応できていた。そこが収穫。ササをうまく東京のサッカーになじませながらもっとステップアップしていきたい」

 【磐田・山本監督の会見要旨】「前半、ケガ人などいろいろなハプニングがあった中で、若手がアグレッシブにチャレンジしてくれた。チームとして底上げになり、新たな競争が生まれる。価値ある試合になった。技術のある若手が、戦う姿勢を見せ、責任をもってやってくれたことは監督として嬉しいこと。内容的にはミスもたくさんあるが、こういう厳しい日程と暑さの中、田中誠には感謝したいと思う。チームでもフルに出ているし、代表でも出ている。本当にたくましさを感じる。崔は開幕から膝のケガで出遅れ、ここまでずっと本調子ではなかったが、今日はまずまずだったと思う。行けるところまで行こうと話していた。今までは短い時間の出場で、チャンスはあったがなかなか決められず、そこでチーム全体が彼に決めさせてやろうとしていた。今日ゴールしてくれたことはチームとしてもよかった。3人の交代はすべてケガによるもの。ガンバ戦からケガ人が続いているが、日程的な要因が多い。代表のイラン戦からナビスコを経て、連戦となっていることがケガにつながっているのは事実」


Kurisawa Ties It In Thrilling Finish 

The second period also began at a frantic pace. In the 47th. minute Suzuki raced down the left and crossed towards Lucas; the loose ball fell to Kajiyama who drilled his shot wide from a tight angle. In the 48th. minute Nakayama held the ball up for Ota to whip a fierce shot just wide of the right upright. TOKYO replaced Miura with Sasa in the 52nd. minute in a bold attempt to break the deadlock. 
The visitors won a corner shortly after but Konno failed to make a clean contact with the ball and Kurisawa had a penalty shout turned down after seemingly being tripped in the area after a sparkling run through the home defence. Funatani then fired wide for Jubilo as the end-to-end nature of the game continued unabated. Both teams began to be stretched, allowing space for counter attacks and a goal seemed inevitable. In the 65th. minute Moniwa blocked Cullen's shot out for a corner. Suzuki and Konno then combined to block another shot from Cullen before launching a counter attack that led to Ishikawa's cross earning a corner for TOKYO. The Jubilo defence cleared the corner out to Kajiyama who played it back in to Ishikawa; Ishikawa made room for a shot but it struck a Jubilo defender and rebounded to Kajiyama who fired wide. 
TOKYO replaced Ishikawa with Baba in the 75th. minute. Jubilo finally broke the deadlock in the 80th. minute; Kawamura took the ball forward and picked out Choi as the TOKYO defence momentarily froze. Choi finished well and TOKYO were behind with only 10 minutes to play. The visitors heads didn't drop and a piece of quick thinking from Baba led to the equaliser less than a minute later. TOKYO won a free kick near the centre circle, the Jubilo defence was slow to regroup and Baba spotted Kurisawa unmarked inside the area. He played a quick pass forward and Kurisawa finished emphatically to tie the game. 
Moniwa performed heroics to block Nakayama's effort in the 85th. minute. Miyazawa then made his first appearance since June 11th, replacing Kajiyama, with Sasa and Lucas the targets for his accurate long balls. Miyazawa nearly won the game for the visitors in the 89th. minute but Sato held his strike after good work by Kurisawa. Neither side was able to conjure a winner and the game finished 1-1. For the second successive match TOKYO had fought back after conceding the first goal. 

Players' comments 
Kurisawa: 
"For some reason we played too many long balls in the first period of the game. It was easier for our opponents to defend against than Ishikawa and Suzuki using the wings. We should have played the ball through the middle and changed sides more often. There was more space on the flanks in the second half and we were able to create chances. For the goal in my mind I aid "Pass it!" to Baba. For the second game we've come back after falling behind and there's a good atmosphere in the squad right now. We just have to start taking our chances". 

Baba 
"I looked up at the free kick and saw Kuri unmarked in the area. Kaji usually takes those free kicks but Kuri caught my eye and I was able to get the ball to him. I feel like I'm in good condition at the moment. I've been making a lot of appearances as substitute recently and I've just been trying to concentrate on doing my job once I get on the pitch. The midfield was a little sluggish at the time I went on; I thought if I could hold the ball up or play some one-two's then we might create some chances". 


F.C.TOKYO manager Hara 
"It was the third game in a week and a few players were suffering with slight colds so we had to let them play to assess their conditions. We had heard Jubilo had a few injuries but they still put out a strong team. We mainly discussed imposing our style on the game. Konno started at left back and Miura in midfield; we really wanted to make a solid start. That was fine but the pitch was very fast and we lost the ball in midfield quite a lot so we changed the positioning and that improved our balance. Cullen played in a slightly withdrawn position and that made it a little difficult for us to pick him up. We had a few sticky moments but made it to half time 0-0 and we had Baba, Sasa and Miyazawa on the bench for the second half. Some space opened up in the second half and that allowed Kawamura and Funatani to get forward and cause us some problems. The players seemed to be tiring, Jean was on three yellow cards and then we lost our shape at a crucial moment. It was a terrible feeling to concede at that time but the team didn't give and we soon equalised. We wanted the three points but you don't get anything for losing a tough game. Konno shone in the centre and Suzuki played a good game at left back, successfully blocking Ota out of the game. They were bonuses for us today. We want Sasa to adapt to our style and move forward from here". 

Jubilo manager Yamamoto 
"We had injuries in the first half and the young players aggressively challenged for the ball. The standard of the team is rising and there's a new spirit of competition. It was a valuable game for us. As manager I'm very pleased to see talented young players showing their fighting spirit and accepting responsibility on the field. We made a few mistakes but given the tough schedule and the conditions Makoto Tanaka was superb. He's been playing for the national team and he played the full 90 minutes today; I really want to express my gratitude for his performance. He showed what a strong player he is. Choi had a knee injury from the opening game of the season and it's been a long road back to full fitness for him. We felt the time was right today and all the team wanted him to score. It's not only good for Choi himself but it's great for the team. The three substitutions we made today were all for injuries and all are due to the schedule. We've had the World Cup game against Iran, the Nabisco Cup and three league games in a week recently".