GAME RESULT試合結果
第10節 2008/5/03(土)
観衆 12,104人
天候 曇、弱 気温 23.4度 湿度 68%
主審:吉田 寿光 副審:名木 利幸/西尾 英朗 四審:鍋島 將起
J1 第10節
NACK
0-3
試合終了
前半0-2
後半0-1
大宮アルディージャ | FC東京 | |
---|---|---|
得点者 |
15' 梶山 陽平 32' カボレ 74' 長友 佑都 |
|
45' ペドロ ジュニオール → 藤本 主税 60' 金澤 慎 → 森田 浩史 75' 小林 大悟 → 土岐田 洸平 |
選手交代 |
58' 栗澤 僚一 → 大竹 洋平 60' カボレ → 平山 相太 75' 赤嶺 真吾 → 近藤 祐介 |
18 | シュート | 10 |
8 | CK | 5 |
10 | FK | 10 |
07' 片岡 洋介 66' 小林 大悟 |
警告 |
46' 栗澤 僚一 83' 梶山 陽平 |
退場 |
GK | 21 | 江角 浩司 |
DF | 19 | 村山 祐介 |
DF | 3 | レアンドロ |
DF | 5 | 冨田 大介 |
DF | 4 | 波戸 康広 |
MF | 8 | 小林 大悟 |
MF | 32 | 小林 慶行 |
MF | 6 | 片岡 洋介 |
MF | 23 | 金澤 慎 |
FW | 13 | ペドロ ジュニオール |
FW | 10 | デニス マルケス |
GK | 1 | 荒谷 弘樹 |
DF | 22 | 田中 輝和 |
MF | 7 | 佐伯 直哉 |
MF | 17 | 橋本 早十 |
MF | 11 | 藤本 主税 |
FW | 28 | 土岐田 洸平 |
FW | 14 | 森田 浩史 |
GK | 1 | 塩田 仁史 |
DF | 25 | 徳永 悠平 |
DF | 2 | 茂庭 照幸 |
DF | 8 | 藤山 竜仁 |
DF | 5 | 長友 佑都 |
MF | 7 | 浅利 悟 |
MF | 10 | 梶山 陽平 |
MF | 6 | 今野 泰幸 |
MF | 27 | 栗澤 僚一 |
FW | 24 | 赤嶺 真吾 |
FW | 9 | カボレ |
GK | 31 | 荻 晃太 |
DF | 3 | 佐原 秀樹 |
MF | 16 | 池上 礼一 |
MF | 17 | 金沢 浄 |
MF | 30 | 大竹 洋平 |
FW | 13 | 平山 相太 |
FW | 32 | 近藤 祐介 |
【選手・監督コメント】
初のNACK5スタジアムでの対戦、難敵大宮に立ち向かう!
リーグ第10節はアウェイで大宮アルディージャと対戦。前節大分戦では、落ち着いて90分間を戦い抜き、勝利した。今節も耐えるべきところでは耐え、同時に自分たちの時間帯を少しでも長くして勝利したい一戦。アウェイゲームながら、上位に留まるためにも東京のサッカーを貫いて勝ち点3の獲得をめざす。
今節は、センターバックは茂庭と藤山が組み、浅利が中央のボランチを務める布陣で臨むことに。また近藤がケガからあけて復帰し、開幕戦以来のベンチ入り。池上もベンチ入りする一方、ブルーノ クアドロスが足を負傷して戦線を離れた。
対する大宮は、現在4勝3分け2敗で6位。リーグ戦はここ5試合負けなしと好調な上、前節G大阪戦では逆転勝利を果たし、チームの雰囲気も良いはずだ。これまでに培ってきた堅守に加え、今季は樋口靖洋新監督のもと、パスをつなぎながら流動的な動きでチャンスをつくるサッカーが浸透。浦和、鹿島と、現在上位の相手に対しても、粘り強く互角の戦いを繰り広げて、自信もつかんでいる。城福監督も「攻撃面でより自信を深めており、もっとも手強い相手」と警戒する。
大宮はFW吉原、MF斉藤が欠場となったが、FWデニス マルケスのドリブルや、DFとDFの間に飛び出してくる相手攻撃陣の動きには注意が必要。たとえ大宮にボールを支配されても焦らずに守り、反撃のチャンスをうかがいたい。過去の対戦では、終了間際にパワープレーやセットプレーから“やられた”ことも多かった。まさに難敵といえ、最後まで気を抜けない戦いになりそうだが、バランスを重視し、守から攻への切り替えを早くすれば隙は突けるはずだ。冷静にゲームの流れを読みつつ、あきらめない戦いで勝利を!
試合前には前日から降り続いた雨も止み、蒸し暑いNACK5スタジアム大宮。14時5分に東京のキックオフでスタートした。
大宮の支配を許すも、梶山が初ゴール!カボレが2点目を奪う
立ち上がりから大宮は、パスをつなぎながら勢いのある攻撃を仕掛けてきた。開始直後には大宮左MF金澤が攻め上がり、クロス。藤山がクリアしたボールを再びMF金澤が奪い、ミドルシュート。6分には、大宮右サイドバックの村山が攻め上がり、右MF小林大とワンツーをかわしてエリアに抜け出そうとするが、長友が抑えきる。東京は落ち着いて対応し、塩田のセーブや藤山の鋭いインターセプトをはじめ、茂庭も粘り強く守り、決定的なピンチには至らなかった。13分は、中盤でプレスをかわされ、大宮FWペドロ ジュニオールに左エリア内まで抜け出されるが、シュートには藤山も身体を寄せ、塩田が鋭い飛び出しでセーブした。
ボールを奪うと、切り替えを早くして大宮DFの裏を狙い、反撃に転じる東京。15分には茂庭→右に開いていた藤山が前線にロングパスを送る。これに合わせて梶山が中盤からボールの落下点までスルスルと飛び出し、ヘディングで合わせる。ボールはGKの頭上を越えてネットに吸い込まれ、梶山の今季初ゴールで先制した!
その後もお互いに仕掛け合い、16分、大宮FWデニス マルケスがドリブルで持ち込み、右エリアから強引にシュートを打たれるが、塩田がセーブ。19分には、塩田のキックを赤嶺が落とし、カボレとパス交換して再びカボレが左エリア内に抜け出す。スピードに乗ってDFを振り切ろうとしたが、シュートはヒットせず。20分は、長友の左クロスのこぼれを栗澤が粘り強くつなぎ、今野がミドルを放つが枠外に。22分には、大宮MF小林大が右エリア内まで進入。ゴール前に決定的なマイナスのパスを出されるが、FWペドロ ジュニオールは打ち切れず。ピンチを免れた。
25分、大宮陣内で梶山がつなごうとしたパスは一度はDFに阻まれるが、こぼれを奪って前線に攻め上がり、抑えたミドルを放つ。わずかにバーの上に外れて追加点を決めることはできなかったが、迎えた32分、塩田の前線へのキックが、赤嶺と相手DFの頭上を越えて裏に抜ける。ここに走り込んだカボレがワンタッチで、飛び出した相手GKを見極めてループシュート!大宮DFの裏を狙う攻撃が奏功し、相手の隙を突く形で2点を奪い、前半を終了した。