GAME RESULT試合結果

第32節 2014/11/22(土)
観衆 42,059人 
天候 晴、無 気温 13.8度 湿度 67% 
主審:飯田 淳平 副審:西尾 英朗/平間 亮 四審:桜井 大介

J1 第32節

味スタ

HOME

FC東京

1-3

試合終了

前半1-1

後半0-2

AWAY

アルビレックス新潟

FC東京 アルビレックス新潟
07' 河野 広貴
得点者 33' 指宿 洋史
69' レオ シルバ
78' 山本 康裕
71' 羽生 直剛 → 東 慶悟
75' 河野 広貴 → 渡邉 千真
86' 吉本 一謙 → 松田 陸
選手交代 57' 田中 達也 → ラファエル シルバ
83' 指宿 洋史 → 鈴木 武蔵
90'+2 田中 亜土夢 → 岡本 英也
10 シュート 17
7 CK 6
19 FK 22
39' 高橋 秀人
警告 63' ラファエル シルバ
65' 小泉 慶
退場
FC東京先発
GK 20 権田 修一
DF 2 徳永 悠平
DF 3 森重 真人
DF 29 吉本 一謙
DF 6 太田 宏介
MF 4 高橋 秀人
MF 7 米本 拓司
MF 22 羽生 直剛
FW 17 河野 広貴
FW 11 エドゥー
FW 14 武藤 嘉紀
FC東京控え
GK 1 塩田 仁史
DF 30 カニーニ
DF 50 松田 陸
MF 8 三田 啓貴
MF 38 東 慶悟
FW 9 渡邉 千真
FW 39 中島 翔哉
アルビレックス新潟先発
GK 21 守田 達弥
DF 25 小泉 慶
DF 3 大井 健太郎
DF 2 大野 和成
DF 24 川口 尚紀
MF 8 レオ シルバ
MF 6 小林 裕紀
MF 10 田中 亜土夢
MF 23 山本 康裕
FW 9 田中 達也
FW 30 指宿 洋史
アルビレックス新潟控え
GK 22 渡辺 泰広
DF 17 宋 株熏
DF 29 李 明載
MF 13 加藤 大
FW 16 岡本 英也
FW 28 鈴木 武蔵
FW 32 ラファエル シルバ

【選手・監督コメント】

今季最多の観客を集めた味スタにて、リーグ戦が再開


約3週間のインターバルを経てリーグ戦が再開し、第32節アルビレックス新潟戦を迎えた。前節名古屋戦は武藤が貴重な同点弾を決め、引き分けに持ち込んだ。しかし勝ち点は46に留まり、上位との差は開くことに。今節勝利しても6位への浮上を図ることはできず、「選手たちが高いモチベーションを保つには難しい状況(マッシモ監督)」で終盤戦に臨むことになる。同時に、この中断期間には森重、太田、武藤が日本代表の活動に専念。そのため新潟戦に向けた全体トレーニングは実質2日間のみ。チームとしての準備に不安を残すといえるだろう。

ただし、首の負傷のため前節を欠場した権田も復帰。河野も10月26日G大阪戦以来の先発に名を連ね、前線はエドゥー、武藤、河野の形で臨む。また今日の試合で森重がJ1通算200試合出場を達成する。

対する新潟は現在、勝点41で12位に。前節は鹿島に敗れたものの、その直前には上位の鳥栖や川崎に勝利。“波”があることは否めないものの、マッシモ監督は「新潟は良いサッカーをしていて、後半になるにつれて調子を上げている。良いチームであることに変わりはない」と警戒を強める。特に途中加入のFW指宿がフィットし、その高さとMF田中亜の動き出しなどが噛み合い、多彩さを増している。また、前半のアウェイ戦では、武藤のゴールで勝利したものの、新潟MFレオ シルバを捕まえきれず、押し込まれる時間が長かった。東京はここ5試合連続で失点が続いているだけに、できるだけ失点を抑える時間を長くし、自分たちのリズムで試合を進めたい。

何より今季最多となる42059名が来場した味スタ=ホームでアグレッシブに戦い、勝利が求められる一戦だ。日が落ちて冷え込み始めた気候のもと、試合は17時4分に新潟のキックオフでスタートした。

河野のゴールで先制するも新潟の支配を許し……


開始直後から互いに積極的に攻め合い、早い時間帯にゲームは動くことになる。7分、右サイドの徳永が前線のエドゥーにパス。エドゥーは右エリアに回り込むように進入、ドリブルで対面する新潟DFの前に一歩抜け出し、ゴール前にグラウンダーのラストパスを送る。これに河野が合わせ、相手DF2人のあいだを割るように滑り込んで左足で押し込み、GOAL!!狙いどおりの形で先制点を奪った。

これで落ち着いて試合を進められるかに見えたが、先制直後からは新潟のペースに。ボール支配を許し、素早いパスワークやセットプレーからも攻め込まれることになった。ただし守備ではほころびを見せず、集中して対応。反対に21分には、米本を起点に躍動感あふれるプレーでチャンスにつなげる。中央でエドゥーからの落としを受けた米本が左にサイドチェンジ。自らは前線に駆け上がり、太田からのパスを受ける。左エリアで相手DFをフェイントで切り返してシュート体勢に入ったが……わずかにタイミングが遅れ、ブロックされる。28分には武藤が右前線に突破。相手DFをかわしてエリア中央にマイナスのラストパスを送ったがエドゥーには届かなかった。

前半途中には河野がサイドにまわり、新潟のクロスを抑えようと試みたが上手く対応できず再び布陣を戻すことに。それでも流れを変えられず、32分には太田のクロスのクリアから新潟が一気にカウンター。これは羽生が素早い戻りでカットし、CKに逃れたが、このCKから新潟MFレオ シルバにミドルを打たれる。ここでも東京DFが身体を張ってブロックしたが、続く33分、新潟MFレオ シルバとMF小林のパス回しから、MF田中亜が森重と吉本の間を通して東京DFの裏にスルーパス。これに合わせてFW指宿に抜け出され、右エリアからフリーでシュートを決められ………同点に追いつかれた。

45分にはドリブルで中央を上がった武藤がファウルを受け、ペナルティアーク手前からのFKを獲得。しかし太田のキックはDFの壁に阻まれる。結果的に前半のシュートは河野の得点と太田が狙った直接FKのみ。対する新潟には10本のシュートを打たれる展開で後半に折り返すことになった。

3失点を喫してシーズン初の逆転負け


立て直しを図ろうとした後半46分には太田のクロスに合わせ、ファーからエドゥーが走り込み、足で合わせようとしたが競られてスローインを得るに留まった。続いて羽生のパスからCKを獲得。この流れから米本が鋭いミドルを放ったが、GKにパンチングで逃れられた。54分には米本がエリア中央のエドゥーに楔を入れ、エドゥーはダイレクトで右エリアに展開。ここに羽生が飛び込もう込もうとしたが、新潟DFに抑えられる。新潟も攻守の切り替えが素早く、56分には左→中央→右サイドバック小泉にエリア手前からシュートを打たれたが、権田がセーブ。

互いにスピーディな攻撃を仕掛け合った。61分には右エリア外からのFK。太田の早く低いキックに合わせ、ニアに森重が飛び込んだが新潟にCKに逃れられる。ここから吉本が放ったヘディングはわずかに右に。67分、新潟のクリアを徳永がカットし、エリアの河野にパス。河野は相手の激しい守備を受けて倒れたかに見えたが……ノーホイッスル。反対に69分には、新潟・左サイドからのワンツーから、途中出場のFWラファエル シルバが前線に抜け出そうとする。これに対して吉本がのしかかられたかに見えたが、このプレーがファウルを取られ、新潟にFKを与える。この左エリアすぐ手前からのFKをMFレオ シルバに狙われ、強烈なシュートをゴール右上に決められて……。逆転を許してしまった。

東京は71分に東を、75分には渡邉を投入。前線右に渡邉、左に武藤。トップ下に東。高橋と米本のダブルボランチで反撃に臨もうとした。しかしなんとか前に運ぶものの、エドゥーや武藤が徹底的なマークを受けるとともに、新潟の堅守を打ち破ることができない。78分には新潟・左サイドバック川口のフィードから、右前線のFW指宿のキープを許し、中央のMF田中亜が東京のDFの裏にスルーパス。これに合わせてMF山本が飛び出し、徳永がボールをカットしようとしたが、こぼれを再びMF山本に奪われて押し込まれ……あっという間に3失点目を喫することに。

86分、松田を投入し、布陣も3バックに変え、最後まで追い上げに臨もうとした。だが88分、エリアに飛び込んだ松田が新潟ゴールに向かってボールを送るもマウスを横切る。アディショナルタイムには渡邉がボレーを放つがバーを越え、タイムアップ。2点差以上の敗戦は5月24日ナビスコG大阪戦以来。またシーズン初の逆転負けを喫し、順位も8位に後退した。

【選手コメント】
《河野》
「(得点は)エドゥーが縦に突破すると思ったので、信じてゴール前に入っていった。その通りのボールが来て、決めることができたのはよかったが。その後、新潟にボールを回され、僕たちはチームとしてバラバラになった。落ち着きがなくなった。あと2試合しかないが、チームとしてももっとできるというところを見せなければいけない」

《森重》
「先制をして、それで満足してしまった感じ……。勝てるだろうという雰囲気になってしまった。今日はふがいなく敗れてしまったが、ここから2試合、どういうモチベーションで臨むかがすごく大事。一つの試合に責任を持つこと、どんな試合でも絶対に勝つことをめざしたい。サッカーそのものより、姿勢の部分で反省が残る」

【マッシモ フィッカデンティ監督の会見要旨】
「結果を見て明らかだが、難しい試合になった。試合の入り方は良かったと思うが、得点を奪ってから少しプレーが止まってしまった。それが相手に支配される原因になったし、前半のうちに同点に追いつかれることにもつながった。後半は比較的良い形で入ることはできたが、2点目を奪われた後にチームとしてのコンパクトさを失った。最後までトライし続けたが、相手も良いプレーをしていて試合はますます難しくなった。試合間隔が3週間空き、リズムを失っていたかもしれない」

【新潟・柳下 正明監督の会見要旨】
「90分間を通して自分たちのスタイルでゲームができたことは非常に良かった。早い時間に失点を喫したが、選手たちは落ち着いて東京のスペースを上手く突いた。自分たちでアクションを起こし、積極的にゴールを目指した。崩し切れなくとも押し込んで、繰り返しトライしたことが得点につながった。守備に関しても切り替えを早くし、何度か危ない場面はあったものの我慢強く耐えた。90分走りきることは、新潟のサッカーをやる上で非常に大切。それができたことも良かった点。残り2試合だが、今日のようなゲームを続けていきたい」