GAME RESULT試合結果
第23節 2018/8/19(日)
観衆 18,521人
天候 屋内、無 気温 23.6度 湿度 61%
主審:飯田 淳平 副審:川崎 秋仁/田中 利幸 四審:長谷 拓
J1 第23節
札幌ド
3-2
試合終了
前半0-2
後半3-0
北海道コンサドーレ札幌 | FC東京 | |
---|---|---|
53' 都倉 賢 68' 白井 康介 72' チャナティップ |
得点者 |
33' ディエゴ オリヴェイラ 45'+1 チャン ヒョンス |
46' 荒野 拓馬 → 白井 康介 66' 菅 大輝 → 早坂 良太 86' 深井 一希 → 稲本 潤一 |
選手交代 |
72' 永井 謙佑 → リンス 72' 東 慶悟 → 前田 遼一 84' 米本 拓司 → 品田 愛斗 |
10 | シュート | 13 |
1 | CK | 6 |
18 | FK | 18 |
81' チャナティップ 89' 稲本 潤一 |
警告 | |
退場 |
GK | 25 | ク ソンユン |
DF | 35 | 進藤 亮佑 |
DF | 20 | キム ミンテ |
DF | 5 | 福森 晃斗 |
MF | 14 | 駒井 善成 |
MF | 27 | 荒野 拓馬 |
MF | 8 | 深井 一希 |
MF | 38 | 菅 大輝 |
MF | 9 | 都倉 賢 |
MF | 18 | チャナティップ |
FW | 48 | ジェイ |
GK | 1 | 菅野 孝憲 |
DF | 15 | 菊地 直哉 |
MF | 17 | 稲本 潤一 |
MF | 19 | 白井 康介 |
MF | 26 | 早坂 良太 |
FW | 13 | 内村 圭宏 |
FW | 31 | 宮吉 拓実 |
GK | 33 | 林 彰洋 |
DF | 2 | 室屋 成 |
DF | 48 | チャン ヒョンス |
DF | 3 | 森重 真人 |
DF | 6 | 太田 宏介 |
MF | 38 | 東 慶悟 |
MF | 7 | 米本 拓司 |
MF | 8 | 髙萩 洋次郎 |
MF | 39 | 大森 晃太郎 |
FW | 9 | ディエゴ オリヴェイラ |
FW | 11 | 永井 謙佑 |
GK | 1 | 大久保 択生 |
DF | 5 | 丹羽 大輝 |
DF | 25 | 小川 諒也 |
MF | 44 | 品田 愛斗 |
FW | 13 | リンス |
FW | 17 | 富樫 敬真 |
FW | 20 | 前田 遼一 |
【選手・監督コメント】
《チャン ヒョンス選手》
(難しい試合展開でした。試合を振り返って)
「今日の試合は今シーズン戦ってきた試合のなかで、一番悪かったと思う。
2点をリードして後半に入ったにもかかわらず、3点を取られて逆転負けをしてしまった。
自分も含めたチーム全員で反省しなければならない。この試合を機に、もっと強くならなければならない」
(今シーズン初ゴールを決めた感想は)
「太田選手が良いボールをくれて、タイミング良く飛び込むことができた。
得点を決められたことは良かったと思っている」
(次節に向けて)
「試合内容や展開は良かった部分もある。ただ、90分間をとおしてみてみれば、集中力が足りなかったと思う。直近2試合を含めて見ても同じこと。
みんなで試合を振り返り、課題を修正して次の試合に臨まなければならない。
精神的にも強くなる必要がある」
《林 彰洋選手》
(試合を振り返って)
「入り方も良かったし、内容も良い試合だった。
今シーズン一番緩みが出ているのは、2点差になったとき。そこを締めることができなかった。
相手が変則的にやってくるような状況を受けてしまい、試合のなかで修正をしなければいけなかったし、相手に崩されても最後のところでやらせないというところが足りなかった」
(次に向けての修正点は?)
「もう一歩踏み出すしかない。3連敗も今シーズン初めてだったので、挽回するためにやるしかない。
また新たな気持ちで一歩踏み出してやっていきたい」
(後半運動量の違いが出たように感じたが)
「後ろから見ていると、後半動きが止まりつつあった。
2点リードしているという意識は全員少なからず持ってやっていたが、守りに入ろうということはなかった。ただ、アグレッシブさは少なくなってしまったように思う。
リスクを負うことを少し怖がってしまい、できるだけ安全にという感覚になってしまったところが、僕を含め全体にあったのかなと感じている」
《東京・長谷川健太監督の会見要旨》
「2点差をひっくり返されて負けたのが一番悔しい。選手は何とか連敗を止めようと、強い気持ちをもって試合にに入り、素晴らしいゲームをしてくれた。
ただ、残念だったのは後半の入り方。「もう1点取りにいこう」と話しをして後半に入ったが、2点差があるということで少し緩くしまったかなと。
それが、失点にもつながってしまったし、ゴール前の対応が若干あまくなったと思う。
結果的に、後半の入りという部分が、今日の試合の大きなポイントとなった。
ただ、ここのところ先制点を取れなかった試合が続いていた。
そういう意味では今日の試合は前半からチャンスを多く作り、2点リードすることができたので今のチームにとって大きな収穫だったと思う。またこういう形で試合を進めて今度は勝ち切れるように、しっかりと準備をしていきたい。
多くのファン・サポーターのみなさんが北海道まで応援に来てくれて、「何とか」という思いで選手たちも頑張ってくれたが、本当にみなさんに勝利をプレゼントできなくて残念だと思っている。
逆に札幌の方は、行かなくてはいけないという状況のなかで、1点入ったことによって、非常にホームで大きな力に繋がったのかなという風に思っている。
こういう試合で勝ち切れるように、みんなで何とかしていきたいなと思うし、次の天皇杯山形戦と週末の湘南戦に向けて、また1週間切り替えて準備したい」
《質疑応答》
Q=前田選手にはどんな役割を期待していましたか? 「札幌が逆転して引き気味になった場合に、スピード系の選手だけではなかなか難しいので、前線での起点と最後のゴールゲッターというところを期待していた。 トレーニングでも非常に調子が良かったし、怪我明けだったけれど、一発決めてくれればという思いで起用した」
Q=品田選手がJ1初出場でした。
「こういう試合展開だったので、中盤でボールを運ぶ選手が必要だなと。 愛斗はそういうプレーに長けた選手だから、「自信をもってやってこい」と送り出した。 ミドルシュートも持っている選手なので、隙あらば一発打ってこいという話はした」
Q=後半運動量が落ちたことは連戦の影響か?
「体力的にサイドの選手で苦しそうな選手もいたけれど、それ以外の選手は最後まで走っていたと思う。もちろん札幌のメンバー交代もあると思うが、前半リードしたことによって後半は少し緩くなったしまったかなと。 後半もしっかり入って、ゴール前での寄せの部分も前半同様しっかりできていればという風に思っている。もちろん札幌のメンバー交代による、戦術の変化もあると思うが、今日に関しては自分たちの気持ちの問題だということもあったと思う」
《札幌・ミハイロ ペトロヴィッチ監督の会見要旨》
「前半は私が監督になってから一番出来の悪い前半のひとつに数えられるでしょう。
選手たちが少し怖がってしまったのか、ボールがなかなかつなげない展開になり、長いボールを蹴るか、ロストしてしまい、自分たちでボールを持つ展開にもっていくことができませんでした。
やはりボールを蹴るのも怖がる、ミスも恐れる。そのなかでサポートにいく動きも少なくなっていました。
そういう消極的なプレーが続いたなかで2失点をしてしまい、不本意な前半でした。
ハーフタイムに幾つか修正をし、厳しい言葉を掛けました。
後半は立ち上がりから、我々が本来やらなければいけないプレーを選手たちがやってくれました。前からしっかりとプレッシャーをかけて、攻守の切り替えも早くなり、球際で勝てる場面が増えたようにも見えました。
交代で入った選手もしっかり仕事をしてくれたと思います。
試合をとおして、自分達が狙いとするサッカーを展開するには、もちろんチームの成熟度としてまだ時間が必要だと思います。
ただし、前半と後半との違いを選手たちがしっかりと理解をすれば、私たちは成長ができると思います。札幌というチームはどのチームが相手でもチャンスをつくり、得点ができるアイディアを持つチーム。
しかし、そのなかで勝利をも掴むためには、まだまだ選手たちは学ばなければいけない部分がたくさんあります。
ここまで22節、選手たちはよく戦ってくれていて、サポーターがそれを支えてくれていることにも感謝しています。
チームは前進をしています。勝ったり負けたりを繰り返しながら、選手たちは一歩一歩前進をしています。その前進を止めないためにも日々の練習が大事になると思っています。その積み重ねを大事にするためにも、ここからさらに積み上げていきたい。
ようやく連戦を終え、練習をする時間が生まれます。この勝利を噛みしめながら、明日からまたやっていきたい。
強い東京に対して2点差から逆転できたというのは、我々には力があるということを証明したと思います。強い相手にも、自分達の戦いをすれば勝てるということを示せたことは自信につながると思います」