NEWSニュース

2021.7.13[ホームタウン活動]

【7/13追記】「あおあかドリル(運動ドリル)」を東京都内の公立小学校へ配布

【7/13追記】
府中市立若松小学校にて、制作した「あおあかドリルを活用した授業を実施しましたので、実施報告を追記しました。



このたび、子ども達の「運動に親しむ機会」の創出や、「運動・スポーツが楽しいと感じる子どもたちを増やす」取り組みの一つとして、府中市立若松小学校にて、制作した「あおあかドリル」を活用した授業を実施しました。


当日は、コロナ禍ということもあり、消毒や指導スタッフマスク着用をはじめ、プログラムの内容もコロナ禍に併せた身体接触を避けるなどの感染症対策をしっかりと行い、子ども達の安全を確保したうえで実施しました。


子ども達はドリルを片手に、石川CCや普及部コーチ達のお手本やアドバイスを参考に様々な動きにチャレンジ。
うまくいかなくてもあきらめることなく、何回も挑戦していました!!


授業の最後には石川CCより子ども達に向かって、「自宅や休み時間などこのドリルを使って、友だちやおうちの人と一緒に、いろいろな動きにチャレンジして欲しい」とメッセージが送られました。


ぜひ、このドリルにたくさんチャレンジして、「体を動かすことが楽しい」を多くの子ども達に感じてもらえればと思います。
FC東京では今後も、ドリルを活用した授業など、サッカー・スポーツの普及に取り組んでいきます。
府中市立若松小学校のみなさん、ありがとうございました。


この度、FC東京では子ども達の「体力」「スポーツに親しむ機会の向上」に焦点をあてた「あおあかドリル(運動ドリル)」を製作いたしました。



FC東京では、子どもたちに「サッカーやスポーツ、仲間と一緒に体を動かす楽しさを感じて欲しい」という想いから、地域でのサッカー教室やサッカースクールの活動以外にも、小学校などにコーチがお邪魔し子どもたちと一緒に活動する「キャラバン隊」や、教育委員会と連携した教員研修、選手会による小学校訪問など学校と連携した様々なサッカー・スポーツの普及活動や取り組みを行ってきました。
そうした取り組みの中で、「子どもたちの体力向上」や「運動が嫌い・苦手という子どもたちを少しでも減らしたい」、さらには「スポーツ・体育の授業を通して子ども達の心と体を育むためにはどんな取り組みができるのか」ということを検討してきました。
そこで今回、学校の体育科の授業や日常生活の中で、子どもたちが運動・スポーツに親しむ機会を増やすこと、幼少期に様々な運動体験をすることにより、生涯にわたる健康や運動・スポーツを楽しむための基本的な能力を獲得することを目的に、「あおあかドリル」という「運動ドリル」を制作いたしました。


ドリルの作成は、昨年(2020年)のコロナ禍で外出制限期間中に子ども達に室内でも体を動かす楽しさ・きっかけを提供したいとクラブで制作した「運動ドリル」をきっかけに、地域の教育委員会とも検討を重ねながら学習指導要領の「多様な動きをつくる運動遊び」の領域での活用を中心に制作いたしました。

小学校高学年期のいわゆる「ゴールデンエイジ」での動作習得の基礎となる様々な動きを、楽しく体験することを目的に、子ども達自身が自ら取り組むことができる工夫と「ボール」を活用することで小学校中・高学年での「ゲーム」「ボール運動」に繋げることを意識した内容となっています。

制作されたドリルは東京都内6か所の自治体の公立小学校の小学1年生(約10,400人)を対象に無償配布し、授業をサポートする副教材として活用いただきます。
対象となる各学校へは7月上旬より、順次配布されます。
さらに、今後「あおあかドリル」を活用いただいている小学校や教育委員会と連携し、FC東京の普及部コーチが学校にお邪魔し、ドリルを活用した授業の実施など子ども達の体育・スポーツ機会の充実に向けた取り組みを行っていきます。

【概要】
□対象
東京都内の公立小学校103校 1年生(児童数約10,400人)
※2021年6月28日時点での配布先(府中市、三鷹市、調布市、小平市、西東京市、小金井市)

□内容
学習指導要領の「体つくり運動」の「多様な動きをつくる運動遊び」での活用を想定したもの
小学校中・高学年期のさまざまな動作習得の基礎となる多様な動きを体験できるもの
個人での達成感とともに、友だちや保護者と一緒になって取り組めるもの
「ボール」を活用することで、中・高学年期の体育授業での「ボール運動」の基礎となる能力を高めるもの

□仕様
本体:A4判横長、40ページ、フルカラー印刷